鈴木京香、三浦友和ほか豪華キャスト勢揃い！『救いたい』完成披露試写会報告

映画『救いたい』

は、11月22日（土）より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショーとなります。

その公開直前イベントとして、鈴木京香、三浦友和の他、貫地谷しほり、渡辺大、中越典子など豪華キャストが勢揃いした舞台挨拶が行われました。

日　程：11月10日（月）
会　場：よみうり大手町ホール 大ホール
登壇者：鈴木京香、三浦友和、貫地谷しほり、渡辺大、中越典子
神山征二郎監督、川村隆枝(原作者)

鈴木京香さん：宮城県で麻酔科医を務める役をさせていただきました。旦那様はこの素敵な三浦友和さんです。本当に素敵な映画に仕上がってます。ゆっくりご覧になって下さい。

三浦友和さん：観終わったとに良かったとか、感動したっていう声は聴けると思いますが。面白かった！と言う映画では決してありません。だから観てほしい観てほしいというタイトルではありませんが。感動したとか良かったと思ったら必ず周りに奨めていただきたい映画です。

貫地谷しほりさん：とても大切な作品になりました。こんなに素敵な方々とこの場に立てること幸せに思います。　

渡辺大さん：僕はですね。間違えて・・有楽町のよみうりホールに行き、あわてて大手町に来ましたので、心中穏やかではありません。皆様には心温まる穏やかな作品になっていると思います。

中越典子さん：今回看護師を演じさせていただきました。きっと胸に突き刺さる何かがあると思いますのでどこか覚悟してご覧ください。皆さんの胸に届くといいなと思います。

川村隆枝先生：仙台医療センターの麻酔科の河村です。念願の麻酔科医がモチーフの映画が完成しました。手術場の情景を観ることで、皆様の安心していただければと願ってます。

神山征二郎監督：私の29作目の作品です。今日は新人監督のようにドキドキしています。楽しんでいってください。

河村先生：私のエッセーを遥かにしのぐ映画に作っていただき。医療のことだけではなく被災地の皆様のことも入っていて、広く言うと日本人の優しさ、逞しさ、頑張りがにじみ出ていて勇気と力を感じ取っていただければと思います。

鈴木さん：今回、宮城出身だからこそ中途半端にできないと思いました。地元の皆さんとふれあいを重ねながら作っていきました。そこで必死に生きている人をしっかり描かれていますので、素直に演じました。夫婦の在り方が素敵で、憧れました。もたれ掛っているのではないのに、支え合っているイメージ。三浦さんのセリフで素敵なものがあるのですが・・観てください。

三浦さん：３．１１のその後を描いた作品。僕は映画好きで、それは現実を忘れさせてくれるからでもあるのですが。今回は現実を見せつけられる映画です。ですから、いつもと違う思いで仕事をさせていただいて、結果引き受けて良かったと思ってます。

貫地谷さん：勇気のいる本でしたが、演劇研究所に通っていたころ監督が観に来てくださっていて、憧れていた監督の作品に出られるということでやらせていただきました。地元の方々が良くして下さって。。。それから宮城にいるのに牛タンではなくタイ料理ばかり行ってました。

渡辺さん：初めて貫地谷さんとお会いして。ものすごく緊張して最初は話せないでいたんですけど。仲良くなった日からタイ料理に一緒に行きました。3年を経て、現実を直視することになりました。でも、現地の方々は前をみて進んでいたので、僕も前を見なきゃと思いました。

中越さん：私は震災の時に何も出来なかったことに罪悪感があったのですが、これを機会に参加させていただいて観た人に勇気をもらえるような作品にしたいと思いました。

鈴木さん：大変な状況の中一歩一歩進んでいる現状を一人でも多くの皆様に知っていただくために、是非この映画を伝えていただけたらと思います。監督の思い。キャストの思い。原作の河村さんの思い。地元のみんなの思いが少しずつでも心に残りますようにと願っております。どうぞみなさん！よろしくお願いいたします。

映画『救いたい』

は、１１月２２日（いいふうふのひ）(土)新宿ピカデリー他全国ロードショーです！

公式HP http://sukuitai-movie.jp