映画情報どっとこむ ralph 『22 年目の告白-私が殺人犯です-』を監督し大反響を呼び、最新作・大沢たかお主演『AI 崩壊』でも初登場 No.1 のヒットなど、日本映画界を引っ張る入江悠監督が、YouTube チャンネル「活弁シネマ倶楽部」に登場し、映画評論家の森直人と対談を実施した。

番組内で、人工知能学会にも入ったという入江監督は、「地球上で最速で超少子高齢化にな っていくモデルケースが日本」と語るなど、十分な考証を重ねて本作品への製作に至ったことを明かしている。 また、主人公を演じた大沢たかおに対する演出については「トム・クルーズみたいな超人になってはいけない。(普通の男性が)できないレベルのことはしないと決めていた。」と、SF 大作でありながら、リアリズムに拘って描いており、入江監督は観客が非日常に感じ過ぎな い、忠実な 2030 年の日本を見据えていたことがわかる。

また、MC の映画評論家・森直人から、日本において“大作映画”を撮ることについて聞かれると、以前『モリのいる場所』を監督した沖田修一に「もしも、 5億円あったらどうするか?」 と質問したときに、 「1000 万円ぐらいあればいい。後はいらないな」と答えられたというエピソードを披露。これに対して入江監督は、 「僕は、5 億円あったら、5 億円 MAX でつくれ るものをつくりたい。沖田さんの話を聞いたときに、僕の資質っていうのは、まだ子供時代 に観たハリウッドっぽいものに向かってるんだなと思いました」と自己分析をした。

『AI 崩壊』は、今からわずか 10 年後の未来を描いたサスペンス超大作。AI の普及によっ て豊かになったように思える日本。しかし一方では、AI に仕事を奪われた人たちによるデ モや、1 人 1 人の遺伝子情報や、収入、納税、趣味などから、人間の価値を数値化して判断 していくようになる。ついには、AI が生きる価値のある人間を選別し、それ以外の人々を 殺戮し始める。主演・大沢たかおが、AI〈のぞみ〉の生みの親で天才科学者を演じ、AI に よる殺戮の容疑者として逃亡劇を繰り広げる。他にも、賀来賢人 広瀬アリス、岩田剛典な どの豪華キャスト陣が、AI をテーマにしたサスペンスの中に、人間らしさやその本質を見 出す大作となっている。

『活弁シネマ倶楽部』では、現役で活躍中の監督のジャンル分けの話になると「隕石が落ちてきたら…みたいな映画を撮りたいかどうか。監督を2つに分けると(笑) 」と入江監督が話すなど、『AI 崩壊』についてだけでなく、入江悠監督のフィルモグラフィーに迫った映画 ファン必見の内容となっている。

活弁シネマ倶楽部公式ツイッター:
@katsuben_cinema

映画情報どっとこむ ralph 『AI 崩壊』

http://wwws.warnerbros.co.jp/ai-houkai/
あらすじ
2030 年。人々の生活を支える医療 AI「のぞみ」の開発者である桐生浩介(大沢たかお)は、 その功績が認められ娘と共に久々に日本に帰国する。英雄のような扱いを受ける桐生だったが、突如のぞみが暴走を開始――人間の生きる価値を合理的に選別し、殺戮を始める。警 察庁の天才捜査官・桜庭(岩田剛典)は、AI を暴走させたテロリストを開発者である桐生 と断定。日本中に張り巡らされた AI 監視網で、逃亡者・桐生を追い詰める。桐生が開発し た AI を管理していたのは、桐生の亡き妻であり AI 共同開発者の望(松嶋菜々子)の弟、西 村(賀来賢人)。事件の鍵を握る西村も奔走する一方で、所轄のベテラン刑事・合田(三浦 友和)と捜査一課の新米刑事・奥瀬(広瀬アリス)は足を使った捜査で桐生に迫る。日本中 がパニックに陥る中、桐生の決死の逃亡の果てに待っているものとは?一体、なぜ AI は暴 走したのか?止まらない AI 社会の崩壊は、衝撃の結末へ――。

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出演:大沢たかお 賀来賢人 広瀬アリス / 岩田剛典 高嶋政宏 芦名星 玉城ティナ 余 貴美子 松嶋菜々子 / 三浦友和
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