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本編映像が解禁
この度、20代の等身大の恋愛の危うさと歯がゆさを描いた映画『わたし達はおとな』を2022年6月10日(金)に新宿武蔵野館ほか全国公開いたします。
この度、本作の本編映像が解禁となります!
今回解禁となったのは、体調不良でつらそうな様子をみせながら、恋人である直哉のために朝食を作ろうと準備する優実と、「大丈夫?」と彼女を心配する素振りをみせながら、自分の朝食すら優実任せで手伝おうともしない直哉を映し出した1シーン。半同棲生活を送る二人にとってあまりにも日常すぎる光景ではあるが、木竜麻生、藤原季節が演じる優実と直哉の自然なやりとりと、覗き見ているかのようなカメラアングルが“日常感”をことさら強く強調し、彼らの生活を“リアル”に感じられる。それ故に、恐らく誰もが「自分でやれよ!」と突っ込みたくなる絶妙な違和感が見事に滲み出た一幕だ。
このシーンのみならず、本作では思わずイラっとしたり、カチンときたり、あれ?と違和感を感じる恋愛においての“闇あるある”が実は満載!思いがけない妊娠を機に、現実を受け入れようとすればするほどすれ違い、距離が離れていく優実と直哉の生活には、恋愛においての「これ絶対やっちゃダメ」が詰まっているかのようで、これまでにない教訓を得られる恋愛映画と言えるかも!?友達同士はもちろん、あえて大切なパートナーと一緒に観てみるのもいいのでは?どんな“闇あるある”が描かれるかは、ぜひ映画館でお確かめください!
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応援コメントが到着
さらに、本作を観た著名人も唯一無二の世界観で描かれた恋愛映画の虜に!
映画公開に先駆け、本作を鑑賞した俳優の安達祐実、俳優の鈴木浩介らから、映画公開を記念して応援コメントが到着!
以下、コメント ※50音順・敬称略
■安達祐実(俳優)
悲しみと苛立ちと平常心がごちゃ混ぜになります。
成人だけど大人じゃない姿は、年齢を重ねても人はさほど変わらないのかもしれないと、可笑しくもあり、やるせない気持ちにもなります。
■岩井俊二(監督)
その猜疑心も、怒りも、狂気も、何ひとつ特別なことじゃない。この世界にはそんな葛藤がそこかしこに渦巻いている。カフェの隣の席の二人にしかわからない世界の中で。新しい命の誕生という聖域の傍らで。
■串田和美(俳優・演出家・舞台美術家)
僕が高校三年生だった1960年、ゴタールの「勝手にしやがれ」を観て自分勝手な、だからこそ大きな衝撃を受けた。この感覚は年寄りにはわかるまいと思った。それから60年以上経ち加藤拓也の「わたし達はおとな」を観た。2022年の高校生や大学生はあの時のような感覚の揺さぶりを感じるのだろう。そしてこの感覚は年寄りにはわかるまいと思うのかな?少し悔しい。
■佐藤玲(女優)
「どうしようか、私。」
また、明日がやってくるという、希望の顔をした現実を味わいながら。
エンディングのその先にどれだけの選択肢があるのか、想像せずにはいられない。
■SYO(物書き)
衣装や小道具、空間に人物の経済状況が見える。そして生活が立ち上がる。
だからいたたまれず、突き刺さる。未熟な心も、軽薄だが切実な言葉も。
映画という嘘を真実にする、総合演出力。賢しいほどに上手い。
■鈴木浩介(俳優)
私がわたしで。
私が大人じゃなくて、おとなだった頃をこの作品を拝見して想いました。
演劇にしか出来ない事、だけじゃなくて、映像にしか出来ない事だって出来るんですね。無敵です。
静かに穏やかに役者を見守るいつもの眼差しがカメラの向こうに確かにありました。
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『わたし達はおとな』
2022年6月10日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国公開
公式HP:
https://notheroinemovies.com/
大学生の男女二人の生活を覗き見しているような圧倒的リアリティを追求した映像と、それに伴う妙な緊張感が観るものを強く引き込むかつてない恋愛映画
