女優・大竹しのぶ モントリオール世界映画祭にて大絶賛!
<後妻業の女>をテーマにした、直木賞作家・黒川博行による小説「後妻業」を原作に、ドラマや映画で多くの社会派作品を手がけてきた名匠・鶴橋康夫が映画化した『後妻業の女』は、8月27日(土)に全国318スクリーンで公開され、公開から4日間(8月30日まで)で早くも観客動員数約30万人を記録するヒットスタートをきっています。 そんな本作ですが「第40回モントリオール世界映画祭」(8月25日~9月5日)の“World Greats”部門にて上映されました。 8月30日(現地時間)の公式上映にあわせて、『後妻業の女』主演の大竹しのぶさんと鶴橋康夫監督は現地入りし、上映に先駆けてモントリオール市内各所を周りました。 旧市街のメインストリートであり、モントリオールで最も古い路地の一つであるサン・ポール通りや、 旧市街最大の見どころであるノートルダム大聖堂を訪れ 大竹さん:モントリオールは初めて来ましたが、ヨーロッパ的で綺麗な街ですね。食べ物もおいしいし、人も親切だし、もっとゆっくり滞在したい…。 と、当地の感想を語りました。また映画祭を前にして 大竹さん:どんな方々が観にいらっしゃるのかとても楽しみです。笑いの中に怖さがあるこの作品の魅力が海外の方にも伝わることを願っています。 と期待を膨らませていました。 |
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会場となったのは、1913年に建てられた歴史ある映画館「シネマ・インペリアル」。 2001年に歴史的建造物の指定を受けた本劇場にて19時すぎから行われた上映には600人もの観客が来場しました。 上映前の舞台に登壇したお二人。 鶴橋監督:フランス語でしゃべれないのが残念です。憧れのモントリオールです。(会場:拍手) たくさんの方に来ていただいて本当にありがとうございます。ホテルの前にいましたら、日本でも声をかけられないのに『監督さん!』と声をかけられました。日本出身の女性の方々で、『モントリオールは文化の街で、女性が非常に強い地域である。だから私たちは住みやすい』とおっしゃっていました。(会場:拍手) 大竹しのぶさんは長い間、私が一番愛している女優さんです。そんな彼女と今回この映画を作ってみました。原作はハードボイルドですが、コミカルなユーモアのある作品にしようと考えて作りました。観ていただいてどんな感想を持ったか、是非聞かせてください。 と述べました。大竹さんは冒頭をフランス語を披露! 大竹さん:Mesdames et messieurs, bon soir! Je m’appelle Shinobu OTAKE.(みなさん、こんばんは。私は大竹しのぶです。)」と挨拶し、続けて「ここまでしかしゃべれません(会場:笑)。16時間くらいかけてモントリオールに来ました。とても美しい街でビックリしています。文化も言葉も違う方々に、私たちの映画がどう受け入れられるのか少し不安です。私は(映画の中で)男の人をいっぱい騙してお金を奪う悪い女なのですが、誰もが実は、愛を求めていることを感じてもらえるととても嬉しいです。ここに来てくださった方々に感謝します。Merci beaucoup(どうもありがとうございました)! と語りました。 上映中は、大竹しのぶ演じる“小夜子”の台詞の度、また“小夜子”の一挙一動に笑いが起き、最後の最後まで笑いが絶えることはなく、まさに鶴橋監督が手掛ける喜劇が海外でも受け入れられた証といえます。上映後、会場が割れんばかりの拍手で送られた大竹と監督は、ロビーにてたくさんの観客に囲まれ、サインや写真の求めに応じました。 |
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モントリオール世界映画祭を終えたコメントが届いています!
大竹しのぶ 監督:鶴橋康夫 |
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観客の感想もどうぞ!
◆60代女性 ◆40代男性 ◆30代女性 ◆40代女性 ◆60代男性 ◆20代女性 ◆10代女性 ◆メキシコ人ジャーナリスト クリスティーナ・ボイレス(74歳) ◆メキシコ人ジャーナリスト レオ・ポルドソト(59歳) |
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65歳以上の男性の5人に1人、女性の2人に1人が独身という昨今、熟年婚活の倍増に目を付けて、金持ち男の後妻に入り財産を奪うのが、<後妻業の女>。 『後妻業の女』 全国東宝系にて大ヒット上映中! 公式サイト: |
監督・脚本:鶴橋康夫
キャスト:大竹しのぶ 豊川悦司
尾野真千子 長谷川京子 水川あさみ 風間俊介 余貴美子
笑福亭鶴瓶 津川雅彦 永瀬正敏
原作:黒川博行「後妻業」文春文庫刊
音楽:羽岡佳
Ⓒ2016「後妻業の女」製作委員会
レイティング:PG-12
撮影期間:2015年7月22日~9月12日