南翔太ｘ石黒賢ｘ髙橋昌志ｘ六車俊治監督『狼 LONEWOLF』トークイベント

『狼 LONEWOLF』トークイベント

スタントの世界の裏側とスタントマンの生き様をCG無しの本格アクションで描いた映画『狼 LONEWOLF』が、2022年12月23日（金）より公開となります。公開に先立ち、5月27日（金）から6月9日（木）にかけて新宿武蔵野館とシネマカリテで開催される「新宿東口映画祭2022」にて6月５日（日）、新宿武蔵野館で先行上映され、上映後にはトークイベントが実施されました。主人公のモトクロスのプロレーサー、星アキラ役を演じた南翔太さん、亡き父の親友であり、元スタントマン役の石黒賢さん、父の事故死の原因を作った元スタントマン、大久保豪役を演じ、プロデューサーも務める髙橋昌志さん、プロデューサーであり監督の六車俊治さんが登壇。イベントでは、スタントの世界の実情や裏話などを語って大盛り上がりのイベントとなりました。

「新宿東口映画祭2022」
『狼 LONEWOLF』先行上映後トークイベント
日程】：６月５日（日）
会場】：新宿武蔵野館
登壇：南翔太、石黒賢、髙橋昌志、六車俊治監督
※髙橋昌志の「髙」は「はしごだか」が正式表記

南翔太、石黒賢、髙橋昌志、六車俊治監督

スタントの世界の裏側とスタントマンの生き様をCG無しの本格アクションで描いた映画『狼 LONEWOLF』が、2022年12月23日（金）からの公開に先駆けて5月27日（金）から新宿武蔵野館とシネマカリテにて開催されている「新宿東口映画祭2022」にて6月５日（日）、新宿武蔵野館で先行上映され、上映後にはトークイベントが実施されました。主人公のモトクロスのプロレーサー、星アキラ役を演じた南翔太さん、亡き父の親友であり、元スタントマン役の石黒賢さん、父の事故死の原因を作った元スタントマン、大久保豪役を演じ、プロデューサーも務める髙橋昌志さん、プロデューサーであり監督の六車俊治さんが登壇。

トークイベントでは主演を務めた南翔太は「2021年6月にクランクインしてちょうど1年。このような舞台に立てて光栄です。スタントが多く、緊張の毎日でした。撮影前には、髙橋昌志さんから、肌が白いので焼いてくれ。と言われて、映画の撮影前に初めて日焼けサロンに通いました。」と挨拶。続いて石黒賢は「昨年の頭に髙橋昌志さんから連絡を貰った。元々は中学時代の隣の中学の1つ先輩。当時から目立つ人だった。僕が高校3年生でデビューして、1年経った頃に、スタントマンになっていた髙橋昌志さんと再会した。それから何十本とご一緒してきた」と述べた。皆からトークに登場した髙橋昌志は「スタントは何十年と経験しているが俳優としては新人。俳優は本当に大変。スタントで痛い方がラク。」と語った。さらに「これまで経験してきたスタントのなかで本作のラストに登場するスタントシーンが、一番危険なスタント。最近ではCGが多く、挑んだスタントは、ハリウッドでも30年は誰もやったことがない」と結んだ。最後に石黒賢は「スタント、そして演技がスクリーンには全て映し出される。生身の人間が演じることを信じたい。」とし、イベントを閉じました。

「新宿東口映画祭2022」

5月27日から6月9日にかけて新宿武蔵野館とシネマカリテで開催。2021年5月、新宿武蔵野館とシネマカリテで初めて開催された「新宿東口映画祭」は、新宿から映画文化を発信し、街全体を活性化、観客をはじめ地域の人々が一緒に楽しくなることを目指す映画祭。第2回目となる本年は、「こころ煌（きら）めく」をテーマに、様々な世代の人々がそれぞれの青春時代に心を煌めかせた数多くの映画の中から、「また観てみたい」と思える作品を選りすぐり上映。新作映画では、香港を代表する七人の巨匠が異なる時代の香港を描いたオムニバス映画『七人樂隊／Septet: The Story of Hong Kong（原題）』、現代を生きる20代の恋愛をリアルに描いた『わたし達はおとな』、寡黙なスタントマンの生き様を映像で表現した『狼 LONE WOLF』の3本を上映。さらに、企画上映として、実写とアニメーションの無声映画を上映。実写の『カリガリ博士』は、今回の上映会場である武蔵野館でかつて弁士として活躍していた徳川夢声と福地悟朗の音声を復元し上映。もう1本の『陽気な巴里っ子』は、徳川夢声のお気に入りの作品で、パリの享楽を描いている。さらに、今回の上映では弁士の第一人者・澤登翠が作品を説明する。アニメーションは＜日本アニメの青春時代＞と題し、1920年～30年代の短編無声アニメーション6本を上映。1932年（昭和7年）に約50年後の1980年の世界を空想して製作された『大当たり空の円タク』などがラインナップされている。

『狼 LONEWOLF』

１２月２３日(金) 新宿武蔵野館にて公開

あらすじ
スタントの世界の裏側とスタントマンの生き様を描き切る、CG無しの本格アクション映画！ スタントに賭ける人々の物語！
星アキラは10歳の時に母とアメリカのLAに渡り、モトクロスのプロレーサーになる。しかし、母の死をきっかけに日本に戻る。その裏には、亡父の事故死の原因を作った元スタントマン、大久保豪への強い憎しみがあった。アキラは元スタントマンの藤堂仁からスタントを学び、豪にモトクロスバイクで勝負を挑む。が、豪は勝負から逃げる。１ヶ月後。アキラに仕事の依頼が来る。“ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブ”。それは、日本人が誰も成功したことのない、アキラの父が事故死したスタントだった。アキラと豪と仁は、運命の糸にたぐり寄せられるように決戦の日を迎えるのだった…実力派俳優が集結！六車俊治監督が描くスタントに賭ける人々の物語！