映画情報どっとこむ ralph 俳優 向井理が自ら企画し映像化を熱望した映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』が6月24日(土)より全国公開となり、初日舞台挨拶が行われました。

上映を見終えた観客の前で、尾野真千子さん、向井理さん、岸本加世子さん、駿河太郎さん、成田偉心さん、山本むつみさん(脚本)、深川栄洋監督が登場し、初日を迎えての感想や映画への想いの丈を語りました。また、本作が映画遺作となった野際陽子さんと共演した岸本加世子さんは撮影時のエピソードなども披露。さらに、吾郎役の向井さんからその妻・朋子役を演じた尾野さんに、劇中で尾野さんが着用していた黄色いワンピースをイメージした黄色い花束と愛のこもったメッセージをサプライズプレゼント!向井のサプライズと温かい観客からの盛大な拍手に尾野真千子大号泣の舞台挨拶となりました!

日付:6月24日
登壇:尾野真千子、向井理、岸本加世子、駿河太郎、成田偉心、山本むつみ(脚本)、深川栄洋監督

映画情報どっとこむ ralph 映画を見終えた総勢約500名の観客が尾野さん・向井さん・岸本さん・成田さん・駿河さん・山本さん(脚本)・深川監督の7名を迎え、しばらく拍手が鳴りやまずに尾野真千子は感極って号泣!

温かい客席に対して

尾野さん:感無量です!こんな経験初めてです。こうやってご褒美をもらえたことが本当に嬉しいです。

と涙ながらに話しました。

そして

向井さん:隣で号泣されると冷静になっちゃいますね(笑)今までやってきてこういう経験が初めてなので、本当に嬉しいです。たくさんの方々に届いたんだなと実感します。まだ実感がわかないですが初日を迎えられることができました。僕にとってもみなさんにとっても特別な一日になりました。本当にありがとうございます。感無量です。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 昨年2月のクランクインから1年4か月。

尾野さん:今のこの場ついてからは嬉しさでいっぱいです。向井さんと2人でプロモーションを頑張ってきましたが、公開されることが寂しく感じてきて、自分たちの手からこの映画が旅立っていくんだね、って話していました。でも今日は嬉しいね!良かった!

と語り、今回自身の祖母の手記の映画化を企画した向井さんは

向井さん:話を始めて7年、自分の家族(の映画)を残そうとは思っていませんでした。あの時代生きてた人たちを残したかったんです。企画としてはいろんな人に頼りっぱなしでした。改めて周りに感謝したいです。

と感慨深げに初日を迎えた思いを告白。

岸本さんは過去に向井さんと親子役を演じたこともあり

岸本さん:このお話をいただいたときは、向井さんとちょうど親子役を演じていたんです。向井さんのおばあさんのお話ということ、実話でもありますので心してかからないと、と気合が入りました!

と意気込んで臨んだことを語り、本作で向井さん演じる吾郎の先輩“高杉”役を演じた駿河さんは

駿河さん:向井くんとは初めてお仕事をさせていただきました。この企画を聞いたときに、なんておじいちゃんおばあちゃん孝行なんだと思いました。こんなイケメンでそんなええことされたら誰も勝たれへんやろと正直思いましたね(笑)撮影時の向井君のスタッフへやキャストへの配慮もすごくて、惚れてまうやろ!と思いました(笑)個人的に僕は「カーネーション」というドラマで尾野さんと夫婦役でしたので、元嫁が他の男と夫婦役を演じていることに少し嫉妬しました(笑)

と会場を笑かせました。

印象に残っているシーンについて・・・・

尾野さん:全部のシーンが我が子のようです(笑)家族で笑っているシーンは楽しくってみんなが幸せのシーンなので楽しかったです。

と語る一方で、

向井さん:僕は躍っているシーンですかね!大幅にカットされちゃいましたけど(笑)南京の時代に、若かった吾郎が子供たちに向けて踊るシーンがあるんです。現場では一人でずっと踊っているので体力的にキツかったですが、子供たちの自然なリアクションを撮るために一発本番で臨みました。

と語った。それに対して

駿河さん:向井君が一人で踊っているところを見て、尾野さんと2人で笑ってました。

と撮影時の裏話を披露。

また、先日逝去された野際陽子さんと共演して

岸本さん:本来であれば野際さんが今日の舞台挨拶を楽しみにしておられたと伺いました。大先輩である女優の野際さんの映画としての遺作にご一緒できて本当に光栄です。現場ではとても元気でいらっしゃいました。深川監督からもっと弱った感じに…と演出をされるぐらい元気だったんです。本当に突然のことで悔やまれるのですが、今回の映画は私にとって宝物になりました。

野際さんとの思い出を語りました。

映画情報どっとこむ ralph さらに、向井さん自ら主演・尾野さんに感謝の気持ちを伝えたいということでサプライズ企画!!

向井さん:撮影期間は1か月でしたが映画というものは本当に大変でいろんな人が携わっています。俳優部の部長として作品を引っ張ってこられた主演の尾野真千子さんにお心ばかりのプレゼント渡したいと思います!

と尾野さんの誕生月の花でもあり、劇中で着用していた黄色いワンピースをイメージした黄色のオンシジュームの花束をプレゼント。

向井さん:お疲れ様。幸せだったよ!真千子と共演できて!映画って見えないところでたくさんの努力が必要なんです。一番先頭にやるってことはとても大変なことで、たくさんの拍手をいただけていることも彼女の才能です。本当にお疲れ様でした。

と向井さんの言葉に尾野さんは再び大号泣。

向井さんの愛情ったぷりのサプライズ演出に

尾野さん:今日はなんて日だ!本当に妻を演じさせていただいて本当に幸せでした。楽しい日々を迎えられて、ともに足並み揃えてここまで歩んで来られたことがとても嬉しいです。この映画を一番の宝物にします!

と涙ながらにコメントした。

最後に向井さんが会場の観客に向けて

向井さん:本当に今日はありがとうございました。初日は僕らにとってゴールでありみなさんにとってスタートでもあります。今回本来ならここにいるはずだった野際さんんがいらっしゃらないのは残念ですが、野際さんもこういう時代が二度と起こらないでほしいと語っていました。反戦映画ではないですが、僕も野際さんと同じ思いです。そして、個人的に僕の好きな昭和の映画ができたと思います。この映画がもっともっと広がっていくと思うと本当に嬉しいです。本当にありがとうございました。

と締めくくりました。

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出演:尾野真千子  向井理  岸本加世子  駿河太郎  イッセー尾形  成田偉心 / 野際陽子
原作:『何日君再来』芦村朋子  主題歌:「何日君再来」高畑充希(ワーナーミュージック・ジャパン)
脚本:山本むつみ「ゲゲゲの女房」「八重の桜」   監督:深川栄洋「神様のカルテ」「60歳のラブレター」   
製作:「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会   配給:ショウゲート  (C)2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
   
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