トーク&ライブイベント『百円の恋』『アンダードッグ』(脚本)、『喜劇愛妻物語』(脚本·監督)や、2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(脚本)など、脚本家として、小説家として、そして映画監督として、人間のみっともない部分を愛情込めて描き続ける足立紳が、20年がかりで念願の企画を実現させた映画 『雑魚どもよ、大志を抱け!』 が、ただ今絶賛公開中です! 本日4月9日(日)に、新宿武蔵野館にて、本作の主題歌「少年」を書き下ろしたインナージャーニーのギター&ボーカル、カモシタサラさんと、足立紳監督による【トーク&ライブ付上映会イベント】が行われました!カモシタサラさんがアコースティックで主題歌「少年」を披露した他、カモシタさんと足立監督による【主題歌 誕生秘話】などをたっぷり語りました。 |
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カモシタサラ、足立紳監督登壇主題歌の話をきいたカモシタは「映画の最後の締めくくりが私の歌でいいのかという不安もありました。シナリオを読んでいるうちに自分の子供時代の気持ちがかきたてられ懐かしさ感じたのを覚えています」 足立監督は「最初から女性の方に歌って欲しかったんです。男の子達の話なので、女の人の声で子供たちを励ますような感じで締めくくりたかった。インナージャーニーさんを紹介され、カモシタさんの声がとっても印象的で、この声で映画を締めくくってほしいと思ってお願いしました」飛騨市での撮影現場に駆けつけたカモシタ。 「ちょうど地獄トンネルでの撮影シーンに立ち合いました。トンネルの前で風が吹いていたのを覚えており、それが“向かい風でも抗っていくぜ”という歌詞に込められた気持ちに繋がっています。あと撮影現場はとても温かい雰囲気で、足立監督の優しさが広がっている感じを受けました。愛すべき人たちで、その雰囲気が映画にも出ていると感じましたし、楽曲にも影響していると思います」飛騨市からの帰りの新幹線で作り始めたという主題歌「少年」。監督は「映画が終わって主題歌が流れるとき、映画は終わったけど登場人物の人生はまだ続いているという余韻が伝わる楽曲にして欲しいとお話しました」と語った。 足立監督のお気に入りの歌詞を聞かれ、「“君の痛みは君だけのもの、美しい鱗になる”という部分。人間は傷つかずに生きていけるわけがない、その傷が宝もののようになるという気持ちがとってもいいな」と語り、カモシタも大きくうなずいていた。 最後に弾き語りで「少年」を披露したカモシタサラ。 |
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『雑魚どもよ、大志を抱け!』3月24日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開! 公式サイト: 関西ジャニーズJr.内のグループ「Boys be」で活躍する池川侑希弥を映画初主演に迎えた本作の主人公は7人の小学生男子たち。地方の町を舞台に、グループのナンバー2的なポジションだが、実は小心で臆病者な高崎瞬。ケンカが強くて人情に厚いリーダー格の村瀬隆造。気弱な性格の愛称・トカゲこと、戸梶元太。母親と姉の3人暮らしで東大進学を目指す星正太郎。大の映画好きで、スピルバーグに憧れて映画監督を夢見る西野聡。隆造を一方的にライバル視しているイジメっ子の玉島明。転校生で、日和見主義な小林幸介など、それぞれが昭和末期の“今”を過ごす個性豊かな7人の成長物語は、観る者の心に懐かしさと温かさの余韻をもたらします。 物語・・・ |
出演:池川侑希弥(Boys be/関西ジャニーズJr.) 田代輝 白石葵一 松藤史恩 岩田奏 蒼井旬 坂元愛登 臼田あさ美 浜野謙太 新津ちせ 河井青葉 /永瀬正敏
原作:足立紳『弱虫日記』(講談社文庫)
監督:足立紳(『喜劇愛妻物語』『14の夜』)
脚本:松本稔/足立紳(『百円の恋』『アンダードッグ』)
音楽:海田庄吾(『百円の恋』『喜劇愛妻物語』)
主題歌:インナージャーニー「少年」(鶴見river records)
製作幹事:東映ビデオ
制作プロダクション:the ROOM
制作協力:岐阜県飛騨市
配給:東映ビデオ
(C)2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会