映画情報どっとこむ ralph 『(500)日のサマー』『gifted/ギフテッド』のマーク・ウェブ監督最新作『さよなら、僕のマンハッタン』が4月14日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開されます。
The Only Living Boy in New York

この度、本作の本編映像が解禁された。


主人公トーマスと、彼が想いを寄せる女の子ミミが2人で訪れた美術館での一コマ。冗談を言い合い、仲良さげな雰囲気の2人。ところが、ミミの「クロアチアのザグレブに留学するかもしれない」という突然の告白で空気は一変する。「それってひどい。君は僕の唯一の安らぎだ。あの夜は本物だった。」と2人の恋愛関係を強く訴えるトーマスに対し、ミミは「あれは一夜限り」と軽く一蹴する。恋にのめり込み、子どもっぽさをのぞかせるトーマスとあくまでドライなミミは、今も根強い人気を誇るボーイミーツガール映画の金字塔『(500)日のサマー』のトムとサマーを彷彿とさせ、あのビタースウィートな気持ちを蘇えらせる。

必死にミミの気を引こうと、「“友達”はよせ。」「美人の常套句だからさ。」と強気の決め台詞を吐き、背を向けて歩き出すトーマス。しかし結局は、そんなトーマスを横目に立ち去っていくミミの後を追いかけていってしまう。あしらわれながらも好きな女の子を追いかけてしまう、まさに『(500)日のサマー』のトムを思い起こさせるワンシーンだ。

キュートな小悪魔的ヒロインが登場する以外にも、主人公の名前が共に“トーマス”であることなど、共通項は多々見受けられる。『(500)日のサマー』で象徴的なシーンに登場する、名作『卒業』。そのテーマソングといえばサイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』であり、本作でも、同じくサイモン&ガーファンクルの『ニューヨークの少年』が印象的に使われている。また、両作品ともナレーションをのせたイラストを使用していること、音楽を軸にしたおしゃれでスタイリッシュな演出を行っていることも、センス溢れるウェブ監督作品の特徴といえるだろう。

映画情報どっとこむ ralph マーク・ウェブ監督のファンを公言し、自身の監督作『モテキ』でも『サマー』へのオマージュを捧げた大根仁監督は、「『(500)日のサマー』で、青春に忘れ物をしたままのオレたちのハートを掻きむしったマーク・ウェブ監督が帰ってきた!」と本作を大絶賛。『(500)日のサマー』が“夏”なら、『さよなら、僕のマンハッタン』は監督が8年ぶりに作り上げた、『サマー』に続く“秋”の青春映画と言えるかもしれない!?

トーマスとミミの恋の行方は、トーマスの父の愛人ジョハンナが登場することで『(500)日のサマー』とは違った様相を呈してくるので、本編をお楽しみに!

さよなら、僕のマンハッタン

4月14日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開

公式サイト:
www.longride.jp/olb-movie/


大学卒業を機に親元を離れたトーマスは、風変わりな隣人W.F.ジェラルドと出会い、人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せるミミと行ったナイトクラブで、父と愛人ジョハンナの密会を目撃してしまう。W.F.の助言を受けながらジョハンナを父から引き離そうと躍起になるうちに、彼女の底知れない魅力に溺れていく。退屈な日々に舞い降りた二つの出会いが彼を予想もしていなかった自身と家族の物語に直面させることになる・・・。

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監督:マーク・ウェブ
脚本:アラン・ローブ
出演:カラム・ターナー、ケイト・ベッキンセール、ピアース・ブロスナン、シンシア・ニクソン、ジェフ・ブリッジス、カーシー・クレモンズ 
劇中曲:「ニューヨークの少年」 サイモン&ガーファンクル
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド
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