タイのアピチャッポン・ウィーラセタクンの最新作『光りの墓』がいよいよ今週末、3月26日(土)より公開となります。公開中の劇場でおこなうイベントが決定しました!

公開初日3/26にアピチャッポン監督のSkypeによるQ&Aを実施!タイのアピチャッポン監督と会場を繋ぎます。

初回11:00の回と、16:10の回、それぞれ上映後におこないます。
(※この2回は後述のアピチャッポン監督のメッセージ動画上映はありません)

◆公開初日3/26(土)にシアター・イメージフォーラムにご来場のお客様先着150名様に本格タイカレーの缶詰「チキンとタイカレー イエロー」(提供:いなば食品)をプレゼント!

光りの墓

実はタイでは検閲されることを避けるため公開されていない本作。

前作『ブンミおじさんの森』ではカンヌ映画祭審査委員長を務めたティム・バートンが絶賛し、パルムドール受賞。そんな監督の5年ぶりの最新作『光りの墓』は、映像、サウンド、色彩設計、あらゆる面において、天才の進化を感じさせる大傑作です。

今回、日本での公開に際して、アピチャッポン監督より観客へのメッセージ動画が到着!

動画では、「この映画はとてもパーソナルで、特別なものだ」と話し、本作を撮影した監督自身の故郷コーンケンのこと、そしてタイの政治状況、アピチャッポンの“ミューズ”である本作のヒロイン、ジェンジラーについて、穏やかに語るアピチャッポン監督の姿が見られます。

およそ3分程度のこちらの動画は上映劇場のみで見られるもので、すべての上映回の冒頭に流す予定だそうです。

さらにシアター・イメージフォーラムでは、『光りの墓』をもっと楽しむためのトークイベントを実施。豪華ゲストは下記の通り。

■4月8日(金)18:45の回上映後 「東北タイと音楽」 
相澤虎之助さん(空族)✕ SOI48(宇都木景一&高木紳介) ✕ 樋口泰人さん(boid)

■4月9日(土)16:10の回上映後 「アニミズムの裏にあるもの」
長谷川祐子さん(キュレーター/東京藝術大学教授)✕ 福島真人さん(文化人類学者/東京大学教授)

■4月16日(土)16:10の回上映後 「タイの政治状況と『光りの墓』」
ナラワン・パトムワット(Kyo)さん(キュレーター)✕ 福冨渉さん(『光りの墓』タイ語字幕翻訳)

アピチャッポン・ファンはぜひ劇場へ! 

『光りの墓』 原題:รักที่ขอนแก่น 

3/26よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!

http://moviola.jp/api2016/haka/ 
物語・・・
タイ東北部。かつて学校だった病院。“眠り病”の男たちがベッドで眠っている。病院を訪れた女性ジェンは、“眠り病”の青年の面倒を見はじめ、眠る男たちの魂と交信する特殊な力を持つ若い女性ケンと知り合う。そして、病院のある場所が、はるか昔に王様の墓だったと知り、眠り病に関係があると気づく……。

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監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン  
英語題:CEMETERY OF SPLENDOUR
2015年|タイ/イギリス/フランス/ドイツ/マレーシア|122分|5.1 surround|DCP

タイ語翻訳:福冨渉 字幕:間渕康子 
配給:ムヴィオラ 宣伝協力:boid
© Kick The Machine Films / Illuminations Films (Past Lives) / Anna Sanders Films / Geißendörfer Film-und Fernsehproduktion /Match Factory Productions / Astro Shaw (2015)

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