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池松壮亮 x オダギリジョー x 石井裕也監督『アジアの天使』予告編解禁

アジアの天使
石井裕也監督の最新作『アジアの天使』が7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショーとなります。

石井監督が、あらためて初心に返り、これまでの経験値に頼らずにオール韓国ロケで挑んだ意欲作。優しさと力強さが調和した人間ドラマであり、誰も見たことのない「アジアの家族映画」が完成しました。
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妻を病気で亡くしたシングルファーザーの青木剛とひとり息子の学。そして、ソウルでその日暮らしの生活を送る剛の兄の日本人3人。韓国でタレント活動をしているソルとその兄と妹の韓国人3人。―本作は、それぞれが心に傷を持つ、日本と韓国の家族がソウルで出会い、国を入り交えて新しい家族の形になるさまを描いたロードムービーです。
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主人公の青木剛を演じたのは『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』『ぼくたちの家族』など、石井監督作品には欠かせない顔である池松壮亮。剛が身を寄せることになる韓国在住の兄には、石井監督演出のTVドラマ「おかしの家」で主演をつとめたオダギリジョー。元アイドルで売れない歌手のソルには、『金子文子と朴烈』(17)で長編映画初主演を飾り、『Our Body』(18)で第23回釜山国際映画祭「今年の俳優賞」を受賞した実力派のチェ・ヒソが繊細に演じています。

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『アジアの天使』予告編映像を解禁

予告編には、心機一転、一人息子を連れて決死の覚悟で韓国にやってきた剛(池松壮亮)を「シャレだろ」と一笑に付しながら二人を迎える兄(オダギリジョー)のやりとりから始まる。韓国語も話せず新天地での生活を不安に思っている剛に兄は「この国で必要な言葉は「メクチュ・チュセヨ」と「サランヘヨ」と説く。そして、あるとき剛は、一人で泣き伏せている韓国の歌手ソル(チェ・ヒソ)と出会い、日本語で励ますが、その善意は伝わらない・・・。映像には、本作で本格的な共演を果たす、池松とオダギリのコミカルなやりとりが収められている他、「異国の地で、不思議な旅が始まる。」という言葉と共に、偶然の出会いをきっかけに、心に傷を負った日本と韓国の2つの家族が旅に出て、道中起こる様々な出来事を共に体験し、時には悪化した日韓関係についての話をしながらもビールを飲みかわし、同じ食卓を囲む一つの家族のような姿が捉えられています。そして、「この広い世界、どんな天使がいてもいい。」という言葉と共に、剛とソルが「見た」という摩訶不思議な“天使”の姿がしっかりと映し出されています。

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【劇中に登場する、ヘンテコな天使】

剛とソルはお互いに“天使”に会ったことがあるという。その天使は東洋のおじさんのような姿で、人の肩を噛むという、一風変わった天使だった。石井監督は、オダギリジョー主演のTVドラマ「おかしの家」(2015年10月/TBS系)でも使用していたこの人を噛む天使というキャラクターを本作の二つの家族をつなぐ要素として登場させている。天使は一般的に西洋の美しい少年のようなイメージを持つ人が多いが、この“ヘンテコな天使”は「天使というのはこうあるべきだ」という、誰かが勝手に決めた価値観や固定観念に囚われなくてもいいという作品全体のメタファーになっている。

映画情報どっとこむ ralph 傷だらけの人生。でも、自由だ。

『アジアの天使』

2021年 7月2日(金)テアトル新宿ほか全国公開

ストーリー
8歳のひとり息子の学(佐藤凌)を持つ小説家の青木剛(池松壮亮)は、病気で妻を亡くし、疎遠になっていた兄(オダギリジョー)が住むソウルへ渡った。ほとんど韓国語も話せない中、自由奔放な兄の言うがまま怪しい化粧品の輸入販売を手伝う羽目に。

元・人気アイドルのソル(チェ・ヒソ)は、自分の歌いたい歌を歌えずに悩んでいたが、亡くなった父母の代わりに、兄・ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹・ポム(キム・イェウン)を養うため、細々と芸能活動を続けていた。

しかし、その時彼らはまだ知らない。
事業に失敗した青木と兄、学たちと、資本主義社会に弾かれたソルと兄、妹たち ──
どん底に落ちた日本と韓国の2つの家族が共に運命を歩む時、ある“奇跡”
『アジアの天使』メインビジュアル『アジアの天使』メインビジュアル

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池松壮亮 チェ・ヒソ オダギリジョー
キム・ミンジェ キム・イェウン 佐藤凌
脚本・監督:石井裕也
製作:五老 剛、竹内 力、ハン・ドンヒ、浜田稔、森田 篤、永田勝美、宮前泰志 エグゼクティブプロデューサー:飯田雅裕 プロデューサー:永井拓郎、パク・ジョンボム、オ・ジユン 共同プロデューサー:神保友香
音楽:パク・イニョン 撮影監督:キム・ジョンソン 助監督:藤本信介 美術:渡辺大智 韓国美術:イ・アヨン 録音:チェ・ジェワン スタイリスト&ヘアメイク:ナム・ジス 編集:ジョ・ヒョンジュ、岡崎正弥、石井裕也 VFXスーパーバイザー:赤羽智史
製作:『アジアの天使』フィルムパートナーズ (朝日新聞社、RIKIプロジェクト、D.O.CINEMA、北海道文化放送、UNITED PRODUCTIONS、ひかりTV、カラーバード)
制作プロダクション:RIKIプロジェクト、SECONDWIND FILM
配給・宣伝:クロックワークス
助成:文化庁ロゴ 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会 KOFIC、ソウルフィルムコミッション、カンウォンドフィルムコミッション
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