2016年6月25日[土]全国ロードショーの映画『日本で一番悪い奴ら』。

綾野剛演じる、諸星要一の“S”(スパイ)として中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)!ピエール瀧は『凶悪』に続く白石監督2作目!暴力団と密接な関わりをもつ敏腕刑事!

<日本警察史上の最大の不祥事>と呼ばれる「稲葉事件」で<黒い警部>と異名を残す実在の男をモデルにした北海道警察の警部が、逮捕されるまでの壮絶な26年間が描かれる本作。

日悪_チラシ裏

今回解禁された写真は、綾野剛を中心に、“チーム日悪”の5人がマグショットで収められたもの。警察とヤクザの相反する者同士がタッグを組んで犯した<日本警察史上最大の不祥事>と称されるヤバすぎる事件とは?いったい奴らは何をしたのか!?“正義”と“悪”が混在するとてつもなくショッキングな内容を伝えるビジュアルとなっています。

その<黒い警部>こと諸星要一の “S”(スパイ)を演じるのは、中村獅童!白石監督初出演となる本作では暴力団幹部の黒岩勝典役として、諸星に極秘情報を提供し、日本警察史上類をみない壮大な拳銃摘発計画を実行するため、諸星に違法薬物密売組織の泳がせ捜査を持ちかけます!

そして、HIPHOPのYOUNG DAISが、諸星を慕う、重要な“S”として活躍する山辺太郎役を熱演!さらに、その容姿から発せられる言葉と演技に関係各所から絶賛の声があがり、これ以上の適役はいない!と言わしめた植野行雄(デニス)が、中古車販売業者の盗難バイヤー、アクラム・ラシード役で実写映画初となる名〈迷〉演技を披露!

3人は諸星要一の異常なまでの正義の信念の元、“S”として数々の違法捜査に協力していく。

ほか、諸星の先輩刑事・村井定夫役に「電気グルーヴ」のメンバーであり、声優、ナレーターとしてマルチな才能で幅広く活躍する超個性派俳優ピエール瀧。

白石監督2作目となる本作では、暴力団組織と密接な関係をもち、諸星に刑事のイロハをたたきこむ敏腕刑事として、『凶悪』とも全く違う独自の存在感を放つ。

同じく先輩刑事・栗林健司役に青木崇高、関東ヤクザ・加賀谷力役に木下隆行〈TKO〉、警視庁 銃器対策室・国吉博和役に音尾琢真、高級クラブのホステス・田里由貴役に矢吹春奈、美人婦警・廣田敏子役に瀧内公美、YOUNG DAIS演じる山辺太郎の恋人役に、白石糸など、映画を彩る個性的な豪華キャストが集結しています!

主要キャストと監督からコメントが到着しています。

中村獅童コメント  
えっ公開出来るの?あ~うれしい、ヤバいでしょ!!

YOUNG DAISコメント
この衝撃的な作品に関われた事は私の人生をも左右する大きな出来事であります。この映画に生きる意味とは、善悪では語り尽くせない男たちの苦悩や世の中の矛盾と闘うこと。そう信じて白石和彌監督の指揮の元、全てを覚悟して体当たりで臨みしました。公開を楽しみにお待ち下さい。

上野行雄コメント                      
今回はパキスタン人のラシード役をやらせて頂いたデニス植野行雄です。僕はブラジル人とのハーフですが中東の人達に街中で話しかけられたりパキスタン料理屋さんでパキスタン語でオーダーを聞かれたりしていたのでパキスタン人役と聞いた時も不思議と驚かなかったです。
何より、僕は白石監督の凶悪の大ファンだったので白石監督の映画に出演させて頂けるとマネージャーから聞いた時はテンションが上がり自分の顔が怪しくて良かったと人生で初めて思いましたよ(笑)大阪育ちの僕ですが、カタコトを勉強したおかげで、撮影中はスタッフさん達に「本当のパキスタン人にしか見えない」と褒めて頂いたのですが、中身が日本人の僕は少し複雑な気持ちでした(笑)
撮影が始まった時、映画の現場は慣れてなく不安でした。でも、剛君とダイス君が同い年という事もあり初日から仲良く接してくれたおかげでリラックスして撮影に参加出来ました。獅童さんにも凄く良くして頂きプライベートも遊んで頂いたりしてます。ただ、剛君も獅童さんもダイス君も撮影中は役に入り込んでいて本当に悪い奴にしか見えなくて怖かった(笑)さすがプロです。
映画の中に僕と剛君との緊迫した乱闘シーンがあるんですけど、僕が気持ちが入り過ぎて本番でリハーサルと全て違う動きを僕がしてしまい、シーンの全てがアドリブのガチの取っ組み合いになってしまったことを鮮明に覚えてます。2人とも必死の顔になっているこのシーンを是非皆さんの目で確認して頂きたいです。男性で嫌いな人は絶対に居ない不良映画。もちろん、全員が楽しめる呆れるほど面白い映画。そして、剛君と撮影中に、ご飯行った時に「この映画を綾野剛の代表作にしたい」と言っていたこの映画。是非、劇場に足を運んで下さい。

ピエール瀧コメント
また白石組に参加できて光栄です。今回も悪事を爆笑しながら楽しくやれました。
すごい映画です。是非観て下さい。

白石和彌監督コメント
完成を目前にして、とんでもない映画を生み出してしまうことに自分自身が冷静でいられません。
撮影直前に瀧さんにお会いした時、「鬼畜監督はやっぱり鬼畜だったね」とニコニコしながら言われました(笑)。光栄です。出演者全ての人が悪者になるように愛情を持って作りました。生まれながらに罪を背負った映画、間も無く完成します。

ストーリー
日本警察史上最大の不祥事。奴らはいったい何をしたのか!?
大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、S(スパイ)をつくれ。」というものであった。言われるがままに“S”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが――。

映画『日本で一番悪い奴ら

公式HP:www.nichiwaru.com

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原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)
 
『日本で一番悪い奴ら』監督:白石和彌  
脚本:池上純哉  音楽:安川午朗
出演:綾野剛
YOUNG DAIS 植野行雄(デニス)・矢吹春奈 瀧内公美 田中隆三 みのすけ 中村倫也 勝矢 斎藤 歩 青木崇高 木下隆行(TKO) 音尾琢真 ピエール瀧・中村獅童

企画・製作幹事:日活 
配給:東映・日活 
制作プロダクション:ジャンゴフィルム 
企画協力:フラミンゴ 
製作:『日本で一番悪い奴ら』製作委員会(日活 東映 木下グループ カルチュア・エンタテインメント ぴあ GYAO ポニーキャニオンエンタープライズ)

(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
  

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