2018年1月27日より、丸の内 TOEI ほか全国公開中の小林稔侍 初主演映画『星めぐりの町』。
1月27日(土)より、全国公開中の本作だが、この度、2月7日(水)、主演の小林稔侍が 77 歳の誕生日を迎えたことを記念し、バースデーイ ベントを開催させていただきました。長寿を祝う節目の年齢には、還暦(満61歳)や古希(70歳)、米寿(88 歳)など様々な名誉がありますが、 小林稔侍の 77 歳には喜寿の祝いにあたります。 【星めぐりの町】バースデーイベント |
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客席から温かい拍手を浴びながら、主演を務めた小林稔侍が、後方客席側から登壇。
まず、 稔侍さん:早くからお越しいただき、ありがとうございます。本日誕生日を迎え、77 歳になりました。こんな僕ですが、 お客様、映画関係者の方にもたれかかりながら、ここまでやってこられました。 と感謝の気持ちを伝えた。 本日、誕生日を迎えた小林稔侍さんですが喜寿のお祝いと、ラッキーセブンなど縁起のいい言葉が多いという 77 歳にちなみ、なんと 7 つのプレゼント用意! まず一つ目は黒土監督からの小林さんに向けたメッセージが披露。 続けて2つ目は、本作にも出演されている、息子の小林健さん、そして3つ目は娘の小林千晴さんから、喜寿にちなんだ紫色の花束のプレゼント! 更に、息子の健さんからは「中身は秘密」という、紫色の包装に包まれたプレゼントも渡されました。 |
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今回父の主演映画に出演した際の心境を聞かれた娘さんは
千晴さん:TV の現場と違い、映画の現場はもっと厳しい環境を 想像したいたのですが、黒土監督はすごく穏やかで構えることなく演じてくれました。父の主演映画ですが、こんな機会をつくっていただき、すごく思い出に残る作品になりました。 と話しました。 次の4つ目、5つ目のプレゼントは何やら茶色い箱が2 つ登場。開けてみると、豊田市の太田市長より豊田市産の赤とんぼ米 5 キロと、もう片方には、劇中の中で稔侍さんが演じた豆腐職人にちなみ、“豆腐の神様”こと山下健さんによる豆腐のプレゼン ト! 6 つ目は、小林の顔が描かれたバースデーケーキ!照れながらもケーキを一口食べると、中にフルーツが入っていたよ うで「隠し味が…こんな俳優になりたい」とちゃめっ気いっぱいに笑った。 |
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また囲み取材では、息子の健さん、娘の千晴さんのことについて聞かれると、
稔侍さん:僕は僕なりに、育ててきたと言いますか、 一緒に暮らしてきた何年かを思い返していました。せがれと娘がどういう気持でいたのかわかりませんが、きっ と帰りの道すがら、落ち着いてからいろんなことを思い返すと思います。俳優という職業で、皆さんに寄りかかっ て子どもたちを育てられましたので、きょうは特に感謝の思いが強い日です。 と語った。俳優生活 56 年目にして 映画初主演に関し 稔侍さん:僕たちは映画で育てられましたので、やっぱり格別なものです。 としみじみ語り、 稔侍さん:今までは、僕なんかが何に挑戦したいとか言うのもおこがましいと思っていて、極端な言い方をすれば『何とか生き ていければいい』と答えていましたが、自分の歳をふと見ますと、これからは今までとは違った、いい俳優生活を 送っていけたら。 と言葉に力を込めた。 『星めぐりの町』
東日本大震災で家族全員を失った少年・政美に優しく寄り添いながら、心の再生を見守る昔気 質の男を存在感たっぷりに演じる。少年役は、オーディションで選ばれたシンデレラボーイの荒井陽太。勇作とふたりで暮らす娘・志保役には 壇蜜。勇作が豆腐を卸している料理屋の女将を高島礼子が演じるほか、平田満、六平直政、神戸浩ら実力派俳優が脇を固める。監督には、 『蝉しぐれ』(05)以来 12 年ぶりの映画となる黒土三男監督が、ものづくりのまち愛知県豊田市全域でロケを行い、人と自然に誠実に向き合 い、額に汗して働き、生きる人々の物語です。 |
出演:小林稔侍/ 壇蜜 荒井陽太/神戸浩 六平直政/平田満/高島礼子
脚本・監督::黒土三男『蝉しぐれ』
音楽:羽岡佳
エグゼクティブプロデュサー:岩城レイ子
プロデュサー:中尾幸男
製作:豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会
配給・宣伝:ファントム・フィルム
制作プロダクション:エース・プロダクション/ケイセブン
宣伝協力:プリマステラ
上映時間 1 時間 48 分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch
(c)2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会