2021年、コロナ禍を機に独学で作り始めた短編アニメーション『MAHOROBA』が、ぴあフィルムフェスティバル、下北沢映画祭ほか国内の自主映画祭で数多くの賞を受賞した鈴木竜也監督がたった1人で、1年半を費やし描き上げた長編デビュー作『無名の人生』は、5月16日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開となります。 この度、各界著名人8名からの応援コメントが到着しました! 今回、コメントを寄せてくださったのは、新井英樹(漫画家)、ISO(ライター)、大森時生(テレビ東京 プロデューサー)、折田侑駿(文筆家)、チャンス大城(芸人)、長久允(映画監督・脚本家)、監督のお母さまの計7名。 コメント(敬称略・五十音順) 面白さは保証するから情報を入れずに観てほしい。描き殴ったかのような狂ったような事件と想像しなかった展開。「このご時世でそれをやる?そう、だからこそやる!」意気に喝采!迸る熱とイメージの津波に乗せて無口な主人公が流れ辿る人生100年の物語。怒涛の果てのエンドロールを迎えた時にタイトル『無名の人生』の大きな意味と意義が浮かび上がる!うほーっと大興奮! 新井英樹(漫画家) 獲得した幾つもの名前が自己と他者を紐付け、ある男の人生を形成していく。無軌道にも思える旅路の果てに開示される、真のアイデンティティたる名前がこれほど感動的に響くとは。台詞に頼らずとも映像詩で雄弁に物語る鈴木竜也と、言葉と音だけで情景を浮かび上がらせるACE COOL。この2人が組めば物語はここまで高く、遠くまで飛んでいけるのか。日本産アニメーションの新たな地平を目撃するかのような一作だった。 ISO(ライター) 『無名の人生』はどうしてこうも切ない気持ちになるのだろう。語られない過去、交わらない言葉、そして人と人との巡り合わせ。 それは、私たちが生きている物語そのものでもあるからかもしれない。人生というものの、取り返しのつかなさ。不可逆であるということは、人間に与えられた罰のようでもあり、赦しでもあるのかもしれない。 『無名の人生』の静謐さの中に潜む緊張感は、私たちを貫き続ける。 大森時生(テレビ東京 プロデューサー) とんでもないもので溢れる時代に、本当にとんでもないものと出会ってしまった。いまのところ世界的には無名の作家である鈴木竜也がほとんどひとりで手がけたこの作品は、紛れもなく怪物だといえるだろう。人によってはまだ「小さい」と感じるかもしれない。個人でつくった映画なのだから。けれども怪物であることは誰もが認めざるを得ないはず。そう、やがて世界を揺るがすような──。 この“小さな怪物”を、いち早く見つけてほしい。いろいろと後悔する前に。 折田侑駿(文筆家) 絵が繊細で、そしてどんどん斬新な展開があり、ずっとハラハラドキドキしながら観てていじめや芸能界の闇や若者の薬や自殺や戦争や人間のあざとい部分や欲深い部分むきだしで。僕はここだけの話なんですが、昔から人生をずっと楽しめない自分がいて、心に穴が空いてるというか、ずっと小さな憂鬱がぼーーーーーいう感じであるんです。なんて説明したらいいかわからないんですが。もちろんまわりの皆様には感謝ですよ!まわりの皆様に生かされてる。間違いありません。でもなんか心に穴があいてる僕にこの映画はがんばろや!!色々あるけどって言ってくれているような。そして誰の台詞か言いませんが「大好きな人がなくなってずっと忘れられない。だからこの街にいるお前はいけ」っていう台詞があったんですがなんかピュアなあったかいシーンでとにかく一言では言い表せないすごい映画です。色んな人とセックスだ!金持ちだ!高級車だ!高級マンションだ!いったいなんなんでしょうね?人間って。あのこが幸せならそれでいいですよね。そして仕事がんばる、それでいいですよね。 チャンス大城(芸人) 「家畜人ヤプー」や「火の鳥」や「2001年宇宙の旅」や「ファンタスティックプラネット」に並ぶ!て言うか「創世記」に並ぶ(並んではいけない)物語だ!!!もしくは全ての寓話を集約したイロモネア。悲劇とボケ数の量を天秤にかけ続けてエンドロールに辿り着いた時に、視界に広がるあの色の美しさよ。ガガーリンじゃん。つまり最高でした。 長久允(映画監督・脚本家) まさかウチの息子にこんな事ができるとは!1回、頭の中を調べさせておくれ…映画を観て「展開はやっ!」と置いてかれながらも、気づけば台所でエンディングを口ずさんでいる母より…♪ 監督のお母さま
