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南丹市プレミア先行上映会トーク

竹野内豊さんと山田孝之さんがW主演を務め、2022年春(5~6月)に京都府南丹市美山町の芦生の森にて撮影が行われた映画『唄う六人の女』が10月27日(金)より全国で公開となります。

そんな本作の公開に先立ち、撮影地になった南丹市で全国初のプレミア先行上映会「ONE NANTAN CINEMA FESTA ―今夜、森の中で、まちとひとが一つになる―」が、9月16日(土)、「るり渓 高原(るり渓温泉 ポテポテ広場)」で開催されました。

南丹市が誇る豊かな自然の魅力を体感しながら映画を鑑賞できる野外上映イベントの上映前に、石橋義正監督、主演の山田孝之さん、出演者のアオイヤマダさん、武田玲奈さん、桃果さん、任意団体芦生タカラの森・代表の鹿取悦子さんが登壇し、トークセッションを行いました。
唄う六人の女
日時 9月16日(土)
場所:るり渓高原
登壇:石橋義正監督、山田孝之、アオイヤマダ、武田玲奈、桃果、鹿取悦子(任意団体芦生タカラの森・代表)
(囲み取材)石橋監督・山田孝之

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石橋義正監督、山田孝之ら登壇

唄う六人の女
まずは、監督に、南丹市美山町の原生林を撮影場所に選んだ理由を尋ねると、「全国の森を回りましたが、原生林で感じたことをそのまま伝えるには、原生林の中で感じた演技や感情が画面に出てきて初めて伝わると思ったからです」と原生林での撮影への思いを明かしました。そんな原生林の魅力を聞かれた山田さんは「気持ちよかったです」と言い、「僕が演じた役はひどいことも言いましたが、素敵な環境で撮影させていただいた」と自然への感謝の思いを述べていました。

また、アオイさんは「私は原生林には入っていませんが、ここは本当に東京と空気が違う。美山での撮影の時に、鮎がたくさん獲れると聞いたので鮎の佃煮を買って、夫に作ったお弁当がこちらです(笑)」と、自身が着用している、鮎の佃煮が入ったお弁当の写真がプリントされたワンピースを披露すると観客からは拍手が起こり、登壇者からも驚きの声が上がっていました。唄う六人の女

武田さんも「こんなに緑って深いんだと感じましたし、都会では感じられない自然の大きさを感じました」、撮影時に原生林に入れなかったという桃果さんも「(原生林に)入りたかった。自然の中に入ると空気が良くて癒されます」と口々に自然への思いを語っていました。
唄う六人の女 (8)

そして、本作に特別な許可を出した経緯について鹿取さんは、「映画のストーリーが自然を守るということだったので許可を出したと伺っています」と話していました。

それを受けて監督は、「自然とどう生きていくかがテーマ」と言い、「僕は、人間は何のために生きてきたのかずっと考えていて、その気持ちをこの映画にぶつけた。人間は生きていくとどうしても環境破壊をしてしまう。でも、未来は自分たちの生き方によって変わっていく。前向きに皆で考えていくべきだという思いをこの映画にしました」と映画の成り立ちについて熱い思いを述べていました。
唄う六人の女
さらに、山田さんのキャスティングについて監督は、「12年前の『ミロクローゼ』の時に一人三役で、アクションも殺陣もあってと無理難題を言いましたが、フルパワーでやってくださって。この映画もファンタジックだけど、役者の演技でリアリティを出さなければいけないと思ったので、山田さんにお願いしました。素晴らしいパフォーマンスを見せてくださった」と山田さんを絶賛。また、6人の女のキャスティングについては、「この人のことが頭から離れないというような魅力がある方にお願いしました」と明かしていました。
唄う六人の女
監督のオファーを受けた山田さんは脚本を読んで「面白い。忘れてしまいがちな深いメッセージがあって」と感じたそうですが、役を演じることは「すごく憂鬱だった」そうです。「気持ちを入れて役になって台詞を出して、その瞬間に誕生したような気になるんですが、今回はこの人にはなりたくないと思って。でも、全力でやらないと伝わらないと思った。憂鬱ではありましたが、ちゃんと仕事したと思います(笑)」と振り返っていました。

