映画『母と暮せば』がいよいよ12月12日(土)より公開となります。
12月10日(木)に、恩賜財団母子愛育会の協力により、映画『母と暮せば』チャリティ試写会を開催し、本行事の視察と映画鑑賞の為に恩賜財団母子愛育会総裁の秋篠宮妃殿下が御成り致しました。 また試写会終了後に秋篠宮妃殿下との御懇談の後、山田洋次監督、主演・吉永小百合の、囲み取材を実施しました。 【チャリティ試写会 イベントレポート】 |
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囲み取材内容
Q:秋篠宮妃殿下と山田監督は一緒に映画をご鑑賞されましたがいかがでしたか? 山田洋次監督:いざ映画を観始めると夢中になってしまい、荒探しをしてしまったり、「ああこうやっちゃったか」とか「ここは上手くいっているな」とかを感じながら観ていました。暗かったので涙を流されていたかは分かりませんが、妃殿下がしんみりしていらっしゃる様子は伝わってきました。 Q:映画を鑑賞された後にどのようなお話をされましたか? 吉永小百合:細かい部分もきちんとご覧いただいていて細部へのご質問もいただきました。長崎市民が合唱に参加していたこともご存じでした。 Q:舞台となった長崎には何度も行かれておりますが、現地の方は喜んでいらっしゃったのではないですか? 山田監督:先日行った試写会も大いに盛り上がっていただきました。 吉永小百合:サプライズで二宮さんがお越しになった時は黄色い声援が凄かったです。 山田監督:もう声援というか悲鳴のようでした。
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Q:この作品をどのような方にご覧いただきたいですか?
山田監督:特に若い人に向けてつくっているわけでもないので、年配の方も、 吉永小百合:今は真剣に考えていなくて、ご覧になるきっかけが嵐のファンということでも良いと思います。ご覧いただいて、感想や家族の大切さなどをお話になるきっかけになると嬉しいです。 Q:ご覧になった後、妃殿下と具体的なお話や感想はおっしゃっていましたか? 山田監督:先ほども少しお話に出ましたが、坂本龍一君の曲を長崎市民の皆さんが合唱している、ということをご存知でしたし調べていらっしゃるなと感じました。 吉永小百合:私が助産婦の役でしたので、命の瞬間を扱う大事なお仕事として感心を持たれていたように感じました。 以上 |
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物語・・・ 1948年8月9日。長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二がひょっこり現れる。「母さんは諦めが悪いからなかなか出てこられなかったんだよ」。その日から、浩二は時々伸子の前に現れるようになる。二人はたくさんの話をするが、一番の関心は浩二の恋人・町子のことだった。「いつかあの子の幸せも考えなきゃね」。 そんなふたりの時間は、奇妙だったけれど、楽しかった。その幸せは永遠に続くようにみえた―。 映画『母と暮せば』 12月12日(土)より全国ロードショー 公式サイト:http://hahatokuraseba.jp/ |
出演:吉永小百合、二宮和也、黒木華 浅野忠信 加藤健一
監督:山田洋次
音楽:坂本龍一
脚本:山田洋次・平松恵美子
製作:「母と暮せば」製作委員会
制作・配給/松竹株式会社
(C)2015「母と暮せば」製作委員会