東映株式会社代表取締役グループ会長 岡田裕介(おかだゆうすけ)【本名 岡田 剛(おかだ つよし)】が、11月18日午後10時58分、
急性大動脈解離により都内病院にて逝去(享年71)しました。

なお、通夜・告別式は、近親者で密葬として執り行います。また、お別れの会などは後日開催する予定ですが、詳細は未定です。

なお、2021年公開予定の『いのちの停車場』(監督:成島出 主演:吉永小百合)では、陣頭指揮を執っていましたが完成を待たずしての急逝となりました。

東映株式会社
代表取締役社長 手塚治 コメント

本当に突然の訃報であり、驚きと悲しみに包まれ、未だ動揺のさなかであります。まだまだご活躍をしていただきたかったし、教えて頂きたかったこともたくさんありました。この悲報は、東映のみならず、映画産業の、日本の文化全体においても大きな損失です。我々は、この悲しみから必ずや立ち直り、岡田会長の志を継いで、東映の伝統を守り育て成長させていくことを誓います。これまでの皆様のご厚情に感謝申し上げるとともに、今後とも東映株式会社のへのご助力とご協力をよろしくお願い申し上げます。

「いのちの停車場」出演者コメント

<吉永小百合コメント>
信じられないことです。お疲れが溜まっていらしたのですね。これから映画の完成まで、どうぞお力を私達に与えてください。見守ってください。

<西田敏行コメント>
あまりにも急です
急過ぎます 。
言葉がありません。
貴方がこの世に居ないなんてついこの間撮影現場で冗談を言いあって笑ったのにもうこの世に居ないんですか
今どっと淋しさと喪失の思いを全身で感じています。

<松坂桃李コメント>
あまりにも突然の報せに、まだ自分の中で気持ちの整理ができておりません。
最後に関わられた「いのちの停車場」という作品をより多くのお客様にお届けすることが岡田会長の意思だと受けとめ、邁進していきたいと思います。ご冥福をお祈りいたします。

<広瀬すずコメント>
最後にお会いしてからまだ1ヶ月も経っておらず、あんなにお元気だったのですごく驚いています。映画の現場も頻繁に足を運んで下さり、いろんな面白い話を沢山聞かせて下さいました。東映作品に参加させて頂けて、とても幸せでした。
心よりご冥福をお祈りします。

『いのちの停車場』

2021年 全国ロードショー

公式HP:https://teisha-ba.jp/

STORY
東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子(吉永小百合)は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。
これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和子にとっては人生の分岐点。父(田中泯)と暮らしながら「まほろば診療所」で在宅医師として再出発をする。院長の仙川徹(西田敏行)と訪問看護師の星野麻世(広瀬すず)、東京から咲和子を追いかけてきた野呂(松坂桃李)と共に、咲和子は様々な事情から在宅医療を選び、治療が困難な患者たちと出会っていく。これまで「命を救う」現場で戦ってきた咲和子が「命をおくる」現場で見つけたものとは・・・?

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出演:吉永小百合 松坂桃李 広瀬すず 田中泯 西田敏行
監督:成島出
脚本:平松恵美子
原作:南杏子「いのちの停車場」(幻冬舎)
©2021「いのちの停車場」製作委員会

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