映画情報どっとこむ ralph この度、『海炭市叙景』(10)、『そこのみにて光輝く』(14)、『オーバー・フェンス』(16)と代表作が次々に映画化され、選集や評伝も出版されるなど、改めて再評価の波が続く函館出身の小説家、佐藤泰志の初期最高傑作と呼ばれる同名小説の映画化『きみの鳥はうたえる』がいよいよ9月1日(土)より新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかにて全国公開となり。

本作のメインキャストの柄本佑さん、石橋静河さん、染谷将太さんに加え、出演者の足立智充さん、山本亜依さん、柴田貴哉さん、そして三宅唱監督が登壇して初日舞台挨拶が行われ、小劇団感イッパイなイベントとなりました!

『きみの鳥はうたえる』初日舞台挨拶 イベント
日時:9月1日(土)
場所:新宿武蔵野館(新宿区新宿3丁目27−10 武蔵野ビル 3F)
登壇:柄本佑、石橋静河、染谷将太、足立智充、山本亜依、柴田貴哉、三宅唱監督

映画情報どっとこむ ralph 大きな拍手に迎えられた、キャストと監督。一言挨拶の後、撮影の印象や思いを語ることに。


柄本さん:撮影の雰囲気は・・・割とわちゃわちゃでしたね。三人で戯れているところは監督も交えて戯れて。監督がい無くなって撮るか演出。結構疲れました!真剣に疲れました。豊かな現場でした。


石橋さん:函館についたところから、たくさん笑ったし、たくさん食べたし、たくさん飲みました!本当に疲れた良い時間でした!


染谷さん:疲れるまで楽しんだ現場でしたね。楽しむのって疲れるんだなって知りました!佑さんが笑わしてくれて、

柄本さん:ちょっと壊れてたよね。おれ。

と、ワイワイして撮影したご様子の3人と監督。

足立さん:楽しかったです。一度帰ってまた戻ってみたら、みんないい顔してて。ずっと居たかったなと思いました。

と、ちょっと羨まし気。

初々しいを絵にかいたような、緊張が伝わってくる山本さんは・・・

山本さん:私にとって、初出演の映画でした。1週間いたのですが、スクリーンで今まで観てきた大先輩たちが得るものが多かったです。撮影の合間も話しかけて下さって。美味しいもの食べたり、写真を撮ったり。良い1週間でした。楽しかったです。

柄本さん:ホントイイ子だよね。。

と、ぽろり。

柴田さん:楽しかったな。3人の雰囲気が良くて羨ましかったです。ずっとバイト(役)してました。

そもそもこの映画に出演した経緯を聞かれ

柄本さん:三年前に、初台で舞台やってて、その時に監督からSNSで会いたいと。初台の新国立裏で焼肉を食べながら映画を撮りませんかと。是非と。感慨深そうに見えないかもしれませんが・・・感慨深いなと思ってます。でも、僕が終わるの・・・寂しいね。


三宅監督:素晴らしい俳優たちが佐藤泰志さんの作品と言う大きな器の中で僕たちが自由にさせていただきましたし。函館の方たちの協力で溶け込むような映像になっていると思います。僕にとって大事な作品になりました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

柄本さん:真剣に遊んで、真剣に楽しんで、こういう作品が出来ました。挑戦した映画です。観終えたら彼らと一緒に劇場をでたつもりでお帰り下さい!映画の中に入っていける映画だと自負しています。


石橋さん:娘がお嫁に行く気持ちです。寂しいです。皆さん多くの方に伝えて下さい!友達に、家族に、知らない人に広めて下さい!(笑)

染谷さん:我々と一緒の時間を楽しんでいただけるように、あの時間を過ごしていたんだなと。寂しいですが、皆さんに届けば。

足立さん:参加して楽しく、観ても楽しかった作品です。観てくれた方と共有できれば、嬉しいな。と思います。

山本さん:この映画を観て、函館の音や色や景色そういうものも含めて、凄く素敵な映画です。沢山の皆さんい観ていただきたいです。

柴田さん:新しい映画だと思います。気づいて欲しい!


三宅監督:函館の映画館シネマアイリスの開館 20 周年を記念で、映画館が映画を創ろう!という企画に混ぜてもらいました。それがこうして作品となり、皆さんがこうして映画館に足を運んでくれて。映画館中心にいろんな体験できるのを嬉しく思っています。

きみの鳥はうたえる

公式HP:
kiminotori.com


あらすじ・・・
函館郊外の書店で働く「僕」(柄本佑)と一緒に暮らす失業中の静雄(染谷将太)。「僕」と同じ書店で働く佐知子(石橋静河)が加わり、3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう。だが微妙なバランスのなかで成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感と共にあった。

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函館シネマアイリス開館20周年記念作品『きみの鳥はうたえる』2018年/106分/2.35/カラー/5.1ch
出演:柄本佑 石橋静河 染谷将太 足立智充 山本亜依 柴田貴哉 水間ロン OMSB Hi’Spec 渡辺真起子 萩原聖人
脚本・監督:三宅唱/原作:佐藤泰志(「きみの鳥はうたえる」河出書房新社/クレイン刊)/音楽:Hi’Spec/撮影:四宮秀俊/照明:秋山恵二郎/録音:川井崇満/美術:井上心平/企画・製作・プロデュース:菅原和博/プロデューサー:松井宏/製作:函館シネマアイリス/制作:Pigdom/配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス
© HAKODATE CINEMA IRIS
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