10月17日より有楽町スバル座ほか全国公開となる映画「ベトナムの風に吹かれて」日本とベトナム初めての合作映画。 ベトナムに暮らす日本人女性が、認知症の母を呼び寄せ、ベトナムの人々に支えられながら生活していく“海外介護”の様子を軸に、60歳をすぎて母との関係をみつめ、そしてちょっとしたロマンスもありながら日々をいきいきと生きる姿を描く「大人の青春映画」です。 その完成披露試写会が行われ、松坂慶子さん、草村礼子さん、奥田瑛二さん、斎藤洋介さん、大森一樹監督が登壇しました! 松坂さんはベトナムで作ったアオザイを着て。奥田さんは空港から直行の為に私服で登場!終盤には主題歌をデュエットしたフォーセインツ上原徹さんから花束を贈呈されました! 「ベトナムの風に吹かれて」完成披露試写会 |
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松坂さん:みなさま、お忙しい中ありがとうございます。草村さんの幸せになる顔を見たくてベトナムに行ってきました。お母さんの娘を演じさせていただきました。今日の衣装は現地で作ったアオザイです。ベトナム語をしっかり頑張ってねと監督に言われてずっと練習してました。のどかな田園風景とエネルギッシュな人々。家族的に接してくれたベトナムの方たちと仕事が出来たのが良い思い出です。その温かさが映画に反映されていると思います。
草村さん:松坂慶子さんと並んで一緒に居られるのが嬉しいです。言葉が通じなかったのですが、とても親近感はもてまして。良くしていただきました。そして、役もそうですが普段の生活から松坂さんに甘えさせていただきました。 奥田さん:なぜ親友役なのか。。。恋人役じゃないのか。。。えっ。ベトナムまで行って。いまだに納得がいきません。ベトナムの俳優さんが、個性豊かで凄いんです。昔の黒沢映画に出てくるような名わき役が沢山。今の日本映画にはそう言う人が少ないので、ベトナム映画侮れないなと思いました。 斎藤洋介:ホーチミンから北上していろいろベトナム料理を食べたのですが。撮影ではお弁当のオムライスしか食べてないんです。小さなパリみたいで、ホーチミンは楽しく観光出来ますので是非。 大森監督:30数年前に、松坂さんと一緒に舞台挨拶をし、そして今また舞台挨拶が出来るなんて、映画やっててよかったなと思います。幸せです。 今回ベトナムの言葉が難しくて。発音も難しいのですが、言葉が長いんです。カット掛けるのにいつ終わるのかわからなくて。映画観てもらうとわかりますが字幕が少ないのに長くしゃべってます。手抜いてないです。あれで全部日本語入っていますので。 |
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MC:ここで、今回松坂さんとデュエットしていますフォーセインツの上原さんにゲストに来ていただいています。
ここで上原さんから、松坂さんへ花束贈呈。 上原さん:松坂さんとデュエットで来て光栄です。来週CDが発売されます。 松坂さん:ありがたかったです。ハモらせていただきました。 監督:松坂さんの歌を聴くにはエンドロールも私の名前が出てくるまで観てください。 |
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最後に
松坂さん:ベトナムはとても若々しい国です。20代のつもりで演じました。皆さんもこの映画が観終わって、20か30若返って帰っていただければと思います。 監督:映画産業若返って元気ですが。自分たちの年代が見る映画がないなと思われている方も多いと思います。まだまだ僕らも頑張らないといけないと今回思いました。もし気にいられたら周りの同年代のお友達に奨めてみてください。私たちの世代の青春映画です。 |
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団塊世代におくる、大人の青春映画。 たまには映画館へ行ってみませんか・・・ 「ベトナムの風に吹かれて」 10月17日より有楽町スバル座ほか全国ロードショー 公式HP:vietnamnokaze.com |
監督:大森一樹
脚本:大森一樹
北里宇一郎(「越後のBaちゃん ベトナムへ行く」2B企画 より)
プロデューサー:上田義朗 岡田 裕 グエン・ホアイ・オアイン ダン・タット・ビン
主題歌:フォー・セインツwith松坂慶子「たまには仲間で」
出演:松坂慶子、草村礼子、チャン・ニュオン、グエン・ラン・フーン、チャン・ハイン、ビン・スエン、ヴァン・バウ、ジエム・ロック、藤江れいな(NMB48)、山口森広、貴山侑哉、斎藤洋介、吉川晃司(友情出演)、松金よね子、柄本 明、奥田瑛二
配給:アルゴ・ピクチャーズ
2015/日本・ベトナム/日本語・ベトナム語/1時間54分/ビスタ/カラー/5,1ch/日本語字幕