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世界的ファッションデザイナーのトム・ フォードが『シングルマン』(09)以来、7年ぶりに監督を務めた最新作『ノクターナル・アニマルズ』がいよいよ来週11月3日(金・祝)よ り、TOHOシネマズシャンテほか全国公開となります。因みにnocturnal animal=夜行性動物
その公開に先立ち昨日 24 日(火)にトークショー付き特別試写会 が行われスペシャルゲストとして女装家でタレントのミッツ・マングローブさんが登壇しました! |
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来場者の前にサプライズゲストとしてエイミー・アダムスが演じた主人公スーザンの衣裳のような、深緑のロングドレスミッツ・マングローブさんが登場すると驚きと歓声。
イベントに登壇したミッツ・マングローブさんと、MC の秀島史香さんは実は大学時代の同級生。打ち解けた雰囲気で ミッツさん:あんたは昔から変わらないわね~。 映画を観た感想、ぶっちゃけどうですか?と聞かれると ミッツさん:ただただ美しかった。特に終盤の場面で、エイミー・アダムス演じる スーザンとジェイク・ギレンホール演じるエドワードの男女の駆け引き。めちゃくちゃ分かる!色恋ってファンタジーよね。 と語りました。さらに自身の恋愛傾向も交えて ミッツさん:(自分は)悪い男にダマされるのよ。深みにハマるとね、解決す るのは時間の問題じゃない。 と深々とため息。ミッツさんが今までどんな恋愛を繰り返してきたのか気になるところ。 ミッツさん:ハリウッド 映画にはあまりないようなウェットな演出は、さすがトム・フォード!と思う一方で、トム・フォード監督自身の中でも、きっと復讐したいと思う相手が頭に浮かんでいたに違いない。じゃなかったらあんな演出出来ないわ! と力説。 |
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人物の中で好きなキャラクターについて聞かれると ミッツさん:悪役のふたりが綺麗で美しかったわ~。 と即答するミッツさん。“現在” “過去”“小説内小説”と 3 つの世界が描かれる中で、悪役のふ たりとは“小説”世界に登場する、凶悪な殺人犯グループのレイ (アーロン・テイラー=ジョンソン)とルー(カール・グルスマン) のこと。アーロン・テイラー=ジョンソンは近年『キック・アス』シリー ズや、『ザ・ウォール』で主演を務める若手人気俳優。カール・グ ルスマンは衝撃官能体験を味わえると話題になった『LOVE 3D』やエル・ファニング主演『ネオン・デーモン』でヒロインの相手 役を務めるなど、今注目度急上昇中の若手の一人だ。 ミッツさん:警部補に越権行為 をされて脅迫されて、ふたりがドーンと壁に背中を打ち付けられるシーン、あそこかわいかった~♡♡監督の性癖が垣間見れる部分じゃないかしら。 と興奮気味!! ミッツさん:彼について調べたんだけど、若い頃のジ ョン・レノンを演じた『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の監督だった23 歳年上の女性と結婚したのよ!しかも前夫との間にいる2人の子と、結婚してから生まれた2 人の子、全部で4 人の子の面倒を見てるのよ!スゴイわ。イギリス人は策略家ね。まだまだこれから飛躍するわよ。 とアーロンの私生活まで調べつくすハマりっぷりを披露。 さらに男性陣はもちろんのこと ミッツさん:女性陣もとても綺麗。トムの女性への意識を感じるわ、女性に対する業ともとれるし、“ガラスの天井”も見て取れる、そして女の欲深さもね。 と先日希望の党代表・小池百合子東京都知事が口にしたホットワードも絡め話してた。 MC 秀島さん:複数の物語が重なり合う点が特徴ですが、そういう構造はミュージシャンとしてはどう感じますか? と問いかけ。 ミッツさん:私は正直に言うと、あまりたくさん映画を観る方ではないから、難しい構造のものは苦手。特にこういういくつも世界が同時に描かれるものとか。でもこの作品は分かりやすかった。小説世界を描く時に時折現実世界の主人公スーザンが出てく るんだけど、その時は本を読んでるシーンが映るから「これは彼女が読んでいる世界の中なんだ」と理解できる。あと音楽の効 果や展開の描き方も親切で、複雑な構造も分かりやすく描かれているの。 と複雑な構造の中にも、トム・フォードの手腕による 演出の妙を絶賛。さらに他に印象に残ったシーンについて ミッツさん:警部補ボビー・アンディーズの衣裳がこれぞテキサスの警官、と分かるテンガロンハットとかがとても記号的だった。監督の自身の出身地に対する愛憎入り混じる感情が見て取れた。ふるさとや、自分のル ーツとかふつふつとした想いが詰まっている映画ね。 と語った。 |
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話は続き、ミュージシャンとしてのミッツさんの創作活動と『ノクターナル・アニマルズ』が結び付く。
ミッツさん:復讐は作品を作るモチベーションになる。(復讐が)なかったら、40 年生きてきてそろそろ前に進めなくなってるわよ!! と会場に笑いを誘う。そして ミッツさん:歌手活動の中で、作詞する時にはいつも同じような方向に向かっちゃうのよね。報われなかったことばかりに焦点を当てちゃって、毎度同じことを書いてるってディレクターに怒られる。でも自分の中にはやっぱり大きな感情の歴史として残っていて「(私は)こん なに想っていたのに、あなたは逃げちゃうのね」って思うことがある。印象的なシーンで雨に濡れて佇むエドワード(ジェイク・ギ レンホール)の姿は、映画が進むにつれてどんどん追いやられる主人公スーザンの脳内の妄想や幻想ともとれる。 と、自身の歌手活動と結びつけながらスーザンとエドワードの過去について明かされるシーンについて言及。 まだまだ話尽きないミッツさんだったが MC に「そろそろ…」と三度目の終わり合図をされると、名残惜しそうに会場を後に。 『ノクターナル・アニマルズ』 は来週11月3日(金/祝(文化の日))から、TOHO シネマズ シャンテほか全国公開です。 |
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物語・・・
経済的には恵まれながらも、夫との関係が上手くいかず満たされない日々を過ごすスーザンのもとに20年前に別れた元夫から送られてきた衝撃的な内容の小説が送られてくる。精神的弱さを軽蔑していたはずの元夫の送ってきた小説の中に、それまで触れたことのない非凡な才能を読み取り、再会を望むようになるスーザン。 彼はなぜ小説を送ってきたのか。それはまだ残る愛なのか、それとも復讐なのか。 11月3日(金・祝)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー |
脚本・監督:トム・フォード
出演:エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン、アイラ・フィッシャー、アーミー・ハマー、ローラ・リニー、アンドレア・ライズブロー、マイケル・シーン
原作:「ノクターナル・アニマルズ」(オースティン・ライト著/ハヤカワ文庫)
2016/アメリカ/116分/PG-12 /ユニバーサル作品
配給:ビターズ・エンド/パルコ
(C)Universal Pictures
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