少女まんが雑誌「りぼん」で連載中のネ申ホラーコミック『絶叫学級』の実写映画が6月14日(金)より全国公開されます。

そして、昨日。この映画の完成披露試写会が実施され、会場には小学生から親御さんまで、幅広い年齢層のお客様が集まり、キャストの絶叫エピソードなどを聞き、大盛り上がりとなりました。

イベント名:『絶叫学級』完成披露試写会
日程:5月23日(木)17:00
登壇ゲスト:川口春奈、広瀬アリス、松岡茉優、
      栗原 類、山本美月、佐藤徹也監督

左から 栗原 類、松岡茉優、川口春奈、広瀬アリス、山本美月、佐藤徹也監督
舞台挨拶レポートをご紹介

●今回人気原作コミックの作品のオファーがあったときの感想。

川口春奈:
大人気の原作コミックということで沢山の方がご覧になられているだけ一人一人感じることが違うので自分が演じてもいいのか少し不安でした。この作品はホラーだけど人間ドラマ性がとても強い作品なので、自分にとって新たなチャレンジが出来、とても貴重な経験をさせて頂きました。

●学園のヒロインでありながら、実は裏の顔を持ったリサを演じていますが、今回の役柄を演じるにあたりどのような気持ちで挑みましたか。

広瀬アリス:
腹黒アリスを全面に出していこうと思いました。今回のような役が初めてだったので、楽しんでいけないと思いつつ、楽しんで演じました。目で無言のプレッシャーをかけるのはとても楽しかったです。

●加奈(川口)親友・絵莉花(えりか)役は、とても真面目な女子高生という役どころでした。演じるにあたり、気をつけたことはありましたか。

松岡茉優:
加奈との友情、絵が好きという思いと、自分自身がお芝居が好きという気持ちを全面に出して演じました。また、川口さんがとても可愛くて、一番可愛い顔を一番いい角度で見れて、とても幸せでした。可愛い春奈ちゃん、ぜひ御覧ください。

今回映画初出演ということで撮影に入る前に心がけたこと、苦労したことはありますか。

栗原類:
とても緊張しました。出演されている皆さんと比較し、素人レベルの自分が混ざっていいのかと思いましたが頑張りました。お芝居で苦労したのは、演技でウィンクをしたことです。ウィンクをしたことなかったので、広瀬さんに教えてもらいながら、ウィンクの練習をしました。

※ここで広瀬さんから、「ウィンクしてみて?」とリクエストあり、ウィンクしましたが、栗原さん両目をつむってしまいました。会場、笑いに包まれる。

まあ、このように3ヶ月後にはダメになりましたけど(苦笑)。

●今回「黄泉(よみ)」という幽霊の役でしたが、演じてみていかがでしたか。

山本美月:
私は2役を演じ分けなければいけなかったので、それがとても難しかったです。
また幽霊役は幽霊がどんな存在なのか、触れたことがないので、無機質な存在感を出すのがとても難しかったです。

●佐藤監督、映画へのこだわりは?

●佐藤徹也監督:
こだわりを持たないのがこだわりなのですが、自分は舞台演出出身なので今回このような若手注目俳優の皆さんに間違ったことを伝えてはならないという気持ちがとても強かったです。皆さんには、細やかな表情などをぜひ御覧頂きたいです。

そして、キャストの皆さんに、映画にちなんで最近絶叫したエピソードを伺いました。

●川口春奈:
この作品の撮影スケジュールに絶叫しました。
ギリギリのスケジュールで撮影し、現場は暗い学校やほこりまみれの場所が多かったので撮影終了後は達成感がありました。

●広瀬アリス:
楽屋で栗原さんにタロット占いをやってもらった結果に、絶叫しました。
かなり当たっていました。

●松岡茉優:
妹が原作のファンで、今回演じるにあたり、かなりプレッシャーを感じていました。
私の役柄は原作にはないキャラクターだったんですが、ある日部屋に、絶叫学級のコミックが全巻パーッと置いてあり、これは読めということだなと思い、絶叫しました。原作コミックを全巻制覇して、この作品に挑みました。

●栗原類:
夜遅くお風呂に入るとき、奇声を発しています。ひまだからやっているんですが、色んな声を発して入っています。

※またここで、女性キャストから、「絶叫してみて?」という声あり、栗原さん、奇声?を発する。会場、爆笑。

●山本美月:
別の現場で心霊写真を初めて撮影しました。
※佐藤監督から、心霊写真は捨てたほうがいいよ、でも最近調子いいの?と聞かれ、

はい、調子がいいので、お守り代わりにしています。

最後に、主演の川口さんからのメッセージを

●川口春奈:
この作品は、とても濃い撮影期間でした。
この作品を試写会で初めて見たとき、もっとまわりの方やお友達を大切にしなきゃ、自分のことをちゃんと見つめ直さないとと、考える切っ掛けになったので、かなりドロドロしたシーンもありますが、何かメッセージを受け取っていただける作品になっていると思うので、ぜひ御覧頂ければと思います。

『絶叫学級』
はTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開です!

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【絶叫学級とは・・・】
2008年 りぼん10月号より連載開始。現在まで、コミックス13巻まで刊行。シリーズ累計130万部(※みらい文庫・リミックス含む)の大ヒットホラー。これまで、「おはスタ」での2度のアニメ化や、AKB48メンバー出演によるVOMICなど、各種メディア化もされている。人間の心の中に潜む“ちょっとした悪”をあぶり出し、読者にまざまざと提示するストーリーは、ホラーというジャンルにとどまらず、高い評価を受けている。

【あらすじ】
加奈は中高一貫教育の私立女子校に通う女の子。小学校では明るい性格でクラスのアイドルだったが、今では成績も運動神経も家柄も平均的。良くも悪くも目立たない普通の子というのが定位置になっていた。ある日、親友の絵莉花から学校に伝わる都市伝説を聞く。『12年前の事故で亡くなった女の子が黄泉となって旧校舎に出るらしい・・・。黄泉に願い事をすると何でも夢が叶うという。ただそれと引き換えに大事なものも失ってしまう』。 それを聞いた加奈は、「じゃあ、誰よりも可愛くなりたい!」と、憧れの学校の人気者リオに思いをはせるのだった。
ある日、軽い気持ちで受けた読者モデルとしての写真が雑誌に取り上げられ、クラスで話題になった。これをきっかけに、リオたちに目をつけられることになってしまった。加奈は〈最低ランク〉へと転落してしまうのだ。なんとか今の状況を変えるため、加奈は立入禁止となっている旧校舎で、黄泉に禁断の願い事をしてしまうことに・・・。 欲望にとりつかれた人間の怖さをリアルに描き、学園ホラー史に新たな「絶叫」が刻み込まれる。

『絶叫学級』
原作:いしかわえみ「絶叫学級」 (集英社「りぼん」連載)
キャスト:川口春奈、広瀬アリス、松岡茉優、栗原類・波瑠・山本美月
主題歌:「Don’t Cry」新山詩織(Being)
公開:2013年6月14日(金)
上映時間:77分
監督:佐藤徹也
脚本:三浦有為子(「明日の記憶」日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞)
撮影:芦澤明子(「贖罪」「わが母の記」)
プロデューサー:長澤佳也
配給:東宝映像事業部
©2013 いしかわえみ/集英社・「絶叫学級」製作委員会
公式HP:www.zekkyo-movie.com

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