ティーチイン付き特別上映会実施直木賞&本屋大賞受賞作家 辻村深月の大人気小説を映画化!主演に吉岡里帆を迎え、中村倫也、柄本佑、尾野真千子出演。日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描いた、“胸熱”お仕事ムービー『ハケンアニメ!』がじわじわ来ていて絶賛上映中! 5月20日(金)の劇場公開後、スタート時点では興行にやや苦戦を強いられたが、鑑賞した人々から「お仕事映画の最高傑作!」「号泣!」「2022年のベスト映画」と絶賛の声が続々と上がっており、山崎貴(映画監督)、佐久間宣行(プロデューサー)、戸田恵子(女優・作家)、田中将賀(アニメーター)等、劇場で本作を鑑賞した各界の著名人たちも自身のSNSなどで「映画館で見るべき映画」として応援コメントを次々と発信するなど、連日大きな盛り上がりを見せている。こうした熱量の高いファンからの声が後押しとなり、公開から1ヶ月近く経った今、満席続出を受け上映期間の延長を決定した劇場や、新たに上映が決める劇場なども出てくるなど、ロングランに向け爆走劇が始まっている! そんな本作のファンの方々への感謝の気持ちを込めて、大盛況にて幕を閉じた第1回ティーチイン上映会(6/23実施)の反響を受け、吉野耕平監督と、吉野監督と交流のある同じく監督の平尾隆之氏をゲストとしてお迎えし第2回ティーチインを実施!本作を応援し続けてくれるファンへの感謝の気持ちと共に、本作への熱い思いを大いに語った。さらには、第1回ティーチイン上映会で客席に鑑賞者として急遽かけつけた編集・白井役の新谷真弓が今回はMCとして登壇し、大いに盛り上がったイベントとなりました! |
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吉野耕平監督、平尾隆之監督、新谷真弓本編上映後、大きな拍手に包まれ、吉野監督、平尾監督。そして、MCを務める新谷真弓が舞台上に登壇。 吉野監督と平尾監督共に作り手の立場ということで、フリートークのコーナーでは映像作品(映画)を作る楽しさ・面白さに話題に入ると、「今日せっかく会えるということで聞きたいことが沢山あるんですよね!」と新谷さんから促されると吉野監督は「何から聞こうかな笑。あ、『ポンポさん』では本編と劇中劇の差をアニメでどう工夫して表現したのか、どう演出されたのか是非伺いたい」と質問。平尾監督は「とてもコアな話になるのですが、アニメは良くも悪くも嘘がつける。だからこそ、作品の本編では見せる部分、描かない部分をはっきりさせて、反対に劇中劇では実際に実写の法則に沿ってカメラの前で起こったかのように画を忠実に再現し、また本編ではビスタ、劇中劇 次にMCの新谷から質問として、お芝居で両作品が対照的に感じた部分があり、役者の芝居に対して心がけたことを聞くと、先に吉野監督は「『ハケンアニメ!』では多くの登場人物がいて、リアルすぎると先ほどの話にも繋がるんですが、常識人による会話劇となり地味な印象になるのを避けたかったので、アニメーション業界ではこういう人たちがいます!というのをルックも含めて魅力的にかつ知ってもらいたかったので、演技やキャラ付けをしっかり芝居してたのはありますね」と話し、一方平尾監督は「『ポンポさん』ではアニメということでキャラクター自体がかわいくポップではあるので、そこに声(芝居)もキャラクターに寄せると、作られた感という側面が際立ってしまうので、逆に声は真剣なトーンもぶつかり合いという意味で重いトーンも、どっちともとれるし、キャラクターにもふれるような、ナチュラルさを意識していました」と話すと、新谷は「実写作品の『ハケンアニメ!』では芝居でのキャラクター付けが強く、アニメ作品の『ポンポさん』では、アニメでありながらもキャラクターの芝居はより実写のようなナチュラルさがあり、ある種逆転現象が起こっていてとても面白いし興味深いな思いました」とまえのめりに話し、吉野監督も「そうですよね。アニメは視覚的情報が多くビジュアルというところでどうしても体重をリアルに引き戻すために、声でバランスを取っているんですよね」と『ポンポさん』を称賛。そのうえで平尾監督は反対に「『ハケンアニメ!』が凄いのは、こういう経験あるよねという、真に迫るという心の機微が丁寧に描かれていて、一方そこがアニメーションは苦手な部分ではあって、その瞬間の一言と、実写としての実際の人物が演じているリアルな表情の動き一つで一気に掴まれるんですよね。それだけでなく、途中に入る劇中のアニメーションや、実写パートとの場面転換含め、バランスよくまとめながら最後まで見せてくれるので、作品のファンタジーな部分が気にならないっていうのが、本当に良く出来ているなと思いました」と舌を巻いて大絶賛。その言葉に吉野監督、新谷も思わず微笑んだ。 その後も観客からの質問ではアニメーション業界にまつわる話で大きく盛り上がり、イベントの最後に吉野監督から挨拶の言葉では「今回もティーチインとして、このようなイベントを開催頂き有難うございます。今でもまだまだこうして実際に映画をご覧頂いた方々のコメントを直接伺うことができて、本当に励みになっています。本当に有難うございます。」と感謝の気持ちを改めて伝え、平尾監督も「本日は有難うございました。私もコロナ中での上映等で厳しかったこともありましたが、お客様に支えられて『ポンポさん』はロングランできまして、『ハケンアニメ!』もまさにそのような状況で、内容もモノづくりや夢に対する肯定感を与えてくれる素晴らしい作品なので、皆さんで『ハケンアニメ!』を応援していきましょう!」と呼びかけ、大歓声のままイベントは幕を閉じました |
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『ハケンアニメ!』絶賛上映中! 公式サイト: 公式SNS: #残れハケンアニメ |
出演:吉岡里帆 中村倫也 工藤阿須加 小野花梨 高野麻里佳 六角精児 柄本 佑 尾野真千子
原作:辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス刊)
監督:吉野耕平
脚本:政池洋佑
音楽:池頼広
主題歌:ジェニーハイ 「エクレール」(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
制作プロダクション:東映東京撮影所
配給:東映
(c) 2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会