株式会社洋泉社より毎月21日に発売されている映画雑誌『映画秘宝』の2018年3月号(1月20日〈土曜日〉発売)では、日本最大規模の160名超もの映画通が参加した「ベスト&トホホ10‼」を発表。
2017年に最も面白かった映画と、トホホ映画大賞「HIHOはくさいアワード」をランキング形式で決定! 同ランキング史上最大人数160名超が参加した2018年3月号(1月20日〈土〉発売のランキングは、いまだかつてない衝撃の結果に! なんとベスト10 &トホホ10の1位が同じ作品に! 前代未聞の2冠に輝いたのは、SF映画の金字塔『ブレードランナー』の正統な続編で、『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品『ブレードランナー 2049』! 投票者の中にはベスト1、トホホ1の両方に本作品を投票する方も……! 『映画秘宝』創刊者の映画評論家・町山智浩氏は、賛否真っ二つに分かれたランキング結果について、「みんな『ブレードランナー』に思い入れがあるからこその結果だよね」と冷静に分析するいっぽうで、「泣いた!作り手のブレードランナー愛の深さを感じたよ」と『ブレードランナー 2049』を熱く絶賛する選評を寄せている。ベストとトホホの両部門で共に『ブレードランナー 2049』をベスト1に選出した、映画評論家の品川四郎氏は、 「これを“傑作だ”と言う人/言いたい人は、アンチ派が思わずのけ反るくらいに正面攻撃の正攻法でホメ殺してくれなきゃ困る。それが本当の“ブレラン贔屓”っていうもんでしょう。(中略)内容的には、スナック菓子をたらふく喰って胸焼けしてる感じ。明快な出口をほとんど作らずに詰め込むのはダメだよ」 と、『ブレードランナー 2049』への愛憎入り乱れる自身の思いのたけを選評コメントにぶつけています。今回の結果に至った執筆陣による賛否両論真っ二つの回答コメント集の全貌は、『映画秘宝』3月号本誌でぜひご確認ください! 賛否真っ二つの結果となった作品ランキングの他にも、配信ドラマ・アクション・サントラ・おもちゃなどテーマ別にランキングを発表!『ワンダーウーマン』のガル・ガドットや、『アトミック・ブロンド』のシャーリーズ・セロンをはじめ、イラストレーター長野剛氏による2017年の映画界を彩った力強いヒロインたちの描き下ろし表紙が目印です! |
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映画秘宝が選ぶ2017年度映画ベスト10 ①位 ブレードランナー 2049 ②位 新感染 ファイナル・エクスプレス ③位 ベイビー・ドライバー ④位 キングコング:髑髏島の巨神 ⑤位 エル ELLE ⑥位 LOGAN/ローガン ⑦位 メッセージ ⑧位 KUBO/クボ 二本の弦の秘密 ⑨位 レゴバットマン ザ・ムービー ⑩位 ゲット・アウト 男女別俳優ランキング、ベスト・ガイ & ベスト・ガールの1位も発表! 《投票者コメント抜粋》 ベスト・ガイ! ライアン・ゴズリング『ブレードランナー 2049』ほか より 《投票者コメント抜粋》 ★ベスト・ガール第1位 ベスト・ガール! 《投票者コメント抜粋》 「女エージェントものが彼女のおかげで勢いづいた」(青井邦夫) ランキング選者は豪華著名人、総勢160名超! 町山智浩、柳下毅一郎、のん、内山昂輝、二階堂ふみ、みうらじゅん、伊賀大介、宇多丸(Rhymester)、 大槻ケンヂ(筋肉少女帯)、笠井信輔、黒沢薫(ゴスペラーズ)、入江悠、白石晃士、ダイノジ大谷、高橋ヨシキ、平山夢明、深町秋生、中子真治、人間食べ食べカエル、松江哲明、森直人、柳下毅一郎、LiLiCo、斎藤工、水道橋博士、田亀源五郎、桜庭一樹 and more……‼︎ |
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月刊雑誌『映画秘宝』 ワンテーマのA5判ムックとして現・映画評論家の町山智浩が 95 年に創刊。99 年に A4判の隔月刊雑誌としてリニューアル。02 年より月刊化。主にアクション、ホラー、SF映画などのジャンル映画の特集を中心とした誌面作りでコアな映画ファン層から絶大な支持を得ています。 |