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わたし達の女子会トークイベント

20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた映画『わたし達はおとな』が2022年6月10日(金)に新宿武蔵野館ほかにて全国公開されました。

監督は、「平成物語」(フジテレビ系)、「俺のスカート、どこ行った?」(2019年/日本テレビ)など話題のテレビドラマの脚本を手掛けるだけでなく、「きれいのくに」(2021年/NHK)では、第10回市川森一脚本賞を受賞!さらに、自身が主宰する「劇団た組」で感性鋭い作品を発表し続けている、今最も注目を浴びている演出家・脚本家の加藤拓也。今作がオリジナル脚本による監督デビュー作となります。

この度、主演の木竜麻生と同級生の友人役を演じた菅野莉央、清水くるみ、森田想の女子4人を迎え、わたし達の女子会トークイベントを行いました!
映画『わたし達はおとな』木竜麻生、菅野莉央、清水くるみ、森田想が登壇
『わたし達はおとな』わたし達の女子会トークイベント
日程:6月12日(日)
会場:新宿武蔵野館
登壇:木竜麻生、菅野莉央、清水くるみ、森田想

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木竜麻生、菅野莉央、清水くるみ、森田想が登壇

4人の女優陣は、自分たちが演じた“女子4人組”の関係性について、それぞれ思うところや持論を語る。

優実を演じた木竜さんは、他のシーンが精神的にもキツイ場面が多かったこともあって「このメンバーでの撮影はすごく楽しく撮れてて、楽しんでやってました」と笑顔で振り返る。

菅野さんは自身が演じた臼井について「本読みの段階で『マイペースで、この人だから許される間とかテンポ感で話してください』と言われてて、その感じでいると3人が俯瞰で見える感じになってきて、結果として一歩引いて、みんなを見ている感じ、優実をちょっと突き放す感じになりました。話し方でそういう関係性ができたのかなと思います」と語る。

絵梨役の森田さんは「合コンのシーンで絵梨だけいなかったり、優実と臼井だけのシーンがあったり、誰かがいない描写がリアルだなと思いました。4人だと2対2に分かれたりするけど、必ずしも4人で固まってない感じがイマドキだなと感じましたし、映画を見た人に“不思議な空気感”と言われるのが面白かったです」と明かす。

池田を演じた清水さんは「“4人あるある”“女子あるある”だと思うんですけど、池田は優実のことがちょっと好きじゃないんだなと。トゲがあるというかちょっとだけ優実に対してあたりが厳しい(笑)。キライなんだろうなと思って、加藤(拓也監督)さんとも相談しながらやりました」と指摘し、これには木竜さんも深くうなずき「4人なら会うけど2人だけなら会わないんだろうなというのはありましたね」と女性同士の微妙な関係性のリアリティに同意していた。

一方で、直哉(藤原季節)と優実の関係性に対し、女優陣は本音ではどんなことを感じていたのか? 菅野さんは、2人の会話のやりとりに触れつつ「本人たちが真剣に怒っていても、他人から見たらくだらないし、笑えるところがあって、そこがリアルだなと思いました」と語り、森田さんは「直哉に対して一番『あぁ…』って思ったのは、後輩の脚本を『読んでみて』と言ってトイレに行って、帰ってきたら優実が泣いてて、そこで言った『そんなに嬉しかった?』というセリフ。あの言い方、あれが最初に出てくるのかぁ…って。季節くんがイヤな感じで演じてて、刃がすごいなと思いました」と語る。

清水さんは、藤原さんが演じた直哉について「普段の季節くんをそこまで知っているわけじゃないけど、一緒にいてしゃべっている感じが直哉と似てるんですよね。あの面白い、シュールなニュアンスが出せるのは、季節くんが演じた直哉だからこそだし、優実も麻生ちゃんが演じたからこそ出た優実だなと思います」と2人の持っている個性がそのまま役の空気感に現れていると指摘し「加藤さんは藤原季節をわかり尽くしているなと思います」と納得した様子。優実を演じた木竜さんは改めて2人の関係性について「どっちかだけ悪いとは言えないけど、しんどいことや悲しいことを一緒に背負うのが上手にできない2人だったんだなと思います」としみじみと語っていた。

ちなみに4人はそれぞれ今回が初共演。とはいえ、リハーサルの時間が長く取られていたこともあって、撮影時にはまさに劇中の4人のようなワイワイと仲の良い関係性が醸し出されていたという。

菅野さんは、4人での旅行のシーンが撮影初日だったことに触れ「(前日からホテルに)泊ってたんですけど、修学旅行みたいで本当にうるさかった(笑)」と楽しそうに述懐。清水さんも「ホテルがアンティークな感じでオシャレなんだけど、周りが暗いのにそこだけ明るいから怖くて(笑)、みんな寝れずにとりあえず大浴場に行って、女子トークして、しまいにはモリココ(=森田さん)は私の部屋で寝ました(笑)」と明かす。

森田さんは、アンティークなホテルの部屋に置かれた黒電話で藤原さんと一緒に木竜さんの部屋にイタズラ電話を掛けたことを告白し「非常に楽しかったです!」と笑顔を見せたが、木竜さんは「いま、思い出しました(笑)。本当に怖かったよ!」と当時の恐怖を思い出しながら抗議していた。

