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映画『オマールの壁』(『オマール、最後の選択』より改題)が2016年角川シネマ新宿、渋谷アップリンクほかにて公開となりました。その公開に併せてオマールを演じた主演のアダム・バクリさんが来日!
初日の4月16日(土)に舞台挨拶が行われました! 日程: 4月16日(土) |
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満員の角川シネマ新宿のステージ上に盛大の拍手で迎えられたアダム・バクリさん。
坊主頭でパレスチナのパン職人オマールを演じたアダムさんが長めのカールした髪をまとめたヘアスタイルで登場に。
アダム:3年たってるからね。伸びました。 岡教授:観客のみなさんのオマールのイメージを壊したくない、と帽子を被っていたんですが、今のカールした素敵なヘアーのアダムさんをみなさんにみてもらいたいと思って帽子とってもらいました。3年たった今初主演作となるこの映画への参加についていかがですか? アダム:24歳の頃に撮った作品。今27歳で。本当に色々な経験をこの3年間でさせていただきました。そして、時間がたって演じた俳優と言うより、観客として客観的に見られるようにもなりました。素晴らしい作品ですよ。 イスラエル出身のパレスチナ人で、現在はニューヨークを拠点に活動するバクリは、占領下にのパレスチナの市井の人々の暮らしを描く今作の役作りの難しさについて 岡教授:パレスチナの青年を演じるにあたりどのような役作りをされましたか? アダムさん:映画のスケール。そしてハニ・アブ・アサド監督だったこともあり、さらに初めての主役で大きな責任を感じていました。オマールが経験していることを忠実に表現することが大切だと思いました。自分が経験したかのようにスクリーンで見せたいと演じました。そして、パレスチナということでチャレンジングでした。この映画そして壁がパレスチナそのものだと思います。 岡教授:原題にない壁をタイトルに居れたのは重要だと思います。 |
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岡教授:映画を観てみていかがでしたか?
アダム:初めてスクリーンで作品を観たときは緊張していて、自分の演技しかみていなかったけれど、とてもエモーショナルな体験でした。2回目にカンヌ国際映画祭で観たときも客席に父(俳優のムハンマド・バクリ)と兄が見ていたので、震えました。感想は直接聞かなかったけれど、観終わった後の彼らの感動した目を見て、合格点をもらえたと思います。
岡教授:壁を始めてみた時の感想は? アダムさん:それまでも壁は遠くから見たことがあったのですが、映画を撮影したときにはじめて近くでみて、感情的に震えました。パレスチナの葛藤を象徴しているようで心を揺さぶられましたね。 見上げると太陽が隠れてしまうほどの大きさに圧倒的なものなんです。 と強烈なインスピレーションを受けたことを明かした。 岡教授:人間ドラマ、ラブストーリー、アクションと様々な要素が融合したエンターテイメント作品となっている要因として、分離壁を乗り越えたり、追手から逃れようと街中を駆けるシーンなどバクリのアクションが凄かったのですが、次はアクション俳優としていかがですか? アダム:『スパイダーマン』とか『スーパーマン』。NOなんてないよね(笑)。 |
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岡教授:エンターテイメント作品としても素晴らしい作品ですが、そして厳しい撮影をともにしたアブ・アサド監督についていかがですか?
と語りました。 岡教授:占領の暴力を象徴的に描いている。何度も繰り返し観ると、監督が込めた意味が見えてくると思います。占領下をしらない私たちもその痛みを知ることができると思います。 アダム:僕もアブ・アサド監督の細やかなメッセージがあちこちにちりばめられていて、観れば観るほど微妙なニュアンスがみてとれる作品だと思います。ラストシーンの意味など、観客の解釈にまかせるところが素晴らしいところだと思います。 最後に アダム:ありがとうございます。日本の方々とパレスチナの人々は親切で暖かくて寛容、という共通点があると思います。日本大好きなのでまた帰ってきたい思います。 と締めくくりました。 |
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『オマールの壁』その作品内容は
一生囚われの身になるか、裏切者として生きるか 1人の青年のぎりぎりの選択。 パレスチナの今を生き抜く若者たちの青春を鮮烈に描いた衝撃作。 分離壁で囲まれたパレスチナの今を生き抜く若者たちの日々を、切実に、サスペンスフルに描いた本作は、カンヌ国際映画祭をはじめ、多数の映画祭で絶賛され、2度目のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート(パレスチナ代表)となった。スタッフは全てパレスチナ人、撮影も全てパレスチナで行われ、100%パレスチナの資本によって製作されています。 |
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◆ストーリー思慮深く真面目なパン職人のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら分離壁をよじのぼっては、壁の向こう側に住む恋人ナディアのもとに通っていた。長く占領状態が続くパレスチナでは、人権も自由もない。オマールはこんな毎日を変えようと仲間と共に立ち上がったが、イスラエル兵殺害容疑で捕えられてしまう。イスラエルの秘密警察より拷問を受け、一生囚われの身になるか仲間を裏切ってスパイになるかの選択を迫られるが…。 映画『オマールの壁』 ※『オマール、最後の選択』より改題 公式サイト: |
監督・脚本・製作:ハニ・アブ・アサド(『パラダイス・ナウ』)
出演:アダム・バクリ、ワリード・ズエイター、リーム・リューバニ ほか
配給・宣伝:アップリンク
2013年/パレスチナ/97分/アラビア語・ヘブライ語/カラー
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満員の角川シネマ新宿のステージ上に盛大の拍手で迎えられたアダム・バクリさん。





アダム:パワフルな物語ですよね。エンターテイメントとアートの双方があるのが監督の素晴らしいところ。より多くの観客に観てもらうために映画には両方の要素が必要だと思う。この『オマールの壁』は、パレスチナでは9歳や10歳の子供も知っているくらい知られている作品。そんなことは他の作品ではありえません。
◆ストーリー



