特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション(JFC)は、このたび第5回JFC アウォードを開催、10月9 日に受賞式を行いました。 JFC は、設立から今年で10 周年の節目を迎えます。 団体・個人など約150 の会員からなる日本で唯一の映像支援団体のネットワーク組織。国内外の映画・映像作品の製作支援をはじめ、各地域での人材育成支援、映像産業の振興、映像文化の普及活動を行っており、日本の撮影環境の発展と地域振興を目的として、日本映画のみならず日本での映像制作において欠かせない存在となっている。本アウォードは、全国各地で優れたロケーション資源の開発や市民と一体となった撮影支援、映像作品の活用による地域活性化に向けて日々奔走する各地域のフィルムコミッションを表彰するもので、14 団体がノミネートされた中から、優秀賞4 団体、最優秀賞1 団体が選ばれた。
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優秀賞に選ばれたのは、4 組織。
タイ・フィリピンにおける佐賀県の認知向上と交流拡大施策が評価された佐賀県フィルムコミッション。タイ・フィリピン作品の誘致に成功し、 そして映画『孤狼の血』の撮影に尽力した広島フィルムコミッション。長くFC として地元一般市民のみならず警察、役所などとの関係を築い また映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の札幌フィルムコミッションは、撮影のロケ地選定のみならず地元企業商品を出演者に 映画『翔んで埼玉』の関東圏ロケ受入組織連絡協議会は難しかった1 都6 県の広域での協力体制を実現させ受賞に至った。 今年の最優秀賞に選ばれたのは、富山県ロケーションオフィスの岡田准一主演『散り椿』。富山県ロケーションオフィスのこの受賞のお祝い 木村監督は第一声「文化庁、日本政府、東京都知事の小池百合子!東京はうるさくてしかたない!」と一喝。「アメリカだとニューヨークだろうが警察が交通整理して撮影に協力する。日本と違って映画は文化なんだ」と吠えた。 |
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各FC の受賞理由
【最優秀賞】 【優秀賞①】 【優秀賞②】 【優秀賞③】 【優秀賞④】 |