『夜は短し歩けよ乙女』など多くの代表作を持ち、数多の文学賞を受賞している今最も注目の作家、森見登美彦。 彼の“新境地”にして最高傑作との呼び声高い小説『ペンギン・ハイウェイ』のアニメーション映画化が遂に決定! まっすぐな目で未来を見つめる少し生意気な小学4年生「アオヤマ君」のひと夏の「すこし・ふしぎ」な体験を瑞々しく描く本作。制作は、その力量と将来性が各方面から絶賛され、コラボレーションオファーの絶えない「スタジオコロリド」が担当。フルデジタルアニメーションながらも繊細かつ温かみのある表現で、原作の爽やかなテイストそのままに、よりスケールアップした感動を届けます。 監督は、第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した、弱冠29歳の新鋭・石田祐康。業界大注目のクリエイターが本作で待望の長編デビューを果たします。 この度、製作発表会見が行われ、オーディションで本作の主人公・小学4年生の「アオヤマ君」役を勝ち取り、声優初挑戦にして初主演を務める北 香那さん。そのアオヤマ君の初恋相手でミステリアスな歯科助手の「お姉さん」役を務めるのは、蒼井優。アニメーションの声優は『花とアリス殺人事件』以来3年振り。さらにスタジオコロリドの石田祐康監督、原作の森見登美彦さんが登壇しました。 『ペンギン・ハイウェイ』 製作発表会見 実施概要 |
|
多くのマスコミが集まった会場に登場すると、北さんと監督は、端から見ていてもわかる緊張ぶり。 一言挨拶でこの緊張が爆発してオモシロキャラな監督挨拶で場を和ませ、イベントはスタート。 今回オーディションで択ばれた北さんは初声優に挑戦。ですが、この日流れた特報ではまるで声優さんのようにうまいアフレコ。 と、話す北さんに、オーディションのことを思い出して監督は と、選んだ時のことを語ると 北さん:嬉しいです。決まったときには感極まって泣きました!夢がかなったと思いました。 と、嬉しそうな北さん。北さんは蒼井さんと仕事をしたことを聞かれ 北さん:蒼井優さんだ!ってドキドキが留まらなかったです。 と言います。 蒼井さん:『ペンギン・ハイウェイ』 と台本を読み進めると全く違う方向に進んでいくので。。読み終わって。キラキラしていた時間を思い出させてもらえて。小さいお子さんも楽しめますけど、お母さん世代にも楽しんでいただけると。もちろんお父さんにも見ていただきたいです! と、家族全員で観て欲しいという蒼井さんは、KEYとなるお姉さん役 と大女優が苦戦を漸く乗り越えたと語ります。 と満面の笑みの監督。 |
|
そんな蒼井さんと北さんの声に本作の原作者は 森見先生:初めは映像化に、抵抗があって心配しながら送り出しました。『ペンギン・ハイウェイ』 は特別で、自分の子どもの頃を舞台にする作品は自分の原点を出すことになるので。それぞれハイウエイの世界に命を吹き込んでいただけてるのは光栄です!監督も原作に対する熱意がとってもあって。素敵な作品になりそうです。 監督:ありがとうございます。そのお言葉に応えるよう全力で頑張ります! と、原作者のお墨付きをもらえて嬉しそうな監督。 この後、記者からの質問タイムを終え 最後に・・・ と、締めました。監督のキャラクターの面白さに終始笑いの絶えない製作発表会見となりました! 『ペンギン・ハイウェイ』 公式サイト: |
出演:北 香那、蒼井優
原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)
監督:石田祐康
キャラクターデザイン:新井陽次郎
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:阿部海太郎
制作:スタジオコロリド
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会