また、追加スチール12点も解禁。実際の事件を彷彿させるテレビのニュース画面、アイドルグループとしての活動の一コマ、仙台や歌舞伎町のリアル、荒廃した近未来の街の様子など、謎めいたストーリーが少しずつ明らかになっていきます。
そして、5月8日(木)には急遽、新宿武蔵野館での2回目の先行上映会を実施。上映後には、鈴木監督と、本作プロデューサーで、監督作『音楽』で海外映画祭を席巻、9月19日に最新作『ひゃくえむ。』公開が控える岩井澤健治監督のアフタートークも行います。アニメーション業界を席巻する2人から何が語られるのか、ご期待ください。
日程:5月8日(木) 会場:新宿武蔵野館 時間:19:15の回 上映後 料金:2,000円均一 登壇:鈴木竜也(監督)、岩井澤健治(本作プロデューサー/『音楽』『ひゃくえむ。』) ※登壇者は予定につき、予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。 入場者特典:特製ステッカー 武蔵野館オンライン予約サイトはこちら
5月16日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開 『MAHOROBA』ではブラック企業に勤める男が逃亡を図る物語、続く『無法の愛』でははみ出し者の男女の関係を軸に、現実社会で起きた無差別刺傷事件にも焦点を当てるなど、一貫して“不条理な世の中に生きる者たちの生き様”をシニカルな描写で描いてきた鈴木監督。『無名の人生』は、仙台に暮らすいじめられっ子の孤独な少年が、父親の背中を追ってアイドルを目指すところから始まる物語。生まれてから死ぬまでに蔑称や源氏名などいくつもの呼称で呼ばれた主人公の波乱に満ちた100年の生涯を、高齢ドライバーや芸能界の闇、若年層の不詳の死、戦争など今まさに我々が直面する数々のセンセーショナルな社会問題を背景に全10章で描き切ります。鈴木監督がたった一人で描き上げた本作は、脚本をあえて準備せず、章ごとにタッチも色彩も変化し、観る者を飽きさせない変幻自在なアニメーションとなっております。 制作期間7年半、総作画枚数4万枚超で国内外を席巻した岩井澤健治監督作『音楽』(19)、世界の映画賞で称賛されたストップモーションアニメ『JUNK HEAD』(21)のヒットが記憶に新しい、日本の個人制作の長編アニメーション市場。今回、岩井澤監督が本作プロデュースを手掛け、アニメ業界にさらなる多様性をもたらします。鈴木監督たっての希望で主人公の声を務めたのは、ラッパーのACE COOL。昨年5月に2ndアルバム『明暗』をリリースし、3月には東京・WWW Xでワンマンを開催。その卓越したスキルで抒情的・哲学的なラップを放ち、聴く者を魅了しています。そして、田中偉登・宇野祥平・猫背椿・鄭玲美・鎌滝恵利・西野諒太郎(シンクロニシティ)・中島歩・毎熊克哉・大橋未歩・津田寛治という、実力派俳優から、フリーアナウンサー、お笑い芸人など世代もフィールドも異なるキャスト陣が、そのほとんどが声優未経験ながら、監督の孤高の作品作りと唯一無二の作風に共鳴。また、先日、アヌシー国際アニメーション映画祭長編コントルシャン部門へのノミネートも発表。5月16日から始まる劇場公開への期待がさらに高まっています。
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