映画情報どっとこむ ralph 現在公開中の映画「決算!忠臣蔵」。
堤真一と岡村隆史によるW主演で、誰もが知る「忠臣蔵」を誰も知らない「予算」の面から描く本作は、邦画初登場堂々の第1位!絶好調です!

そして!
今回、脚本も手掛けた中村義洋監督が初めて執筆したノベライズ「決算!忠臣蔵」(新潮文庫刊)も好評発売中で、2時間5分の映画本編に納まりきらなかった、それぞれの登場人物たちのエピソードも多く描かれており、読んでから観ても、観てから読んでも、どちらも楽しめる!と話題沸騰です。

この度、女優・竹内結子さんよりノベライズの感想コメントが到着しました!

★竹内結子さんコメント★
中村義洋監督が自らの手で作品を小説化ということで、手にして直ぐに読みました。
既に映画として完成した作品を観たあとなので内容は解っていたのですが、やっぱり面白かったです!
監督の言葉を借りつつ感想を述べると、〝討ち入りをプロデュース〟ってこんなに大変なのねと失礼ながらクスクスと笑ってしまいます。
ですが、後半になるにつれ様々な想いがおしよせてきてなんとも言い表し難い涙が流れてくるのです。
哀しいだけじゃなく、あたたかいだけでもない、この気持ち。
皆さんがこの忠臣蔵のお話を読んだらどんな気持ちになるのでしょう。
私にとって特別な一冊になりました。

公式サイト:
http://chushingura-movie.jp/

公式twitter:
@chushingura_mv 

■ストーリー
今から約300年前。江戸城・松の廊下。
赤穂藩藩主・浅野内匠頭(阿部サダヲ)は、かねてより賄賂まみれだった吉良上野介に斬りかかります。
通常であれば喧嘩両成敗となるはずが、幕府が下した結論は、赤穂藩のお取り潰しと、内匠頭の即日切腹。
吉良へはお咎めなし。突然藩主を亡くしたことで、浅野家は断絶、藩士たちは路頭に迷います。
筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)は、嘆く暇もなく、浅野家復活を願い出て、ひたすら残務整理に励む日々。
しかし、御家再興にも当然、お金が必要。内蔵助は、幼馴染の勘定方・矢頭長助(岡村隆史)の力を借りて、亡き内匠頭の妻・瑤泉院(石原さとみ)の化粧料(嫁入りの時の持参金)をかき集めます。
その金額は、およそ 800両(9500万)!しかし、金の使い道がわからない内蔵助は、長助らの助言も聞かず、行き当たりばったりの大盤振る舞い。金はどんどん減っていきます。一方、浪人となった藩士たちは、宿敵・吉良への仇討ちを勝手に計画。加えて、江戸の庶民たちまでもが、赤穂浪士たちによる仇討ちを超熱望!

やがて、大金をはたいた甲斐もなく、御家再興は幕府の決定であっさり却下。
「なんでやねん!」ようやく討ち入りを決意したものの、もはや予算残高は、微々たるものに……。
討ち入るのか討ち入らないのか、迷っているうちにも予算はさらに減っていく。前線基地として購入した屋敷も火事で全焼。
浪士たちの日々の生活費や食費に家賃、江戸までの旅費、武器の購入等々、お金は出ていくばかりで、プロジェクトは超難航!
挙げ句の果てには、やる気満々の浪士たちのリストラも余儀なくされる始末。
一方、自分の金を勝手に使われている瑤泉院の怒りもエキサイトして……。
果たして彼らは【予算内】で、一大プロジェクト【仇討】を、無事に【決算】することができるのか!?

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原作:山本博文『「忠臣蔵」の決算書』 (新潮新書刊)             

主演:堤真一、岡村隆史
出演:濱田岳、横山裕、妻夫木聡、石原さとみ、荒川良々、竹内結子、阿部サダヲ ほか
脚本・監督:中村義洋
製作:「決算!忠臣蔵」製作委員会
配給:松竹株式会社
c2019「決算!忠臣蔵」製作委員会

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