各界のアーティストが、感性を刺激する映画と絶賛。
日米合作、リリー・フランキー15年ぶりの単独主演作となる映画『シェル・コレクター』が、2月27日(土)より、テアトル新宿ほかにて公開となり、第45回ロッテルダム国際映画祭にも正式出品しました。 そんな本作に各界のアーティストが、感性を刺激する映画と絶賛のコメントを寄せていますのでご紹介! 坪田義史監督が、オール沖縄ロケで撮影。厭世的生活を送る主人公の盲目の貝類学者にリリー・フランキーを迎え、寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛といった豪華共演者が脇を固め、実力派役者陣と美しい自然が美しくも生々しい作品です。 |
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◆岡村靖幸さん(ミュージシャン)
静かで官能的で寓話的な いつも正体をみせてくれない ◆清川あさみさん(アーティスト) 死生観を物語る海、シェルの造形美とリリーさんの深みある演技に引き込まれました。 ◆信藤三雄さん(アートディレクター) しかしこの『シェル・コレクター』のリリーさんの役者魂は凄い。 ◆椹木野衣さん(美術批評家) こんなにたくさんの貝を間近で見る映画は初めてだ。 ◆鴻池朋子さん(美術家) 貝は私たちと異次元と繋ぐ結節点ではないか。 ◆カヒミ カリィ(ミュージシャン) まさに完璧な貝の螺旋よう美しい作品。 |
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◆栗原類さん(モデル/俳優)
美しい島の雰囲気とそこから生まれる人間の欲望の醜さは、気持ち良いくらい気持ち悪くて心に響きます。 ◆内田春菊さん(漫画家/作家/俳優) 捨てたはずの俗世が襲いかかって来るこの感じ…。 ◆熊谷和徳さん(タップダンサー) ぼくたちが生きている世界は広大で神秘に満ちている。 |
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キャスト・スタッフたちからのコメント
◆リリー・フランキー 15年ぶりの単独主演作は、またしてもカルト映画になりました。坪田監督は独特の感覚を持っている人。 ◆寺島しのぶ とてもやりがいのある現場でした。こんなアーティスティックな作品が生まれることは滅多にありません。分かろうとする、観るのではなく、感じて欲しい。 ◆池松壮亮 こんな映画を待っていた。出来上がりをみてそんな気持ちにさせられました。 ◆橋本 愛 監督のこだわりや撮影地の持つ力が結実して ◆坪田義史(監督) 観る方によって、捉え方が様々に変化する作品だと思います。玉虫色に光る不思議な映画ですが、観客の方それぞれの感性、センス・オブ・ワンダーに触れるものになれたら幸いです。 ◆牧野 貴(抽象映像監督) 夢や空想の様に、予め定められた物語の中には収まりきれない想像力を誘発する為に僕は呼ばれました。 ◆ビリー・マーティン(音楽) 『シェル・コレクター』これまで手掛けた中でも特にお気に入りの作品になりました。新しい感情を経験すること、新しい感覚。理解を超えた、畏怖の念さえ抱いてしまうような。この映画はそういった感覚を呼び覚まさせる映画です。 2月27日(土)より、東京:テアトル新宿、沖縄:桜坂劇場他全国順次ロードショー! 公式サイト:www.bitters.co.jp/shellcollector
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物語・・・・
貝の美しさと謎に魅了され、その世界で名を成した盲目の学者は妻子と離れ、沖縄の孤島で厭世的生活を送っていた。
しかし、島に流れ着いた女・いづみの奇病を偶然にも貝の毒で治したために、それを知った人々が貝による奇跡的な治療を求めて次々と島に押し寄せるようになる。その中には息子・光や、同じく奇病を患う娘・嶌子を助けようとする地元の有力者・弓場の姿もあった。
リリー・フランキー 池松壮亮 橋本 愛 普久原明 新垣正弘 / 寺島しのぶ
監督・編集:坪田義史(『美代子阿佐ヶ谷気分』
脚本:澤井香織、坪田義史
原作:アンソニー・ドーア『シェル・コレクター』
(新潮クレスト・ブックス刊)
配給:ビターズ・エンド
(C)2016 Shell Collector LLC(USA)、『シェル・コレクター』製作委員会