ジャコ・ヴァン・ドルマル監督、ピリ・グロワーヌ、カトリーヌ・ドヌーヴ出演『神様メール』が、5月27日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーとなります。
ある日余命を知らせるメールが神様のパソコンから全人類に届いた。 今年日本・ベルギー友好150周年を記念する映画として本作が選ばれ、ギュンテル・スレーワーゲン駐日ベルギー大使より、5年ぶりの来日を果たしたジャコ・ヴァン・ドルマル監督へ本作を記念映画として認定するセレモニーを行いました。 本作の主人公で、神様の娘エア(10歳)が、人々を幸せにしていく旅に出るというストーリーであることから、同じくその笑顔で毎朝人々を幸せにしているNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で主人公の子供時代を演じて人気を博した内田未来ちゃんが、本作の応援隊としてお祝いに駆けつけました。 ジャコ・ヴァン・ドルマル監督来日記念 認定式イベント |
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今年日本・ベルギー友好150周年を記念する映画として本作が選ばれ、ギュンテル・スレーワーゲン駐日ベルギー大使より、5年ぶりの来日を果たしたジャコ・ヴァン・ドルマル監督へ本作を記念映画として認定するセレモニーを行いました。 ジャコ・ヴァン・ドルマル監督(以下、ドルマル監督): MC:本作の設定について、構想を思いついて理由 ドルマル監督:まず、一つ目のアイデアは“もしも、神が存在するとしたら”でした。絶対神はきれいなところに住んでいないと思ったので、フランスではなく、東京でもなく、いつも雨が降っているベルギーだと。そして、もう一つのアイデアは“神に娘がいる、奥さんがいる。”という設定でした。よく、神様と息子の話は出てますが、女性の話はあまりされていない。そこで、女性が主体になって何かをする、というのが面白いかなと思いました。男性が作ったフェミニズムな映画ではないでしょうか。そして、この映画で最も伝えたかったのは、人が「人生は短い」と認識した時に何をするか、それを描きたかったです。 |
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MC:フランス、ベルギー、スイスなど、ヨッロパでのヒットした理由、周囲の反応について
ドルマル監督:映画がヒットするかどうかは、私には判断できないが、お客さんが多く来るレストランと来ないレストランがあるようなものだと思います。本作は、コメディーですので、心理的な表現をする映画よりわかりやすいと思いますし、笑顔になれる映画というところが理由ではないでしょうか?ただ、最初はみんな笑顔ですが、だんだん女性だけが笑っていくようです(笑) MC:神様の娘役を演じたピリ・グロワーヌ、フランスの大女優のカトリーヌ・ドヌーヴを起用された理由・現場の雰囲気について ドルマル監督:神様の娘・エア役を演じてくれたピリちゃんは、撮影当時10歳でしたが、女優の本質を持っていると強く感じました。感情も豊かだし、演技の本質を備えている。何より、演技をすることに喜びを感じているところが素晴らしいと思いました。また、カトリーヌ・ドヌーヴさんは、とても素晴らしい女性で、人としても尊敬できる方でした。特に、ゴリラのシーンでは、よく笑いましたね。実は、ゴリラの中にはマドリードから来た方で言葉が通じず、ドヌーヴさんが(スペイン語で)ゴリラの通訳をしてくれました。(笑)また、ドヌーヴさんのクランクインは、若者とベッドインするシーンだったので、大変だったと思います。なので、ドヌーヴさんに嫌な想いをさせないように、シュミーズ(下着)を着てもいいよ、と言いましたが、「普段セックスする時にも着ていないわ〜」と言ってましたね。 |
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ここで今日のイベントの主題ベルギー王国大使より、認定書のお渡し式! NHKの朝ドラ:とと姉ちゃんの主人公の子供時代を演じて人気を博した内田未来ちゃんが花束を持ち登壇。 ドルマル監督は、満面の笑顔で大歓迎の様子。 未来ちゃん:映画を観ながら、とっても面白くて何度も笑ってしまいました!そして、最後のラストシーンはびっくりしました! MC本作では、神様の娘・エアちゃんが小さい奇跡を呼び起こしている。内田未来ちゃんは、どんな奇跡を起こしたい? 未來ちゃん:私もエアみたいに、私のお芝居を見ている人々が楽しい気持ちになれるような奇跡を起こしたいです。もっと頑張ろうという気持ちになりました。 MC:ドルマル監督、未来ちゃんは日本で今とても人気の子役ですが、ぜひ次回作に出演させてあげてください。どんな役をやってもらいたいですか? ドルマル監督:女神をやってもらいたいですね。 |
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MC:最後に一言
ドルマル監督:なんか、賢いこと言わなくちゃ、面白いこと言わなくちゃ。(笑) みなさん、本日はご来場いただき、ありがとうございました。強い印象を受けました。この映画を気に入っていただき、(映画のラストシーンのような)明るい未来があってほしいな〜と思います。 映画『神様メール』 5月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他〈ミラクル〉ロードショー! “神様メール”で余命を知ってパニックな人間たちのトンデモ選択に、思いがけない爆笑! |
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル、トーマス・グンズィグ
出演:ピリ・グロワーヌ「サンドラの週末」、カトリーヌ・ドヌーヴ「8 人の女たち」、ブノワ・ポールヴールド「ココ・アヴァ ン・シャネル」、フランソワ・ダミアン「エール!」、ヨランド・モロー「ミック マック」
2015年 フランス、ベルギー、ルクセンブルク/カラー/115分/スコープサイズ/5.1ch サラウンド/フランス語/日本語字幕:松浦美奈
宣伝協力:メゾン、AWAKE
配給:アスミック・エース 【PG12】
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