監督は、「平成物語」(フジテレビ系)、「俺のスカート、どこ行った?」(2019年/日本テレビ)など話題のテレビドラマの脚本を手掛けるだけでなく、「きれいのくに」(2021年/NHK)では、第10回市川森一脚本賞を受賞!さらに、自身が主宰する「劇団た組」で感性鋭い作品を発表し続けている、今最も注目を浴びている演出家・脚本家の加藤拓也。今作がオリジナル脚本による監督デビュー作となります。制作は、『勝手にふるえてろ』(17/大九明子監督)、『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督)、『愛がなんだ』(19/今泉力哉監督)、『本気のしるし』(20/深田晃司監督)を手掛けてきたメ〜テレと、制作会社ダブ。本作は新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノット・ヒロイン・ムービーズの第一弾公開作品として制作されました。
主演を務めるのは、瀨々敬久監督の『菊とギロチン』(18)で映画初主演を果たし、同年の『鈴木家の嘘』(野尻克己監督)でもヒロインに抜擢され、第40回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞や第92回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞など、その年の多くの映画賞を受賞し、その後、映画、TV、舞台、CMなど幅広い分野で活躍している女優木竜麻生。そして近年、映画『his』(20/今泉力哉監督)や『佐々木、イン、マイマイン』(20/内山拓也監督)などに出演し、2021年には、『くれなずめ』(松居大悟監督)、『明日の食卓』(瀬々敬久監督)、『のさりの島』(山本起也監督)、『空白』(田恵輔監督)など4本の長編映画に出演し、唯一無二の存在感と比類なき演技力が評価され、第13回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞した藤原季節が木竜演じる優実の恋人役・直哉をつとめます。さらに、菅野莉央、清水くるみ、 森田想、桜田通、山崎紘菜ら、加藤監督が信頼する若手俳優陣が集い、次世代の日本映画界を担う若き才能が集結しました。
【あらすじ】
大学でデザインの勉強をしている優実(木竜麻生)には、演劇サークルに所属する直哉(藤原季節)という恋人がいるが、ある日、自分が妊娠していることに気付く。悩みながらも優実は直哉に妊娠とある事実を告白する。直哉は将来自分の劇団を持ちたいと願っていた。現実を受け入れようとすればするほどふたりの想いや考えはがすれ違っていく・・・。
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【(not) HEROINE moviesとは】
『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』『愛がなんだ』『本気のしるし』を手掛けたメ〜テレと、制作会社ダブがタッグを組み、“へたくそだけど私らしく生きる”、等身大の女性のリアルをつむぐ映画シリーズであり、次世代を担う映画監督と俳優たちを組み合わせ、それぞれの感覚と才能を思う存分発揮できる場を生み出し、輩出するプロジェクトです。
何ドンもされない。
胸キュンもしない。
恋とか愛とか生きるとか自意識とか、考えすぎてこんがらがって。
それでももがいて生きている“ヒロイン”になりきれない“ヒロイン”たちの物語。
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木竜麻生 藤原季節
菅野莉央 清水くるみ 森田想 / 桜田通 山崎紘菜
片岡礼子 石田ひかり 佐戸井けん太
鈴木勝大 山脇辰哉 上村侑 中山求一郎 諫早幸作 伊藤風喜 鳥谷 宏之 平原テツ
監督・脚本:加藤拓也
音楽:谷川正憲
製作:狩野隆也 松岡雄浩 宇田川寧 エグゼクティブプロデューサー:服部保彦 プロデューサー:松岡達矢 柴原祐一
撮影:中島唱太 照明:土山正人(JSL)録音:小野川浩幸 紫藤祐弥
美術:宮守由衣 装飾:桑田真志 編集:田巻源太
衣裳:加藤みゆき ヘアメイク:内城千栄子 助監督:土岐洋介 ラインプロデューサー:谷川詩織
製作幹事:メ~テレ 配給:ラビットハウス 宣伝:フィノー 製作プロダクション:ダブ
(not) HEROINE movies第一回作品 メ~テレ60周年
©2022「わたし達はおとな」製作委員会
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