高校教師と生徒という立場で出会った葉山(松本潤)と泉(有村架純)。 そんな2人が時を経て運命的再会を果たし、一生に一度の許されぬ恋に身を焦がしていく…。 嵐の松本潤主演で映画化した『ナラタージュ』その大ヒットを受け主演の松本潤さん、有村架純さん、そして行定勲監督が登壇する登壇の大ヒット御礼舞台挨拶が行われました。 『ナラタージュ』大ヒット御礼舞台挨拶 |
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大歓声の中登場した松本潤さん、有村架純さん、行定勲監督。 それぞれのご挨拶の後、本作の公開後の反響に対して 松本さん:久しぶりな知り合いから長い感想をいただいたり、平日の昼間に見てくれた友人からは、たくさんの人が劇場に入っていることを教えてもらいました。この映画をきっかけにコミュニケーションが取れました。 と大ヒットを実感したご様子。釜山国際映画祭の公式上映に参加した有村さんと監督は今日帰国されたようでその感想を と話す有村さん。これを受けて、 監督:彼らは、最近無くなった本格的なラブストーリーダと言うんですね。傷つけたり悲しいことを乗り越えたり。こういうものを観たかったと言われて。生々しいこの作品を映画館で観て、肯定、否定。韓国でも日本でも伝わったなと思います。 |
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本作を通じて得たもの
松本さん:自分の表現の幅が広がりました。これまでの自分がやっていた方向とは違う、そぎ落とす方向でやらせてもらっいました。また呼んでいただきたいですね。 と大変だった作品から得たものに感謝するお二人。 12年の構想を経て本作を完成させた行定監督は 行定監督:大ヒットで首が繋がった。これが当たらなかったら路線を変えようと思いました。ジェットコースタームービーみたいなね(笑)。でも、この人間関係のあいまいさのようなものを描きたいんです。わかり易くしなくてもいい。それこそ映画だからできること。こうやって多くの皆さんに見ていただけたということで、またこういった作品をやれる猶予期間が延びました。 と、嬉しそうな監督。 |
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この日は松本さん、有村さんには内緒で行定監督が感謝の手紙を執筆し、MCが代読。 松本さんには、『君が参加してくれたからこそ1本の映画が救われた』『不器用でその分誰よりも努力してここにいる人』『繊細な君とはもっともっと自由に旅してみたい。次はどんな冒険をしようか?その日を楽しみにしている』 などの言葉が贈られた。 そして、 有村さんに対して『精神的にもきつく不安があったはず。覚悟しなければいけないこともあったと思うが、泣き言も悩みも打ち明けず、ひたすら役と向き合った。その苦悩する姿こそ女優の最も美しい姿。あなたほど寡黙で芯の強い女優を私は知らない。これからもかたくなに演じることに拘り続けてほしい。そして日本映画史に残る女優になって。あなたなら必ずできる』 との言葉が贈られた。これに有村さんは号泣。その横でハンカチがないことを悔やむ松本さん。それでも記者対し「撮らないであげて」と優しい松本さん。 有村さん:このようにお手紙をいただいて……今までやってきて良かったなと思いました。 松本さん:この手紙をいただけたことが一番の宝物。監督、スタッフの皆さん、このタイミングで架純ちゃんとこのようなラブストーリーができたことに感謝です。 と感無量の様子でした。 |
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ストーリー 壊れるくらい、あなたが好きでした。 大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。二人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる――。 |
松本 潤 有村架純
坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 神岡実希 駒木根隆介 金子大地/市川実日子 瀬戸康史
監督:行定勲
原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊)
脚本:堀泉杏 音楽:めいなCo.
主題歌:「ナラタージュ」 adieu(ソニー・ミュージックレコーズ) / 作詞・作曲:野田洋次郎
配給:東宝=アスミック・エース
(C)2017「ナラタージュ」製作委員会