個性派俳優ポール・ダノ初監督作品『ワイルドライフ』が、2019年7月5日(金)より、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開いたします。 キャリー・マリガンとジェイク・ギレンホールが夫婦役で共演。心が離れていく夫婦、壊れゆく家族の姿を14歳の息子の心情を通して描いた、切なくも優しい物語です。 この度、日本版予告編、ポスタービジュアル、場面写真が解禁に。 |
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日本版予告編は『14歳だったあの頃、僕はまだ、父さんの苦しみも、母さんの悲しみも何も分からずにいた。』という14歳の息子ジョーのナレーションで始まる。慎ましくも幸せだった家族がジェイク・ギレンホール演じるジェリーの失業を機にゆっくりと崩れ始める。ギレンホールの男のプライドと信念を貫こうとする無骨な父親像が端々に垣間見られる。キャリー・マリガンは夫を愛していながらも心の穴を埋めるように浮気に走ってしまう母・ジャネットを熱演、後戻りができない状況を迎え『他の道があるなら教えて、やってみるから』と息子の前で涙を流しながらの演技は迫真だ。
そして、父と母の間で戸惑い、揺れ動きながら、少しずつ成長していくジョーを演じるエド・オクセンボールドの真っ直ぐなまなざしは純粋で儚げで印象的だ。ポール・ダノの初監督作品となる本作、映画界を牽引する演技派俳優であるダノのもとに集結したマリガンとギレンホールの2人。彼らの抑えたもの言わぬ演技や、1960年代のアメリカの田舎町の原風景の美しさを切り取ったカットや心情をあぶりだす長回しショットをとっても、彼の映画監督としての手腕が光る。予告編終盤の真正面を静かに見つめる夫婦2人、この家族の行く末はどうなるのか、結末が気になる予告編となった。 |
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予告編と同時にポスタービジュアルが解禁。
ポスターではマリガンとギレンホールの間に空席を挟む微妙な距離感が夫婦の関係性を映し出すビジュアル。そして、息子ジョーの心情を思わせる『僕は二人から、人生のすべてを学んだ』というキャッチコピーが配置されています。 |
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『ワイルドライフ』 |
監督:ポール・ダノ
脚本:ポール・ダノ/ゾーイ・カザン
音楽:デヴィッド・ラング
撮影:ディエゴ・ガルシア
出演:キャリー・マリガン ジェイク・ギレンホール エド・オクセンボールド ビル・キャンプ
2018年/アメリカ/105分/カラー/アメリカンビスタ/PG-12/字幕翻訳:牧野琴子
配給:キノフィルムズ
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