本日2月8日(金)21:00から、“映画を語る”番組「活弁シネマ倶楽部」第11回が放送されます!
第11回目となる今回の放送では、映画監督・枝優花をゲストに『少女邂逅』を紹介。 昨年6月に公開され、いくつもの国際映画祭にも出品された話題作『少女邂逅』を取り上げ、ゲストに枝優花(えだ・ゆうか)監督、MCには映画評論家の月永理絵(つきなが・りえ)氏が登場。 |
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本作は、いじめによって“場面緘黙症”となり、声が出なくなってしまった監督自身の実体験を基にしており、2人の少女を中心に、少女達が様々な壁に直面していきながらも“蚕”のように変化していく姿を映し出す作品。
若手映画監督の登竜門であるMOOSICLAB2017にて観客賞を獲得。その後も、香港映画祭、上海映画祭などに出品され、バルセロナ・アジア映画祭では最優秀監督賞を受賞しています。 |
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作品内で女の子達の限られた世界観で起こる事柄をテーマにしたことについて、
枝監督:(10代の女の子の間では)見えないコミュニケーションがすごいある。視線だけで、いま何が行われているかみたいなところがぐるぐる変わって、関係性が変わって。昨日まで仲良かったのに今日は…とか。当時はそういうことに、いちいち傷ついて学校行きたくないとか、そういうのが面白いなと思いました。 また、本作は既に公開済みで1月16日にはBlu-rayとDVDもリリースされていることもあり、映画の内容・解釈についても番組内で深く掘り下げた。 主人公はリストカットが“できない”女の子であるというトークの中で枝監督は、リストカット自体を推奨しているわけではないと断った上で、 と本作に込めた想いを吐露。 枝監督:リストカットをすることを責めるだけではなくその根底にあるSOSやそこから変わっていくことに意味がある、という独自の考えは、この映画でずっと言いたかったこと。 と明らかにした。このような、ネタバレにもなってしまいかねない映画の核心を、監督本人の口から詳らかに語られるのはWEB番組の強みのようにも思える。 |
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■活弁シネマ倶楽部■ YouTube番組URL:映像は2月8日21:00時から 「活弁シネマ倶楽部」公式ツイッター: 『活弁シネマ倶楽部』は、映画の制作陣がゲストに登場する貴重な番組。独自の目線で作品を選定し紹介しているため、まだまだ視聴者に知られていない作品やその内容について十分に語られていない作品にも“邂逅”できるチャンスかもしれない。WEB配信での特別番組だが、引き続き定期的に配信され、今後は生配信の可能性もあるとのことで、映画好きにとっては、必見の番組となりそうだ。 |
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『少女邂逅』
あらすじ 出演者 過去記事:枝優花 監督感涙!保紫萌香、モトーラ世理奈登壇『少女邂逅』初日舞台挨拶 |