国連の政治スキャンダルを描いたポリティカル・サスペンス『バグダッド・スキャンダル』が11月3日(土)よりシネマカリテ他全国順次公開致します。本作の公開を記念して下記の通り、松崎ブラザーズこと放送作家で映画活動家の松崎まことさん、映画評論家の松崎健夫さんゲストにお招きしたトークイベント付き特別試写会を行いました。
映画『バグダッド・スキャンダル』イベント試写会 |
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この度、11月3日(土)より公開される実話に基づく社会派サスペンス『バグダッド・スキャンダル』のトークイベント付き試写会が行われ、ゲストに放送作家で映画活動家の松崎まこと氏、映画評論家の松崎健夫氏、通称松崎ブラザーズのお二人が登壇した。
本作は「石油・食料交換プログラム」における内部告発を題材としており、初めに と観客に問うと、数名が頷く程度で、 松崎健夫さん:僕は覚えていなかった。 と、いかにこの事件が世に埋もれてしまっているかが明確となった。告発系映画というジャンルについて、 松崎健夫さん:こういった映画はフィクションの形をとりながら事実を多くの人に知らしめることができる。エンタテイメントの力を借りて分かりやすく見せるツールとして有効です。 と述べた。一方、 松崎まことさん:「国が悪くなると告発系の映画が増える」と森達也監督といっています。期待してはいいのか分からないけれど、日本も告発系映画が増えるのでは? と苦笑しながらも示唆し、会場から笑いが起きた。 |
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話題は、ヒット作を連発する米の新鋭スタジオ「A24」の勢いについて。
本作も「A24」が手掛けた作品で、巧みな演出とスリルある展開は松崎ブラザーズも圧倒されたそう。まず、 ハリウッド映画は近年、原作ものやリバイバル、続編などデータがきちんと取れているものを制作しがちで、リスク回避しているのが実状。そんな中、A24は純粋なアメリカ映画ではなくアメリカ国外からひろってきた作品を発表してきた。『バグダッド・スキャンダル』もその1つ。個性的でアート性とエンタテイメント性を融合させたオリジナルで挑戦している。映画へのアンテナ感度が高い人は、あのロゴは間違いがないと思うまでの会社になっているのでは。 と太鼓判。 松崎まことさん:これからもA24作品が賞レースを賑わす予感がします! と述べました。 映画『バグダッド・スキャンダル』原題:Backstabbing for Beginnersは11月3日(土)よりシネマカリテ他全国順次公開です。 Story |
原作:マイケル・スーサン
監督・脚本:ペール・フライ
脚本:ダニエル・パイン
出演:テオ・ジェームズ、ベン・キングズレー、ジャクリーン・ビセット、ベルシム・ビルギン
2018年/デンマーク=カナダ=アメリカ/106分/5.1ch/シネスコ/カラー
配給:アンプラグド
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