映画『夏ノ日、君ノ声』の先行上映が、ロケ地となった静岡県牧之原市から近い藤枝シネプレーゴにて開催されました。
上映後の舞台挨拶には主演の葉山奨之、ヒロインの荒川ちか、神村友征監督が登壇しました。 |
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この日は、事前に行われた抽選によって当選者を招待する形での上映。しかしながら予想を遥かに上回る募集があったそうで、初お披露目となる本作と、出演者の舞台挨拶を目当てに多くの観客が劇場に押し寄せました。
葉山さん:ようやく初お披露目となるこの場に、こんなに多くの人が来てくれてすごいうれしいです。プレッシャーを作品にぶつけてやろうという気持ちで臨みました。 と当時の想いを語りました 話題は撮影中の話になり、ヒロインの舞子を演じた荒川は、自転車で2人乗りをするシーンについて 荒川さん:結構スピードが出ていたので恐かった。 と心境を告白。 葉山さん:(荒川さんを)乗っけているので、そういう意味では緊張しましたね。 荒川さん:役柄的に何があっても声を出してはいけなかったんで・・・。 |
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荒川さん:影中は監督に雑に扱われることが多かったんです。監督が字が下手だって言うんですよ。
と述べると監督は 神村さん:(荒川さんの)イメージが清純なので、きれいな字を想像してたら、ひどくて・・・。 と本音をポロリ。そのやり取りが1分ほど続くと、痺れを切らした 葉山さん“はなまる”の話は控え室でお願いします。 とバッサリ。その仲睦まじいやり取りに場内からは笑いが起こりました。 また、この日は牧之原市の西原茂樹市長が劇場へ応援に駆けつけ 西原さん:海と山と茶畑。牧之原市の美しい風景を本当にうまく出してくれた。 と感謝の意を述べるだけでなく、葉山、荒川、監督それぞれにネーム入りのお茶のプレゼントをするなど、粋な計らいで登壇者を喜ばせる一幕も。このように、ロケ地の和やかで暖かな雰囲気の中、終始笑顔の絶えない舞台挨拶となり、10月24日(土)の本公開に向けて好スタートを切る形で先行上映と舞台挨拶を終えました。 |
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本作は、葉山奨之の初主演映画。葉山演じる不良高校生・哲夫が、不治の病に侵され耳が聞こえず話すこともできない舞子(荒川ちか)と出会い、心を通わせていくひと夏を描いた“過去”と、舞子を失った喪失感を拭えないままでいる14年後の“現在”の2つの時間軸が交差する青春ストーリーとなっています。
映画『夏ノ日、君ノ声』 10月24日(土)より角川シネマ新宿他で公開です。 |
出演: 葉山奨之 荒川ちか
古畑星夏 / 木乃江祐希 影山樹生弥 五十嵐健人 柾木玲弥 大串有希 小菅雅乃 松本若菜 大口兼悟 永倉大輔 菊池麻衣子 ほか
監督・脚本:神村友征
主題歌:「君ノ風」N.O.B.U!!!
製作:北森正人/長田安正
プロデューサー:木下陽介
アソシエイトプロデューサー:南 雅史
撮影:野村芳輝 照明:大町昌路 録音:鈴木健太郎
音楽:林部亜紀子 編集:恒川岳彦/石川 塁/神村友征
衣装:タニノルミコ ヘアメイク:鰕澤真由美 スチール:中居挙子
助監督:小田 学
制作担当:大久保貴宏 後援:静岡県牧之原市
撮影協力:静岡まきのはらフィルムコミッション
ゲーム映像協力:Konami Digital Entertainment
製作:「夏ノ日、君ノ声」製作委員会(らんくう/ユナイテッドエンタテインメント)
制作プロダクション:らんくう
配給・宣伝:ユナイテッドエンタテインメント
(C)「夏ノ日、君ノ声」製作委員会 2015年/日本/カラー/94分