映画情報どっとこむ ralph この度、芸人・松元ヒロさんが舞台で演じ続けている日本国憲法を擬人化した一人語り「憲法くん」を基に、”憲法についてあらためて考えるきっかけとなる”ドキュメンタリー映画『誰がために憲法はある』。

監督は、ドキュメンタリー映画『大地を受け継ぐ』(15)を手掛け、『止められるか、俺たちを』(18)では脚本を担当した井上淳一さん。本作は現行憲法最後となるかもしれない憲法記念日に向けて4月27日(土)より、ポレポレ東中野ほか全国順次公開が決定しました。

公開決定にあわせて、力強い本作のタイトルが大胆にデザインされたビジュアルが完成しました。改憲が現実のものとなってきた今、憲法について改めて考えてほしいという製作者の思いがストレートに伝わるメッセージが印象的です。

映画情報どっとこむ ralph 井上淳一監督コメント

「映画を武器に世界と闘う」とは、我が師・若松孝二の言葉だが、憲法改正がいよいよ現実のものとなってきそうないま、表現にかかわる者の端くれとして、何もしなくていいのか。そういうやむにやまれぬ思いから、この映画を作った。戦争の記憶が薄れ、憲法にこめられた理想が忘れ去られつつあるいまこそ、ひとりでも多くの人にこの映画が届くことを願うのみである。

映画情報どっとこむ ralph 子どもから大人まですべての人が日本国憲法について考えるきっかけを与えてくれる必見のドキュメンタリー!

『誰がために憲法はある』

2019年4月27日 ポレポレ東中野ほか全国順次公開!

公式サイト:
www.tagatame-kenpou.com

井上ひさし、永六輔、立川談志も絶賛した

日本国憲法を擬人化した一人語り「憲法くん」を名優・渡辺美佐子さんが魂を込めて演じる!

「憲法くん」とは、井上ひさしさん、永六輔さん、立川談志さんも絶賛したお笑い芸人・松元ヒロが20年以上、日本国憲法の大切さを伝えるためユーモラスに演じ続けている一人語りである。「憲法くん」はこう言う。

「わたしというのは、戦争が終わった後、こんなに恐ろしくて悲しいことは、二度とあってはならない、という思いから生まれた、理想だったのではありませんか」。そして、「わたしの初心、わたしの魂は、憲法の前文に書かれています」と憲法前文を一気に暗唱する。憲法に対する深い愛と洞察が込められたこの「憲法くん」を語るのは、「戦争を知る世代として、再び戦争の悲劇がこの国に起こらないように、この役を魂を込めて演じました」という、今年87歳になる名優・渡辺美佐子さん。文字で読む憲法と違い、本作で朗読される日本国憲法前文は、心の奥深くに突き刺さる。

初恋を胸に語り継いだ8月6日。

原爆朗読劇の全国巡演を続けてきた女優陣たちが語る戦後。


そして未来へ託す思いとは――

渡辺は初恋の人を疎開先の広島の原爆で亡くしたことを戦後35年目の1980年になって知った。彼の死を知った渡辺は中心メンバーとなり、現在まで33年間、鎮魂の想いを込めてベテラン女優たちと原爆朗読劇をやり続け全国各地を回っている。しかし、その朗読劇は今年で幕を閉じる。本作では渡辺をはじめ、女優たちがこの活動を通じて抱くそれぞれの思いを映し出す。

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渡辺美佐子
高田敏江 寺田路恵 大原ますみ 岩本多代 日色ともゑ 長内美那子 柳川慶子 山口果林 大橋芳枝
監督:井上淳一/「憲法くん」作:松元ヒロ
音楽:PANTA/製作:馬奈木厳太郎/プロデューサー:片嶋一貴
撮影:蔦井孝洋 土屋武史 髙間賢治 向山英司/照明:石田健司/録音:臼井勝 光地拓郎/ヘアメイク:清水美穂  
編集:蛭田智子/助監督:末永賢 植田浩行/制作:長谷川和彦 宮城広/メイキング:小関裕次郎 
宣伝プロデューサー:岩本玲/協力:「夏の会」/製作プロダクション:ドッグシュガー/配給・宣伝:太秦株式会社
【2019年|日本|71分|DCP|カラー|ドキュメンタリー】
(C)「誰がために憲法はある」製作運動体   
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