個性溢れる6人の女を演じたアオイさんは、「石橋さんが映画を撮るなら、ぜひ出させてください!と思っていました。どんな尖った作品を作るんだろうとワクワクしていました。完成した作品を観ると、人生のテーマが詰まっていて、石橋監督の作品なのに違う人が作ったような感覚でした」と語り、武田さんは「自然があるところで育ったので、自然の中での撮影を楽しみにしていました。脚本を読んだ時はどんな感じの役になるのかつかみきれなくて不安もありましたが、自然もパワーになりました」と自然が助けになったそうです。

桃果さんは「女性6人全員台詞がないのでどんな風になるんだろう?と思っていましたが、台詞がないことを忘れるぐらい面白く、素敵に出来上がっていました。私が演じた役は感情があるのかないのかわからなかったんですが、監督に「見つめていてほしい」と言われたので、子どもの頃の気持ちに戻って、いろんなことを読み取らずにその場で起きたことを感じ取ってただ見つめていました」と撮影を振り返っていました。

ここ南丹市での撮影の思い出を尋ねると監督は、「撮影が終わって美山の景色を見ながら、滅多に飲まない日本酒を飲みながらゆっくりできたのは貴重な時間だったと思います」と振り返り、山田さんは「鮎ですね。宿の横の川で獲った鮎を宿で食べさせてもらいました。水が綺麗なので味が全然違って美味しかったです」と嬉しそうに話していました。

最後にアオイさんは「自然と人間を分けるのではなく思いやりがあればいい方向に向かうと思います」、武田さんは「こんなに素晴らしいところで観ていただけるのが嬉しいです。全身でこの映画を体感してほしいです」、桃果さんは「改めて自然の大切さを感じてほしいです」、山田さんは「自然への思いを再認識しなきゃいけないと思って作りました。まずは観ていただきたい。人間の役割を考えるきっかけになる映画になれば」、監督は、「今日が初めての上映会。難しいことを言ったかもしれませんが、素直に楽しんでもらえたら嬉しいです」と作品をPRしました。

また、会場では京都の香老舗、松栄堂と映画がコラボし山田孝之がセレクトした香りを使用した香り袋と、ライフログSNS、「PAZR」とコラボした森林保護チャリティーも実施した。京都の香老舗、松栄堂とコラボした香り袋を来場者に配布。こちらには主演の竹野内豊、山田孝之よりメッセージが送られた。会場限定の施策として香木を炊き、会場全体が映画をイメージした森の香りに包まれた。
唄う六人の女
またライフログSNS、「PAZR」との施策として、本作のテーマでもある自然との共生のため、撮影地芦生の森に寄付される森林保護チャリティーを実施した。またこちらは本日より来場できなかった方向けにも配布される。
ピースを取得するだけでチャリティーに参加でき、その体験証明としてデジタルデータで残すことのできる施策。⇒こちらにアクセスのうえアカウント登録後にピース取得していただくだけで、「芦生タカラの森」にNUNW株式会社より100円が寄付されます。
※登録、ピースの取得はすべて無料です。

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『唄う六人の女』

10月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷他、全国ロードショー
「唄う六人の女」

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出演:竹野内豊 山田孝之 / 水川あさみ アオイヤマダ 服部樹咲 萩原みのり 桃果 武田玲奈 大西信満 植木祥平 下京慶子 鈴木聖奈 津田寛治  白川和子 / 竹中直人
監督・脚本・編集:石橋義正 脚本:大谷洋介 音楽:加藤 賢二 坂本 秀一 
主題歌:NAQT VANE「NIGHTINGALE」(avex trax)

制作プロダクション:クープ/コンチネンタルサーカスピクチャーズ 制作協力:and pictures 
配給:ナカチカピクチャーズ/パルコ ©2023「唄う六人の女」製作委員会

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