1977年から40年以上にわたり、国内外に自主映画を紹介してきた、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)。 そのPFFが、新たなる映画賞「大島渚賞」を創設しました。 大島渚賞は、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞です。対象は、劇場公開作品を持つ監督です。かつて、大島渚監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、それに続く次世代の監督を、期待と称賛を込めて顕彰します。 そして この度、第1回目の受賞者が決まりましたので、ご報告。 「第1回大島渚賞」は、審査員長である坂本龍一氏(音楽家)、審査員の黒沢 清氏(映画監督)、荒木啓子(PFFディレクター)の討議により、ハンガリーの巨匠タル・ベーラの愛弟子で、独自の映画言語で『鉱 ARAGANE』、『セノーテ』など、次々に新たな作品を生み出している小田 香(おだ・かおり/32歳)監督に決定しました。 授賞式は、3月19日に東京・丸ビルホールで行います。 |
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【第1回大島渚賞 記念上映会】 2020年3月20日(金・祝) 会場:丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7・8階) 小田 香監督 × 坂本龍一氏(音楽家) × 黒沢 清氏(映画監督)トーク 「大島渚賞 記念上映会」では、受賞監督作品と大島渚監督作品を上映致します。 <タイムテーブル> (※予定) <上映作品紹介> ◎『青春残酷物語 デジタル修復版』 ※本企画は、毎年大島監督の誕生月である3月に開催の予定です。 |