人は自らの手ですべてを複雑にしてしまい、本当の幸せがとてもシンプルであることを忘れてしまった。
巨匠テリー・ギリアム監督作の中でも伝説的作品と名高い、『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』に続く近未来映画 『ゼロの未来』 が、本年春に開業することで話題のYEBISU GARDEN CINEMAにて、そして新宿武蔵野館にて、5月16(土)より全国公開の運びとなりました。 そしてこの度、予告映像とポスタービジュアルが解禁となりました。 |
|
ビジュアルは『未来世紀ブラジル』や『12モンキーズ』などの往年のギリアムファンの期待に応えるかのような世界観で、近未来映画の巨匠としての崇められるテリー・ギリアム監督作品らしい幻想的なビジュアルに仕上がっています。 一度目にしただけで脳裏に焼き付くほど個性的且つ、強烈な印象を残します。宇宙空間をバックに中央で視線を送るのは、バラエティに富んだ様々な役で映画ファンを魅了してきたクリストフ・ヴァルツ。 ヴァルツが演じるコーエンが本作の主役だが、彼の頭上でサーカスの如くカラフルに飛び出しているのがコーエンの出会う個性豊かなキャラクター達。 その派手さとは裏腹に、「本当の幸せは、限りなくシンプルなものである」と謳われたコピーも神秘的な印象を与えます |
|
合わせて解禁となった予告編では、近未来を想起させる冒頭から、孤独に生きるコーエンが“ゼロの定理”の解明に挑む中で人々と触れ合い、心の葛藤を浮き彫りにしながらも壮大なスケールを予感させる内容となってます。 さらに、ベン・ウィショー、ティルダ・スウィントン、マッド・デイモンなどハリウッドスターたちのカメオ出演にも注目です。 |
|
テリー・ギリアム監督のコメント 私が初めて日本を訪れたときに、とても西洋化されたホテルに宿泊し、そのあと秋葉原に行ったんだ。秋葉原駅で電車を一歩降りると、騒音や映像やダンスをしている姿や洗濯機やタイプライターや踊っている人の姿が目や耳に入ってきて・・・あんなカルチャーショックを受けたのは生まれて初めてだった。『ゼロの未来』のオープニング・シークエンスは、私の秋葉原旅行そのものなんだ。 と、本作が日本文化から大きな影響を受けていることを明らかにした。 『ゼロの未来』 |
監督:テリー・ギリアム
出演:クリストフ・ヴァルツ、デヴィッド・シューリス、メラニー・ティエリー、ルーカス・ヘッジズ
製作:リチャード・D・ザナック、ディーン・ザナック
原題:The Zero Theorem
提供:ショウゲート、ハピネット
配給:ショウゲート
© 2013 ASIA & EUROPE PRODUCTIONS S.A. ALL RIGHTS RESERVED.