映画情報どっとこむ ralph 見里朝希監督がグリム童話『オオカミと7人の子ヤギ』を題材に、児童虐待などの社会問題を織り込んだ話題作『マイリトルゴート』が、先のショートショートフィルムフェスティバル2019ジャパン部門 優秀作品/東京都知事賞を受賞し、8月17日(土)より、東京都写真美術館ホールにて夏休み・凱旋上映することが決定しました。

同作は見里監督が東京芸術大学大学院アニメーション科の卒業制作として1年がかりで完成させたフェルト人形アニメーション作品で、第24回学生CGコンテストでアート部門、エンタテインメント部門最終週賞ダブル受賞をはじめ、国内外で数多くの賞を受賞しています。

今回も従来の上映と同じくロシアの長編パペット・アニメ『ホフマニアダ ホフマンの物語』とのカップリング上映となります。『ホフマニアダ ホフマンの物語』は初期チェブラーシカの制作で知られるモスクワのソユーズムリト・スタジオが15年の歳月をかけて完成させた作品で、『くるみ割り人形』の原作者E.T.A.ホフマンの青春時代を彼の代表作の登場人物たちが大活躍するファンタジーです。『マイリトルゴート』とのカップリング上映は日露最新パペット・アニメをまとめてチェックできるまたとない上映企画となっています。

映画情報どっとこむ ralph 凱旋上映スケジュール
8月17日(土)より限定日公開
※8月17日(土)、20(火)、21(水)、22(木)、23(金) 10時45分より上映
※8月25日(日)、27(火)、28(水)29(木)、30(金)
9月1日(日)、3(火)、4(水)、5(木) 11時より
『ホフマニアダ ホフマンの物語』『マイリトルゴート』の順での上映です

東京都写真美術館ホール
料金 当日 
一般1,800円 
学生1,500円 
シニア1,000円 (税込み)
マイリトルゴート

映画情報どっとこむ ralph 『マイリトルゴート』 作品情報  (2018年/日本/日本語/11分)

マイリトルゴート
監督・アニメーション:里見朝希
作家SNS;@Mitotoki

『マイリトルゴート』 主な受賞歴
「新千歳空港国際アニメーション映画祭」審査員特別賞
「DigiCon6 JAPAN」(主催TBS)金賞
「第24回学生CGコンテスト」史上初のアート部門/エンタティメント部門ダブル受賞
「StopTrik IFF 2018」「International Stop Motion Competition」グランプリ
「Indie-Anifest 2018」(韓国)観客賞
「TIAF Taichung International Animation Festival 2018」若手審査員賞(台湾)「
「ASK?映画祭2018」 ASK賞
「第22回文化庁ディア芸術祭」 アニメーション部門審査員推薦(日本)
「ショートフィルムフェスィバル&アジア2019」 ジャパン部門 優秀賞/東京都知事賞(日本)

あらすじ
「マイリトルゴート(My Little Goat)」は、狼に食われかけたところを母ヤギに助けられたヤギの子供たちが暮らす家に、1匹だけ消化されて見つけられなかった子ヤギの代わりとして、母ヤギによって人間の少年が連れてこられる。家の中で少年は、狼の胃袋の中で体毛がはげ、皮膚も焼かれた子ヤギたちの姿におびえるが、そこに少年を探して父親らしい男が登場。喜ぶかと思いきや、少年は男から逃げようとする。

同時上映作品 
『ホフマニアダ ホフマンの物語』

ホフマニアダ ホフマンの物語
初期チェブラーシカの制作スタジオが15年かけて完成させた長編パペット・ムービー。

主人公はドイツの幻想作家E.T.A.ホフマン。砂男やくるみ割り人形といった彼の創作物が多数登場する

絢爛豪華な幻想物語。

公式HP:
www.hoffmaniada.net
公式ツイッター 
@hoffmaniada

2018年/ロシア/ロシア語/72分
(c)Soyuzmultfilm

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(C) 2018 Tomoki MISATO / Tokyo University of the Arts

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