映画情報どっとこむ ralph 代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」葛飾北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』が遂に本日、5月28日(金)より劇場公開となりました。

本作は、その人生に関する資料がほとんど残されていない北斎の生涯を、現存する資料や史実、作品が生まれた年代などを繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリーで、今までほとんど語られる事のなかった青年時代の北斎をも描いています。

映画『HOKUSAI』が描くのは、流行り病や権力者による表現への弾圧など、決して自由とは言えない制約された状況でも、何ものにも屈せず、“自分らしさ”を貫き通した葛飾北斎の生き様。

そんな本作の公開を記念し<今だからこそ映画『HOKUSAI』をニッポンに届けたいスペシャル!!>と題した、映画公式オンライントークLIVE番組を、公開初日の5/28(金)20:00より生配信しました!
0528_映画『HOKUSAI』オンラインイベント
今だからこそ!映画『HOKUSAI』をニッポンに届けたいスペシャル
配信日時:2021 年 5 月 28 日(金)
配信場所:番組アーカイブ
出演:柳楽優弥/玉木宏/瀧本美織/橋本一監督
MC:赤ペン瀧川先生

映画情報どっとこむ ralph 孤高の絵師・葛飾北斎の知られざる生涯を初めて描く、映画『HOKUSAI』が本日ついに全国公開。同日には「今だからこそ映画『HOKUSAI』をニッポンに届けたいスペシャル!!」と題した映画公式オンライントークLIVEイベントが行われ、本作で葛飾北斎の青年期を演じた主演の柳楽優弥、喜多川歌麿役の玉木宏、北斎の妻・コト役の瀧本美織、橋本一監督が参加した。
0528_映画『HOKUSAI』オンラインイベント
イベントでは、MCの赤ペン瀧川によるスライドを使用した「3分でわかる『HOKUSAI』プレゼン」からスタート。「謎多き絵師・葛飾北斎」「レジェンド絵師大集合」「歩み続けた男の一生」などのワードから映画の魅力に迫った赤ペン瀧川のプレゼンに柳楽は「最高でした!聞きやすくて改めて映画の魅力を感じた」、玉木は「補足なし!」、瀧本は「まるで1本の映画を観た気分!あ…それじゃダメか。皆さん映画を観てください!」と天然コメントで笑わせた。

また「超厳選!! 私の好きな『HOKUSAI』イチ推シーン!!」のコーナーでは、キャスト陣それぞれがお気に入りの場面を紹介。老年期の北斎(田中泯)が、青い絵具を手に雨中で舞う北斎ブルーが生まれたシーンを挙げた柳楽は「北斎がようやくこの色に出会えたという喜びがダンスを交えて表現されているのはさすが」と一発本番で捉えられた田中の表現力を絶賛。玉木も「見入ってしまうパワーを感じる」とたじろぎ、瀧本も「身震いしました。気迫がスゴイ」と目を丸くしていた。

青年期の北斎(柳楽)が、絵を描く意味を見出せずにもがき苦しみ、海に飛び入り生死の淵までたどり着いた後に、自分らしさを見出して波打ち際で砂に絵を描くシーンをピックアップしたのは玉木。このシーンに柳楽は「最初に監督が率先して海に入ってくれて、その背中をキャストとスタッフがぽつんと見ていた。その瞬間に現場が団結した気がする」と回想。瀧本も「私もこのシーンはお気に入りです」と明かした。

コト(瀧本)が青年期の北斎(柳楽)に子供を身篭ったことを告げるシーンをおススメに挙げた瀧本は、柳楽とのキスシーンもあることから「自分で選んでおきながら…恥ずかしい!」と赤面も「でもすごくいいシーン」と自信たっぷりにコメントを寄せた。ちなみにこのキスシーンは瀧本曰く「当初は台本にはなくて、撮影地の京都に着いた当日に監督と話し合って生れました」と知られざる舞台裏を紹介した。その相手役となった柳楽は「このシーンには女性の強さを感じる。今の時代でも共感できる場面だと思います」と納得していた。

柳楽は、演じた北斎について「僕にとって北斎は憧れのアーティスト。圧倒的であり、アーティストの鏡のような人物。大尊敬。僕に勝てるところは何もない!」とリスペクト。一方、北斎のライバルである歌麿を演じた玉木は「まさか歌麿を演じる機会があるとは…」と有名絵師役抜擢に驚きながらも「女性を描くことを得意としていた人なので、濡れ場に近いような気持ちで演じたところもある」と撮影時の心境を打ち明けた。

この日、緊急事態宣言が6月20日まで再延長されることが決まったが、東京での映画館の営業については休業要請から時短要請に切り替わった。これに橋本監督は「これで上映館も増えますので、お近くの映画館で存分に作品を楽しんでほしい」と期待。瀧本も「辛い状況はまだ続きますが、この映画はそんな状況をも乗り越えられるような生き抜く力をくれる作品」とアピール。玉木は「こんな時だからこそ、この作品から力強いメッセージを感じてほしい」と祈願。主演の柳楽は「今の時代にあって、共感できる部分が沢山ある。好きなことを突き詰めようとする北斎の人生を見て『HOKUSAI』バイブレーションをブルブルに感じてほしい!」と大ヒットに期待を込めていた。

映画情報どっとこむ ralph 映画『HOKUSAI』
今だからこそ、気持ちを込めて公開中!
公式HP:www.hokusai2020.com
公式TW:@hokusai2020
ハッシュタグ「#映画HOKUSAI」

<STORY>
何があっても絶対に諦めず、描き続けた、その先にー。
腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に、ある日、人気浮世絵版元(プロデューサー)蔦屋重三郎が目を付ける。しかし絵を描くことの本質を捉えられていない北斎はなかなか重三郎から認められない。さらには歌麿や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまう。“俺はなぜ絵を描いているんだ?何を描きたいんだ?”もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさ。北斎は重三郎の後押しによって、遂に唯一無二の独創性を手にするのであった。
ある日、北斎は戯作者・柳亭種彦に運命的な出会いを果たす。武士でありながらご禁制の戯作を生み出し続ける種彦に共鳴し、二人は良きパートナーとなっていく。70歳を迎えたある日、北斎は脳卒中で倒れ、命は助かったものの肝心の右手に痺れが残る。それでも、北斎は立ち止まらず、旅に出て冨嶽三十六景を描き上げるのだった。そんな北斎の元に、種彦が幕府に処分されたという訃報が入る。信念を貫き散った友のため、怒りに打ち震える北斎だったが、「こんな日だから、絵を描く」と筆をとり、その後も生涯、ひたすら絵を描き続ける。描き続けた人生の先に、北斎が見つけた本当に大切なものとは…?
今だから、見えるものが、きっとあるー。HOKUSAI

***********************************

<CREDIT>
出演:柳楽優弥 田中泯 阿部寛 永山瑛太 玉木宏 青木崇高 瀧本美織 津田寛治
監督:橋本一
企画・脚本:河原れん
配給S・D・P
©2020 HOKUSAI MOVIE
関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