映画情報どっとこむ ralph 青木柚・阿部はりか監督「暁闇」
音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB2018」の長編部門にて準グランプリ・男優賞(青木柚)を受賞、2019年には韓国の全州(チョンジュ)国際映画祭のワールドシネマスケープ部門に出品された阿部はりか監督『暁闇』(ぎょうあん)が6/10(土)~6/16(金)に新宿K’s cinemaにてリバイバル上映されることが決定。新予告編と音楽家・君島大空、映画監督/脚本家・首藤凜からの応援コメントが到着した。
暁闇
映画情報どっとこむ ralph ■予告編

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■COMMENT

君島大空(音楽家)コメント

自分を確かめる為に自分を差し出すこと
うまく抱きしめられないまま
歯痒さの中で見晴らしのよい場所をみつけること
この映画に流れる音楽はBGMではなく
静かに燃え続ける血だ
そしてこの映画は僕と、まだ出会っていないあなたとの居場所だ

首藤凜(映画監督・脚本家)コメント

皮膚が切れてしまいそうな鋭さで、すべてのシーンが迫ってくる。
なんでも忘れてなんとか生きている人が、それでも決して忘れることのできない記憶だけを必死に繋ぎ合わせたような、切実な映画だ。
目が覚めたら頬を濡らしていたサキの涙が、どこへも辿りつかないとしても、私は愛さずにはいられない。

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『暁闇』

6月にK’s cinemaにてリバイバル上映決定

公式Twitter:
@MoonlessDawn_

『暁闇』は、本作が初監督作となる阿部はりかが、インターネットを通してカルト的な人気を誇るLOWPOPLTD.(ロウポップリミテッド)の音楽からインスパイアを受けて制作した、友情でも恋愛でもなく、ただ互いの孤独を共有しあう少年少女たちの透明な関係性を瑞々しく描きだした青春映画。10代の繊細な心情を見事に演じきったのは、ここ数年で映画やドラマの主演作が相次ぐ青木柚(『神回』『まなみ100%』)、越後はる香(『明日にかける橋』)、中尾有伽(『ハッピーエンディングス(鳥を見にいく)』、若杉凩(『ミューズは溺れない』)など。また『少女邂逅』『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』などを手がけた平見優子による撮影が、闇を照らすひとすじの光のように、陰鬱さのなかに幻想的な風景を作り出している。

 長らく上映機会のなかった本作だったが、昨年12月-2月にかけて開催された「MOOSIC LAB 2023」における再上映全2回が10分でソールドアウトするなど、根強い人気を誇っている。
暁闇
物語・・・
何に対しても無気力な少年・コウ(青木柚)、学校が終わると見知らぬ男たちとつかのまの関係を持っているユウカ(中尾有伽)、不器用にすれ違う両親の狭間で行き場のない悲しさを抱えるサキ(越後はる香)。
暁闇
暁闇
暁闇
誰とも繋がれない寂しさと疎外感を抱えながら、ふとしたきっかけで音楽を通じて出会いを果たした3人。中学生最後の夏休み、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集まっては、足りない何かを埋めるように、届かない何かを求めるように、静かに魂を重ね合わせてゆく――。
暁闇

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【キャスト】
中尾有伽/青木柚/越後はる香
若杉凩/加藤才紀子/小泉紗希/新井秀幸/折笠慎也
卯ノ原圭吾/石本径代/芦原健介 / 水橋研二

【スタッフ】
監督・脚本・編集:阿部はりか/音楽:LOWPOPLTD./企画:直井卓俊/配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS/宣伝協力:MAP
<2018/日本/カラー/16:9/5.1ch/57min>
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
©2018 Harika Abe/MOOSIC LAB

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