10月11日(土)~13日(祝・月)の期間開催中の第六回下北沢映画祭にて、映画『日々ロック』のスペシャルイベントが開催されました。
ゲストには蛭子能収さんがバンドデビューしたことで注目を浴びた“犬レイプ”こと“The SALOVERS”。衝撃の問題歌「百姓勃起」の生演奏を披露…と思いきや、急遽、出演者の前野朋哉さんが駆け付け、劇中で蛭子さんのポジションに加わり、一日限りのメンバーでパフォーマンスを披露しました! 打ち合わせなしにもかかわらず、違和感なく見事な一体感が生まれ、サビでは一緒に掛け声をかけるほど会場は大盛り上がりとなりました。 また、入江監督のトークショーでは最新作『日々ロック』について語り、The SALOVERSの出演経緯も明らかに…!?音楽の街・下北沢にマッチした濃厚なイベントとなりました! |
|
下北沢映画祭×映画『日々ロック』イベント
日時:10月11日(土) わたなべりんたろうさん(以下、わたなべさん):本日はどうぞよろしくお願いします!まずは、『日々ロック』の予告編からご覧いただきましょう。
“The SALOVERS”のライブパフォーマンス ここで“犬レイプ”「百姓勃起」 パフォーマンス |
|
入江悠監督(以下、監督):いや~The SALOVERSすごいよかったよ! 泣きそうになった。今日の古舘くん一際かっこいい!! それにしても前野くんのメンタル半端ないね。(笑) 前野朋哉さん(以下、前野さん):ライブって大変ですね… 監督:映画では犬レイプの観客ってほぼゼロなんですよ。 The SALOVERS 古舘佑太郎さん(以下、古舘さん):だから、可能性のない曲を作らなきゃいけなくて…逆に難しかったです。(笑) わたなべさん:古舘さんは漫画もともと読んでいたんですか? 古舘さん:漫画は1年前くらいから読んでいて、すごいアツい作品じゃないですか。だから、自分の気を高めるアイテムになっていました。 監督:YoutubeでThe SALOVERSのPV見て、彼らならできるかなって。特に古舘くんには東映のピラニア軍団みたいに演じてもらったんですよ。だから、至る所に映りこんでます。 前野さん:しかも壁食べてるんですよね。(笑) 監督:そう、始めどんなもんかなって思って、“壁食べてみてください”って言ったら本当に食べてくれて… 古舘さん:いや、その時、ベースの小林が遅刻したんですよ。 監督:しかも古舘くん、要求に全部応えてくれたんですよ。 古舘さん:僕、『桐島、部活やめるってよ』が好きで、落合さんや前野さんと共演できるのがすごく嬉しかったんですよね。だから、より頑張れました。 監督:古舘くんは助監督並に厳しかったですよ。(笑)メンバーが間違えると僕より先に“おい!”って注意してくれて… 前野さん:蛭子さんの頭鷲掴みしてたけど、蛭子さん怒らなかったよね。(笑) 古舘さん:蛭子さんはマイペースでしたね。(笑) |
|
わたなべさん:実はそろそろお時間がなくなってきてまして… 最後にQ&Aだけできたらと。質問のある方いらっしゃいますか? 観客:一番大変だったシーンはありますか? 監督:ラストの屋上のシーンですね~ 前野さん:それ一番言いやすいところじゃないですか。(笑) 監督:先に言っちゃおうと思って。(笑) 古舘さん:僕は…演じるのが初めてだったので、全て大変でしたけど、中でも、蛭子さんがすぐ帰りたいって言うからマネジメントが大変でした。(笑) 前野さん:全部大変でしたけど…大変というか、二階堂さんにボコボコされるシーンは気持ちよかったですね。(笑) |
|
わたなべさん:それでは、最後に特別映像を見て、一言づつお願いします!
監督:この作品はパワーがすごいです!!ぜひ観てください! 前野さん:劇場で観てほしいです!ライブ感がすごいので、家で観るんじゃ 古舘さん:せっかく映画に出演することができたので、 映画『日々ロック』は 公式サイト:http://hibirock.jp/ |
ストーリー
金なし風呂なし彼女なし。童貞ヘタレロッカー・日々沼拓郎(野村周平)。
そんな拓郎が友人の草壁(前野朋哉)、依田(岡本啓佑)とともに結成した名前からして猛烈ダサいバンド“ザ・ロックンロールブラザーズ”は、知る人ぞ知るライブハウス「モンスターGOGO」に住み込みで働いていた。鬼より怖いオーナー・松本(竹中直人)に「家賃も払えねえゴミくずども!」と罵られつつ、ステージに立たせてもらうどん底な日々。拓郎は全裸でギターを抱え、魂を奮いたたせて歌うが、客は毎回数えるほどだった。ある晩、ライブをしていた三人の前に酔っぱらった女が乱入してきた。
「お前、童貞だろ?生の女抱いてからロックしな!」。拓郎の頭をビール瓶でぶん殴り、強引にギターを奪った女は名曲の「雨あがりの夜空に」を熱唱し、観客の心を鷲づかみにしてしまう。松本の姪っ子だという彼女の名前は、宇田川咲(二階堂ふみ)。斬新なスタイルでカリスマ的な人気を誇るデジタル系トップアイドルだ。フロアは大混乱、咲と三人は血とゲロにまみれた大乱闘。
だが迎えのリムジンに飛び乗る直前、彼女はこう言い残して去っていく。
「お前らダセーけど、けっこー良かったぞ!」少しずつ距離を縮めていく咲と拓郎たちだったが・・・。
“史上最強のロックバカ”と“凶暴なアイドル”の運命は!?
拓郎の叫び=『日々ロック』は本当に、世界を変えることができるのか!?
原作:榎屋克優「日々ロック」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載中)
監督:入江悠(『SR サイタマノラッパー』、『ジョーカー・ゲーム』)
音楽プロデューサー:いしわたり淳治
共同脚本:吹原幸太(劇団ポップンマッシュルームチキン野郎・主宰。
「超絶☆絶叫ランド(TBS系)」、「ガッ活!(NHK)」)
出演:野村周平 二階堂ふみ 前野朋哉 落合モトキ 岡本啓佑 古舘佑太郎
喜多陽子 / 毬谷友子 蛭子能収 竹中直人
劇中曲提供:黒猫チェルシー、The SALOVERS、滝 善充(9mm Parabellum Bullet)、
DECO*27、爆弾ジョニー、細身のシャイボーイ、ミサルカ、忘れらんねえよ(五十音順)
制作・配給:松竹
(C)2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社