障害者への理解を求める活動を続ける熊篠慶彦さんの実体験をもとに、車椅子生活を送るクマ(リリー・フランキー)と、精神に障害のある美少女・ミツ(清野菜名)のハチャメチャな恋を描いた幸せエンターテインメント映画『パーフェクト・レボリューション』が9月29日(金)TOHOシネマズ新宿他にて全国公開となります。
この度、公開に先立ち、9月7日(木)に舞台挨拶付き完成披露試写会が行われ、リリー・フランキーさん、清野菜名さん、小池栄子さん、松本准平監督、熊篠慶彦さんが登壇。 そして!リリーさん自ら「『BABY BABY』を使わせて欲しい」とオファーした峯田和伸(銀杏BOYZ)さんがサプライズの花束ゲストとして登場いたします。 『パーフェクト・レボリューション』 完成披露試写会 舞台挨拶 |
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リリーさん:沢山の方に来ていただいて、モデルの熊篠君が今日来ていて。ハワイの市長みたいだね。 熊篠さん:暑い予定だったんでね。 リリーさん:そう、足元のお悪い中いらっしゃっていただいてありがとうございます。 と、最初から息の合ったお二人。実は二人は10年前からのお知り合いだそうで リリーさん:ノアールと言う団体で活動されている、当たり前ですけど障害者も性欲もあるし恋愛もしたい。なんで、それを声高に言わなきゃいけないか。それは健常者がそう思っていないずれがある。その活動に共感して・・・。でも、なかなか伝わらない。映画自体は面白いエンターテインメントですが、こうやって皆さんに聞いていただけるのは嬉しいですね。 役作りなどを聞かれると・・・ リリーさん:映画になると聞いて何か手伝いたい、トークイベントでも何でもいいからと思ったら熊篠君の役で。もともと知ってる人なんで役作りは苦労しなかったですね。電動車いすの使い方は練習しました。1台欲しいなと今思ってます。ずっと、車いすに座ってたんで、今日菜名ちゃんと立って並んだら違和感です。 そう言われた清野さんは、今回の役のオファーの時に監督から台本とお手紙をいただいたそうで 清野さん:初めて監督にお手紙をいただいたんで嬉しくて。台本読んだら面白くて。頭の中で勝手に動き出してて興味しかなくて。実際楽しみました。 |
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介助師役の小池さんは
小池さん:クマを家族のように思いながら寄り添って居る役。そこにミツが来て、だんだん愛がはぐくまれていく様子が楽しかったですね。 熊篠さん:遠目に見たら、脳性まひのおっさんにしか見えない。形態模写みたい。 リリーさん:プロの人に褒めてもらえると嬉しいです。 小池さん:二人は居心地の良さが似てますよ。ゆるい空気感ですね
小池さん:海のシーン。結構でしたよ。 リリーさん:3人で2月の海に。 監督:小池さんが率先して入って行って、男前だなーと。 清野さん:本当に寒かったですね。 と、雪予想の日に海に入るという監督の鬼演出エピソードが暴露されました! |
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ここで、リリー・フランキー自ら「『BABY BABY』を使わせて欲しい」とオファーした峯田和伸(銀杏BOYZ)さんがサプライズの花束ゲストとして登場 峯田さん:リリーさんからメール来て、お願いしまーす!って返しました。 リリーさん:もともと使う予定だった曲は使用料が高くて。。。メールしたら7秒ぐらいで返ってきて。 と、驚きのエピソードを明かしました。 最後に・・ リリーさん:障害者テーマだと、重いんじゃないかと。思われがちですが。熊代君も監督もそこじゃなくて。障碍者が主人公の映画でもポップなもの。そういうのが不謹慎だという方もいらっしゃるかもしれませんが、それこそが差別だと思います。日本じゃなかなかったものになっています。レボリューションだと思います! 最後は、劇中クマの電動車いすにミツが乗って疾走するシーンを再現! |
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型破りな究極の愛の物語に、リリー・フランキー、清野菜名が体当たりの演技で挑む。 無謀だなんて、誰が決めた? 泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて二人で超える。革命は起こせる。 『パーフェクト・レボリューション』 9月29日(金)TOHOシネマズ 新宿他にて全国公開! |
配給:東北新社
レイティング:PG12
117分
(C)2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会