犯罪集団だけを標的とする窃盗“タタキ”稼業で過酷な社会を生き抜こうとする3人の少年たちを描いた映画『ギャングース』。 11月23日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショーとなりました! そして、その初日公開を記念して、都内で舞台挨拶イベントが行われ、主演の高杉真宙さん、加藤諒さん、渡辺大知さん、林遣都さん、山本舞香さん、篠田麻里子、MIYAVI、そして入江悠監督が登壇しました。 日付:11月23日(金) |
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本作は講談社『モーニング』で連載していた同名の人気漫画を実写化した作品で、今年の1月からの撮影を振り返り、印象に残っているシーンを聞かれたサイケ役の高杉さんは、 高杉さん:最初のタタキのシーンです。霧も出て雰囲気が良くて、サイケも僕自身もすごくテンションが上がって“生きてる”って感じがした瞬間です。 と答えた。続いてタケオ役の渡辺さんは本作がアクション初挑戦となったが、 渡辺さん:綺麗なパンチやキックじゃなくて、しがみついたり必死な、リアルな喧嘩。泥臭いアクションができて良かったです! と振り返った。また、本作でサイケたちと対峙する反グレ系組織のトップ・安達役のMIYAVIさんとのシーンについてカズキ役の加藤さんは、
とMIYAVIさん本人を前に語り、会場は爆笑の渦に。 そんな安達役のMIYAVIは、 MIYAVIさん:前日にアクションをやると知って驚きました。でも、主人公達3人がまっすぐぶつかってきてくれたので、その心の骨をどう折るか考えながら安達を演じました。タケオが何気に力が強かった! と言うと、渡辺さんは委縮しながらも 渡辺さん:すみません、MIYAVIさんからほとばしる想いがすごくて、気持ちで負けないように鼓舞してぶつかりました。 と語り、 MIYAVIさん:ミュージシャン同士なのでセッションしてた感じ。 と楽しそうに語った。 |
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続けて、入江監督の前作『ビジランテ』から二度目の参加となる篠田さんは、
篠田さん:入江監督は人見知りみたいで、2作目にしてちょっとだけ目を合わせてくれるようになりました。入江監督は、自分の中のブラックな部分を引き出してくれて、人間の裏の見極める力がすごい。 と語った。本作で、サイケたちにタタキの情報を渡す情報屋で道具屋の高田役を演じた林さんは、 林さん:サイケたちの面倒を見ながらも裏社会の人間として、馴れ合いから一線引いた得体の知れなさを意識しました。高杉くんの鬼気迫る雰囲気に圧倒されないよう、高田として僕も上に立ちたかったので「殴っていい?」と聞いたら「なんでもきていいですよ」と答えてくれたので、撮影に臨みました! とエピソードを語りました。 また、今回キャバ嬢のユキとしての出演した山本さんは と幻の未公開シーンを暴露し、会場を沸かせた。漫画作品の実写化ということで、 入江監督:エンターテインメントだけど、社会の貧困などはリアルに描こうと絶対に決めていて、娯楽だけど生々しく。映画はキャスティングが7割というけど、本作はその一瞬に懸ける集中力がすごい人が本当に多くて。でも、今回ミュージシャンが多かったのはたまたまです。 と語った。 |
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最後に・・・
高杉さん:この話をいただいたときに、自分がいる世界なのにこの国の社会問題を知らないことが多く、衝撃を受けました。僕らはそれを伝えられる職業だから、それを演じて伝えていきたい。劇場を出るときに見える世界が変わってくれたら嬉しいです。 と映画のヒットと共に、未だ知られずにいる社会問題の認知を願い、イベントを締めくくった。 『ギャングース』公開中! twitter: |
高杉真宙 加藤諒 渡辺大知(黒猫チェルシー)
林遣都 伊東蒼 山本舞香 芦那すみれ 勝矢/般若 菅原健 斉藤祥太 斉藤慶太 金子ノブアキ 篠田麻里子 MIYAVI
監督:入江悠(『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』『SRサイタマノラッパー』シリーズ) 脚本:入江悠 和田清人
原作:肥谷圭介・鈴木大介「ギャングース」(講談社「モーニング」KC所載) 製作・配給:キノフィルムズ/木下グループ
制作プロダクション:アミューズ映像制作部+パイプライン
R15+
配給:キノフィルムズ 宣伝:キャノンボール
©2018「ギャングース」FILM PARTNERS©肥谷圭介・鈴木大介/講談社