祖父の葬儀をきっかけに、それぞれの事情を抱えた家族が久々に集合、みっともないほどの本音をさらけ出し、 やっかいだけどそこから“本当の家族”へとそれぞれ踏み出していく珠玉の物語、映画『おじいちゃん、死んじゃっ たって。』。
10/29(日)に東京国際映画祭 日本スプラッシュ部門にて本作初お披露目、すなわちワールドプレミアとなり、主演の岸井ゆきのさん、池本啓太さん、松澤匠さん、森ガキ侑大監督が登壇し、舞台挨拶を行いました。 「おじいちゃん、死んじゃったって。」 |
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Q:監督は本作が初映画監督作。岸井さんは本作初主演作。そして本日、本作初披露ということで初尽くしですが、それぞれ気持ちをお聞かせいただけますでしょうか。
森ガキ監督:CM の場合ですと(テレビ CM として)強制的に見てもらうんですが、そういうのはなんとも言えない気持ちです。 |
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Q:当時の熊本での撮影で、印象に残るエピソードは? 池本さん:人吉には初めて撮影で行ったのですが、撮影中は夜中に監督と一緒に温泉に入って毎日、二人で語り合 ったりしていました。 森ガキ監督:気持ちとしては、早く寝たかったのですが、池本くんは映画が好きで「監督、何の映画が好きですか?!」とか聞いてくるので、ここで断ったらモチベーションが下がるといけないので一緒に行っていました(笑) 池本さん:監督が現場から戻って来るのを待って、「温泉行きますか?」って聞いて、毎日待ってました(笑)でも本 当にそれが思い出です。 |
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Q:最後に一言。 岸井さん:家族というみんなが体験するであろう、したであろう、お葬式やおじいちゃん、おばあちゃんとか、家 族とかそういう話で。タイトルは悲しそうですが、映画の内容はクスっと笑えたりするので本当にこの映画は“家 族”を描いていると思います。 森ガキ監督:脚本の山崎さんと出会って、ここまで約4年かかって、皆さんにお披露目できるので本当に長かったな と思います。でも今この時代、オリジナルでやらせて頂けない中、オリジナルのデビュー作で温め続けてようや く解禁したということですごく嬉しく思います。是非、今日ワールドプレミアムでご覧になった皆さんの口コミ で広げていければと思います。あと僕は最近ジョギングでポストインしています(笑)偉い方には止められますが。でも本当にたくさんの方に観ていただきたいので皆さんよろしくお願いします。 『おじいちゃん、死んじゃったって。』 11月4日よりテアトル新宿ほか全国公開 物語・・・ とある夏の地方都市。吉子(岸井ゆきの)彼氏とのセックスを中断して鳴り続ける電話をとると、それは、 祖父の訃報だった。二階から、草むしりをする父・清二に声をかけるー |
監督:森ガキ侑大/ 原作・脚本:山﨑佐保子
出演:岸井ゆきの、岩松了、美保純、岡山天音、水野美紀、光石研/小野花梨、赤間麻里子、池本啓太、大方斐紗子、五歩一豊、松澤匠
主題歌:Yogee New Waves「SAYONARAMATA」(Roman Label/BAYON PRODUCTION)
特別協賛:セルモ/協賛:豊成、全日本空輸/ロケーション協力:熊本県人吉市、インド・バラナシ
原作本:山﨑佐保子「おじいちゃん、死んじゃったって。」(10.6発売予定/幻冬舎文庫 刊)
劇中写真協力:藤原新也「メメント・モリ −死を想え」(三五館 刊)
製作プロダクション:nice/マグネタイズ/製作:「おじいちゃん、死んじゃったって。」製作委員会:nice、S・D・P、ガキ社
マグネタイズ、ARAKINC、インディヴィオン、プライド・ワン・エンタテインメント
配給統括:マグネタイズ/劇場営業:松竹メディア事業部
©2017「おじいちゃん、死んじゃったって。」製作委員会