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上映フィナーレ舞台挨拶1979年に放送された日本ロボットアニメの金字塔にして、ガンダムの原点『機動戦士ガンダム』の第15話「ククルス・ドアンの島」。 放送以来、劇場版3部作でも描かれることがなかった、ひと際異彩を放つ第15話は、今でもファンの心に残り伝説のエピソードと呼ばれています。 この伝説のエピソードが、ガンダムとアムロの物語『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』の劇場公開から40年の時を経て、待望の映画化。興行収入約11億円となり、大ヒットを記録。上映期間ラストを飾るフィナーレ舞台挨拶を行い、主人公のアムロ・レイ役の古谷徹、ククルス・ドアン役の武内駿輔、本作の主題歌「Ubugoe」を歌っている森口博子、そして監督の安彦良和が登壇しました。 |
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古谷徹、武内駿輔ら登壇初めの挨拶では、古谷「興行収入約11億円を達成できました!鬼滅にはちょっと及ばなかったですけど、十分な成績だと思います。これは何度も劇場に足を運んでくださったみなさんのおかげです。寂しいですが、こうして皆様に感謝を伝える場ができたことを嬉しく思います。今日は、ガチなガンダムファンのみなさんと楽しいひと時を過ごせたらと思ってます。」、武内「こんなにも集まっていただいてありがとうございます。最後の最後に、感謝の言葉と、自分自身の作品に対する思いをお話しできる機会をいただき光栄です。」、森口「また、こうして皆様にお会いできるなんて夢のようです。たくさんの方に愛された作品なんだなと喜びと感謝でいっぱいです。」、安彦監督「何回も見てくれている方がいるというのは承知しているので、今日、ガラガラだったらどうしようと思っていましたが、たくさんの方にお越しいただいて安心しています。ありがとうございます。」とそれぞれ、観客への感謝の言葉を並べ、また安彦監督は自身のキャリアの中でも今までにない経験をしているとのことで、特に親戚やその子どもから映画を見たと写真入りで手紙をもらったりもしたと話した。安彦監督「これは、今までにないことでした。ガンダム映画は内容が難しい傾向にありますが、この映画はどなたに見ていただいても楽しめる内容だっただろうと思います。それと、スタッフとも気持ちよく最後まで仕事ができました。そういったことも含めて、これも僕の変則的なキャリアの中で最初で最後だろうと、感慨に浸っております。」と、心境を明かす。 また、MCより印象に残っているエピソードを聞かれた古谷は初日舞台挨拶で映画の公開を待ってくれていたガンダムファンに感動したということに加え、今まで一度も話していない思い出として、古谷「公開までの間、たくさんの取材を受けたなかで武内くんと一緒に撮影した際、カメラマンから見つめ合ってくださいと言われたんですよ。なので、至近距離で武内くんと見つめ合ったんです。そしたらもう、ときめいちゃって(笑)」とまさかのエピソードが明かされ、続けて古谷は「元々、武内くんはイケメンで好青年と思っていましたけど、間近で見ると顔が綺麗なんですよ。それはずっと思っていたんですけど、なかなか言う機会がなくって・・」と、初共演の武内との仲良しエピソードを初告白。 さらにイベント内では、サプライズで様々なキャスト、スタッフから登壇者へのメッセージが届いているとのことで、それぞれのメッセージが読み上げられる場面も。 まず、森口宛には本作でキャラクターデザインを務めたことぶきつかさから 次に武内には、本作で初の声優デビューを飾りドアンと小さな子供たちを見守るカーラ役を演じた廣原ふうより そして、古谷にはファーストガンダムから古谷と共に演じてきたカイ・シデン役の古川登志夫より以下のメッセージが送られた。 そして、安彦監督には制作スタッフを代表してイム ガヒ副監督から以下のメッセージが。 こうして、メッセージが届くサプライズもあり、会場が盛り上がる中、名残惜しくも時間がきてしまい、古谷は最後を噛み締めるよう呼吸を整えてから「『ククルス・ドアンの島』という映画は、僕の長い声優人生において、誇れる一作になったと、代表作品の一つになったと、心から思っています。それは、皆様のおかげだと心から感謝しております。・・・こんなに嬉しいことはない!」とアムロ・レイの言葉で最後の挨拶を締めくくり、イベントが終了した。 |
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『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』全国公開中 【STORY】 |
【メインキャスト】
アムロ・レイ:古谷徹
ククルス・ドアン:武内駿輔
ブライト・ノア:成田剣
カイ・シデン:古川登志夫
セイラ・マス:潘めぐみ
ハヤト・コバヤシ:中西英樹
スレッガー・ロウ:池添朋文
ミライ・ヤシマ:新井里美
フラウ・ボゥ:福圓美里
エグバ・アトラー:宮内敦士
ウォルド・レン:上田燿司
ユン・サンホ:遊佐浩二
セルマ・リーベンス:伊藤静
ダナン・ラシカ:林勇
マルコス:内田雄馬
カーラ:廣原ふう
【メインスタッフ】
企画・制作:サンライズ
原作:矢立 肇 富野 由悠季
監督:安彦 良和
副監督:イム ガヒ
脚本 : 根元 歳三
キャラクターデザイン:安彦 良和 田村 篤 ことぶきつかさ
メカニカルデザイン:大河原 邦男 カトキハジメ 山根 公利
総作画監督 : 田村 篤
美術監督:金子 雄司
色彩設計:安部 なぎさ
撮影監督:葛山 剛士 飯島 亮
3D演出:森田 修平
3Dディレクター:安部 保仁
編集:新居 和弘
音響監督:藤野 貞義
音楽:服部 隆之
製作:バンダイナムコフィルムワークス
主題歌:森口博子「Ubugoe」(キングレコード)
配給:松竹ODS事業室
©創通・サンライズ