この度、『海炭市叙景』(10)、『そこのみにて光輝く』(14)、『オーバー・フェンス』(16)と代表作が次々に映画化され、選集や評伝も出版されるなど、改めて再評価の波が続く函館出身の小説家、佐藤泰志の初期最高傑作と呼ばれる同名小説の映画化『きみの鳥はうたえる』がいよいよ9月1日(土)より新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかにて全国公開となり。
本作のメインキャストの柄本佑さん、石橋静河さん、染谷将太さんに加え、出演者の足立智充さん、山本亜依さん、柴田貴哉さん、そして三宅唱監督が登壇して初日舞台挨拶が行われ、小劇団感イッパイなイベントとなりました! 『きみの鳥はうたえる』初日舞台挨拶 イベント |
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大きな拍手に迎えられた、キャストと監督。一言挨拶の後、撮影の印象や思いを語ることに。
と、ワイワイして撮影したご様子の3人と監督。 足立さん:楽しかったです。一度帰ってまた戻ってみたら、みんないい顔してて。ずっと居たかったなと思いました。 初々しいを絵にかいたような、緊張が伝わってくる山本さんは・・・ 山本さん:私にとって、初出演の映画でした。1週間いたのですが、スクリーンで今まで観てきた大先輩たちが得るものが多かったです。撮影の合間も話しかけて下さって。美味しいもの食べたり、写真を撮ったり。良い1週間でした。楽しかったです。 柄本さん:ホントイイ子だよね。。 と、ぽろり。 柴田さん:楽しかったな。3人の雰囲気が良くて羨ましかったです。ずっとバイト(役)してました。 そもそもこの映画に出演した経緯を聞かれ 柄本さん:三年前に、初台で舞台やってて、その時に監督からSNSで会いたいと。初台の新国立裏で焼肉を食べながら映画を撮りませんかと。是非と。感慨深そうに見えないかもしれませんが・・・感慨深いなと思ってます。でも、僕が終わるの・・・寂しいね。
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最後に・・・ 柄本さん:真剣に遊んで、真剣に楽しんで、こういう作品が出来ました。挑戦した映画です。観終えたら彼らと一緒に劇場をでたつもりでお帰り下さい!映画の中に入っていける映画だと自負しています。
『きみの鳥はうたえる』 公式HP:
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函館シネマアイリス開館20周年記念作品『きみの鳥はうたえる』2018年/106分/2.35/カラー/5.1ch
出演:柄本佑 石橋静河 染谷将太 足立智充 山本亜依 柴田貴哉 水間ロン OMSB Hi’Spec 渡辺真起子 萩原聖人
脚本・監督:三宅唱/原作:佐藤泰志(「きみの鳥はうたえる」河出書房新社/クレイン刊)/音楽:Hi’Spec/撮影:四宮秀俊/照明:秋山恵二郎/録音:川井崇満/美術:井上心平/企画・製作・プロデュース:菅原和博/プロデューサー:松井宏/製作:函館シネマアイリス/制作:Pigdom/配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス
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