映画の力を信じて!松山ケンイチら登壇『BLUE/ブルー』公開記念舞台挨拶只今、『ヒメアノ~ル』(16)、『犬猿』(18)の吉田恵輔が監督・脚本を務める、映画『BLUE/ブルー』が全国公開中です。 この度、主演の松山ケンイチ、木村文乃、東出昌大、柄本時生、そして吉田恵輔監督が登壇する公開記念舞台挨拶を行いました。 |
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松山ケンイチ、木村文乃、東出昌大、柄本時生、そして吉田恵輔監督が登壇吉田恵輔監督が監督・脚本を務める挑戦者たちの熱い生き様を描いた映画『BLUE/ブルー』が全国公開中。 上映後の登壇となり、松山は「無事この日を迎えられてホッとしています。実際にご覧頂いた皆さんの反応を見られて幸せです」と挨拶。東出は映画デビューした『桐島、部活やめるってよ』で舞台挨拶を行ったのも同じ新宿バルト9だったことから、「約10年ぶりにまた同じ会場に立て、大きなスクリーンで上映できて感慨深くもあり、ありがたくもあり、やっとお届けできたという安心もあります」と感無量。 特に印象に残っているシーンやお気に入りのシーンを聞かれると、松山は「クランクイン日に撮影した、瓜田が試合に負けた後のシーンです。もともとセリフはなく、部屋で一人うなだれるだけのシーンだったんですけど、僕が一人でいる時に色々思い出すと勝手に“バカヤロー”とか言ってたりするんですよ。それで、監督に一人の時に何か言ったりしますかと聞くと監督はよく“違う、違う…”って言ってると。それがすごくいいなと思い取り入れてみました」と監督との会話の中から出来上がったワンシーンを挙げ、撮影時の裏話を披露した。木村はパンチドランカーの症状がどんどんひどくなっていく小川とのあるシーンを挙げ、「婚約者として散々ボクシングをやめてほしいって伝えた後で、ふと小川が隠れて暗闇でシャドーをしているのを目にするシーンがあるんです。頭では止めなきゃいけないって分かってるんですが、そういう瞬間を見ると“だから、私が支えなきゃいけないのか”と思わされる。千佳を演じた私自身も、止めるのがいいのか、支えていくのがいいのか、未だに答えが出ていません」と自身も考えさられた印象深いシーンを振り返った。 最後の挨拶の前に東出が一つ言いたいことがあると、「実は今日、会場に洞口役を演じた守屋周徒くんが来てくれています!」と紹介。観客席から守屋が立ち上がり、3人と同じジムメイトである4人目のボクサー洞口の思わぬ登場に会場が盛り上がった。そして、松山は最後に「映画って背中を押してくれたり、何かを教えてくれたり、勇気を与えてくれるものだと思います。僕自身もそうですが、映画を観て救われることもあると思います。今はなかなか自由に生活できない状況が続いているけれども、そんな中でも映画の力っていうのは何も変わっていません。これからも、こうして映画の力をみなさんと共有していけたらと思っています」とコロナ禍における熱い想いと力強いメッセージを送った。 |
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映画『BLUE/ブルー』新宿バルト9他、全国公開中 公式サイト: Twitter: |
松山ケンイチ 木村文乃 柄本時生 / 東出昌大
監督・脚本・殺陣指導:吉田恵輔
※吉田恵輔の「よし」は「つちよし」が正式表記
主題歌:竹原ピストル「きーぷ、うぉーきんぐ!!」(ビクターエンタテインメント)
製作:『BLUE/ブルー』製作委員会(東映ビデオ 日活 ファントム・フィルム AMGエンタテインメント レイラインピクチャーズ)
製作幹事:東映ビデオ
制作プロダクション:ステアウェイ
配給・宣伝:ファントム・フィルム
2021年/カラー/ビスタ/5.1ch/107分
©2021『BLUE/ブルー』製作委員会