この旅行で、森田さん演じる絵梨が温泉に飛び込むシーンが木竜さんは強く印象に残っているそうで「森田想の勢いよく飛び込むさま! あの時の『何やってんの?』という言葉は本当に楽しくなって言ってました。素敵でした!」と森田さんの思い切りのよい飛び込みを絶賛!森田さんは「あのシーンでくるみちゃんの顔を見たら、本当に呆れて『何してんの?』って顔してた(笑)。映画を見た友達からは『あんなヤツと旅行したくない』って言われました」と苦笑を浮かべていた。

清水さんは印象的だったシーンとして、テラスで4人で食事をしている場面を挙げ「あのシーン、本編で使われているのは映像だけで会話している声オフだったんですけど、『もっと笑わせて!』と言われて、ちょっとここでは言えないような話もしました。『なんでこんな赤裸々な話をしないといけない?』と思いながら、すごく頑張って話をして…すごく恥ずかしくなりました(苦笑)。あのシーンが一番大変でした…」と意外な苦労話を明かしていた。

トークの最後に森田さんは、改めて撮影を振り返り「私は一番年下なので、非常に甘え散らかしていまして(笑)、みなさんが頼もしい方たちで、今日も楽しかったです!」と満面の笑み。清水さんは「もう27歳なんで『おとなになったな』と思ったし、たしかに『わたし達はおとな』って言いたいけど、傍から見たら子どもな部分があるんだなって映画を見て、ジワジワ来ました。そういう感覚を持っていただける映画だと思います」とアピール。

菅野さんは「見た後に誰かと感想をシェアしたくなる、『ここってこうだよね?』『こういうことあるよね?』と言い合いたくなる作品だと思うので、ぜひお近くの方に広めていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、最後に木竜さんは「映画を見ていただいたみなさんの前で当時のことなどをお話しできて嬉しかったです」と感謝を口にし「また見たいと思ったら見ていただきたいですし、もうみたくないと思ったら、それも良いと思います(笑)。自由に見て、自由に感想を持っていただけたらいいなと思います。今日はありがとうございました」と語り、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。

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映画『わたし達はおとな』

全国公開中
わたし達はおとな
主演を務めるのは、瀨々敬久監督の『菊とギロチン』(18)で映画初主演を果たし、同年の『鈴木家の嘘』(野尻克己監督)でもヒロインに抜擢され、第40回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞や第92回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞など、その年の多くの映画賞を受賞し、その後、映画、TV、舞台、CMなど幅広い分野で活躍している女優木竜麻生。そして近年、映画『his』(20/今泉力哉監督)や『佐々木、イン、マイマイン』(20/内山拓也監督)などに出演し、2021年には、『くれなずめ』(松居大悟監督)、『明日の食卓』(瀬々敬久監督)、『のさりの島』(山本起也監督)、『空白』(田恵輔監督)など4本の長編映画に出演し、唯一無二の存在感と比類なき演技力が評価され、第13回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞した藤原季節が木竜演じる優実の恋人役・直哉をつとめます。さらに、菅野莉央、清水くるみ、 森田想、桜田通、山崎紘菜ら、加藤監督が信頼する若手俳優陣が集い、次世代の日本映画界を担う若き才能が集結しました。
わたし達はおとな
あらすじ
大学でデザインの勉強をしている優実(木竜麻生)には、演劇サークルに所属する直哉(藤原季節)という恋人がいるが、ある日、自分が妊娠していることに気付く。悩みながらも優実は直哉に妊娠とある事実を告白する。直哉は将来自分の劇団を持ちたいと願っていた。現実を受け入れようとすればするほどふたりの想いや考えはがすれ違っていく・・・。

【(not) HEROINE moviesとは】 
『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』『愛がなんだ』『本気のしるし』を手掛けたメ〜テレと、制作会社ダブがタッグを組み、“へたくそだけど私らしく生きる”、等身大の女性のリアルをつむぐ映画シリーズであり、次世代を担う映画監督と俳優たちを組み合わせ、それぞれの感覚と才能を思う存分発揮できる場を生み出し、輩出するプロジェクトです。何ドンもされない。胸キュンもしない。恋とか愛とか生きるとか自意識とか、考えすぎてこんがらがって。それでももがいて生きている“ヒロイン”になりきれない“ヒロイン”たちの物語。

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木竜麻生 藤原季節
菅野莉央 清水くるみ 森田想 / 桜田通 山崎紘菜
片岡礼子 石田ひかり 佐戸井けん太
鈴木勝大 山脇辰哉 上村侑 中山求一郎 諫早幸作 伊藤風喜 鳥谷 宏之  平原テツ

監督・脚本:加藤拓也 音楽:谷川正憲 製作:狩野隆也 松岡雄浩 宇田川寧 エグゼクティブプロデューサー:服部保彦 プロデューサー:松岡達矢 柴原祐一
撮影:中島唱太 照明:土山正人(JSL)録音:小野川浩幸 紫藤祐弥 美術:宮守由衣 装飾:桑田真志 編集:田巻源太 衣裳:加藤みゆき ヘアメイク:内城千栄子 助監督:土岐洋介 ラインプロデューサー:谷川詩織 製作幹事:メ~テレ 配給:ラビットハウス 宣伝:フィノー 製作プロダクション:ダブ
©2022「わたし達はおとな」製作委員会 公式

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