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甲斐さやか監督最新作

 
甲斐さやか監督の最新作、日仏合作映画『徒花 -ADABANA-』の公開がいよいよ来週2024年10月18日(金)にテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテ他で全国順次公開となります。
『徒花 –ADABANA-』
『徒花 –ADABANA-』
 
いよいよ来週18日(金)に全国公開を控えた本作。
この度、俳優・田中圭や、ミュージシャン・谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)、茂木健一郎ら、ひと足先に本作を鑑賞した各界、著名な方々より絶賛コメントが到着しましたので、ご紹介します。
 

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著名人コメント

(順不同)
 
見終わった後味がじんわりと侵⾷してくる感じ。嫌いじゃないです。 
きっと誰もが一度は考えた事のある“それ“。
“それ“があれば助かるのに。と思っているのは、自分が優れているときっと勝手に決めつけていたからなんだろなと。
“それ“に自分を乗っ取られる怖さも感じ。
でもそんな世界が来るかもしれないと思う今の時代。
人は何故生きたいのか。生きているとはなんだろう。
自分より“それ“に生きて欲しいと願う寂しさとフェアさが面白かったです。 
井浦さんと水原さんの生々しい葛藤のお芝居がとっても素敵でした。 
田中圭(俳優)
 
 
アートの怪物、甲斐さやか監督の最新作『徒花』
それは絵画のように美しく、耐えきれぬほど重い。
その極限に愛おしくさえなる。
菜 葉 菜(俳優)
 
 
人は矛盾の上で傷つきながら
生きていかなければならない
光の中で孤独を感じ
闇の中で暖かさを感じる
 
 
深淵で覗く境地
生きづらいと感じる世界に絶望している今
この切ない刹那な美しい映画に救われました
橋本淳(俳優)
 
 
街なかの川 水面に映る夕景の その映った景色こそが
心象の実景かも知れません
忙しない毎日のなかで 美しい景色に 深く静かに投影するのはきっと
置き去りにした 自分の記憶なのでしょう
谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
 
 
本当に美しい映画。
とてもユニークでありながら、こんなにも深遠で見事なストーリーはない。
大好きな作品だ!
ニコ・ソウルタナキス(「ザ・セル」「落下の王国」プロデューサー)
 
 
生きている限りたどり着けない、心の奥底の景色が画面に描かれて在りました。
私という存在の意味を考えさせられました。
会話の長い間合いに自分が引き裂かれるようでした。
町田康(作家)
 
 
人は人と出会い、人を「鏡」として自分を知る。
支え合うことの大切さと、すれ違うことの切なさ。
あなたの心をやさしく震わせる傑作です。
茂木健一郎(脳科学者)
 
 
圧倒的な画面の構築力に眼を見張るうち、
生きる価値という人類普遍の命題にまんまと対峙させられる。
「咲いても実を結ばない」徒花というメタファーが僕たちの心に根を張る、
静かなる力作。
野村雅夫(ラジオDJ・翻訳家 )
 
 
美しい自然を背景に、人だけが与えられた時を拒む。
延命に価値があると信じ、
もう一人の自分である「それ」を犠牲にする社会で、
人は何を失うのだろうか。
静謐かつ痛切な、命と人生を巡る物語に、
これから人が持つべき価値へのヒントが示されていると思いました。
冲方丁(作家)
 

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『徒花 –ADABANA-』

 
10月18日(金)テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテ 他 全国順次公開
 
映画公式HP:
https://adabana-movie.jp/
 
映画公式X;
@adabana_movie
 
映画公式Instagram:
@adabana_movie
 
主演は、近年『こちらあみ子』(22)、『福田村事件』(23)、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(24)と日本映画に欠かせない俳優・井浦新。
井浦はプロットが出来上がる前から本作の出演を熱望。
また、井浦新と同じく、本作の世界に惚れ込んで参加を即決したのが、2021年に『あの子は貴族』で第35回高崎映画祭 最優秀助演女優賞を受賞し、
唯一無二の存在感を放つ俳優としても目が離せない水原希子。
更に『ドライブ・マイ・カー』(21)での演技が国内外に高く評価され、新作が常に期待されている三浦透子。
『三度目の殺人』(17)でブルーリボン賞助演女優賞、『最初の晩餐』(20)で第34回高崎映画祭 最優秀助演女優賞を受賞した斉藤由貴。
国内外の映画監督に愛され、日本アカデミー賞を4度受賞した経歴を持つ永瀬正敏。
錚々たる確かな実力派俳優陣が、甲斐さやか監督最新作に出演を熱望し、大集結しました。
 
『徒花 –ADABANA-』
物語・・・
裕福な家庭で育った新次(井浦新)は、妻との間に一人娘も生まれ、周りから見れば誰もが望むような理想的な家族を築いていた。しかし、死の危険も伴うような病気にむしばまれ、とある病院で療養している。手術を前にした新次には、臨床心理士のまほろ(水原希子)が心理状態を常にケアしていた。しかし毎日眠れず、食欲も湧かず、不安に苛まれている新次。
まほろから「普段、ためこんでいたことを話すと、手術に良い結果をもたらす」と言われ、過去の記憶を辿る。そこで新次は、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)の記憶や、幼い頃の母親(斉藤由貴)からの「強くなりなさい、そうすれば守られるから」と言われた記憶を呼び起こすのだった。記憶がよみがえったことで、さらに不安がぬぐえなくなった新次は、まほろに「それ」という存在に会わせてほしいと懇願する。
「それ」とは、病気の人間に提供される、全く同じ見た目の“もう一人の自分(それ)”であった……。
「それ」を持つのは、一部の恵まれた上層階級の人間だけ。選ばれない人間たちには、「それ」を持つことすら許されなかった。新次は、「それ」と対面し、自分とまったく同じ姿をしながらも、今の自分とは異なる内面を持ち、また純粋で知的な「それ」に関心を持ちのめりこんでいく……

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徒花-ADABANA-
井浦 新 水原希子
三浦透子 甲田益也子 板谷由夏 原日出子/斉藤由貴 永瀬正敏
 
脚本・監督:甲斐さやか
 
プロデューサー:布川 均 宮田公夫 ビックァン・トラン 赤澤賢司 上野弘之 キャスティングディレクター:杉山麻衣
撮影:高木風太 照明:後閑健太 録音/音響効果:小川 武 美術:河島 康 編集:山崎 梓 ロラン・セネシャル VFX:菅原悦史
衣装デザイン:前田敬子(LOISIR) 劇中アートディレクション:小林和史 助監督:近藤有希 制作担当:久保田辰也 
ラインプロデューサー:古賀奏一郎 音楽:長屋和哉 音楽プロデューサー:akiko
クリエイティブディレクター:佐倉康彦 タイトルロゴ/宣伝美術:日高英輝
制作プロダクション:ROBOT DISSIDENZ 
配給・宣伝:NAKACHIKA PICTURES
Ⓒ2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ 
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