描き下ろしイラスト、コメント解禁ピアニストとしての成功を夢見るジュリアの人生を、些細な選択の積み重ねで枝分かれし、交差する4つの人生として描き、だれの胸にも響く人生賛歌を紡ぎ出した映画『ジュリア(s)』が、5月5日(金・祝)より全国公開となります! そしてこの度、描き下ろしイラストと著名人コメントを解禁となります! 2010年製作の『ピアノ調律師』で、第37回セザール賞短編映画賞を獲得したオリバー・トレイナーが長編監督デビューを飾る本作。主演には『社会から虐げられた女たち』(21/Amazon Prime Video)や『ブラック・ボックス 音声分析捜査』(21)での活躍も記憶に新しいルー・ドゥ・ラージュが務め、ラファエル・ペルソナ、イザベル・カレ、グレゴリー・ガドゥボワなどの演技派が脇を固める。 小玉ユキと榎本マリコイラストこの度解禁されたイラストは、「坂道のアポロン」をはじめ数多くの作品を著作にもつ漫画家の小玉ユキと、独自のタッチで小説の表紙や映画の世界観を手掛けてきた画家の榎本マリコが描き下ろしたものとなる。 小玉は、流れるように描かれた鍵盤に沿って主人公ジュリアの枝分かれする人生の一瞬一瞬を描いており背景には大きな木の枝葉が構えているもので「見終わると自分の人生も、違う道をたどる別の自分の人生までも肯定したくなる映画です。」とコメントも寄せた。 著名人コメントさらに、本作がもつ人生賛歌の側面に感銘を受けた著名人コメントも到着! 宮下奈都(作家)一生を大きく変えてしまう、ほんのささいな偶然の描かれ方が見事だった。人生というのは奇跡の連続なのだと思った。どんな人生も素晴らしい、といえる覚悟はまだない。ただ、どんなジュリアも幸せでいてほしいと願わずにはいられなかった。拍手で観終えると、自分の人生もしみじみと愛おしく思えた。 宇垣美里(フリーアナウンサー・女優)優美なピアノの調べに乗せて描かれる、あったかもしれない人生の景色。どの道を進んでも禍福は糾える縄の如し、けれどそこでしか出会えない幸せも確かに存在して。選択と偶然の果てに辿り着いた今の自分のことを、心から愛おしく思えた。この映画は祝福だ。 山崎まどか(コラムニスト)「もしかして別の人生があったかも」と夢見る必要がない、そんな別の人生を夢見てしまう人にこそ見てほしい映画。どんな彼女の人生も痛くて、愛しくて、一度きりの輝きに満ちている。 児玉美月(映画批評家) ミヤザキタケル(映画アドバイザー)たとえどんな道を歩もうと、絶望は訪れるものだし、きっと希望だって見出せる。幾通りものジュリアの人生の可能性を目にしていく中で、引き返せぬ過去ではなく、今ある時間、今ある繋がり、今ある自分に宿る“価値”に目を向けることの大切さに気付かされた。道に迷った時、そっと背中を押してくれる温かな作品です。 SYO(物書き)運命は、たった数秒の偶然でこうも変わる。そのことを、ここまで鮮やかに検証しきった映画は珍しい。同時並行で分岐する人生――どれも完璧ではなく、美しい。だから今を肯定できる。選べなさを嘆かない眼差しに落涙。 |
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『ジュリア(s)』5月5日(金・祝)よりシネマート新宿ほか全国公開
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監督:オリバー・トレイナー『ピアノ調律師』
出演:ルー・ドゥ・ラージュ、ラファエル・ペルソナ、イザベル・カレ、グレゴリー・ガドゥボワ
2022|フランス|フランス語|120 分|原題:Le tourbillon de la vie|英題:JULIA(s)|PG12|字幕翻訳:横井和⼦|配給:クロックワークス
©WY PRODUCTIONS–MARS FILMS–SND-FRANCE 2 CINÉMA
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