映画情報どっとこむ ralph

公開直前イベント

2009年に日本公開し、その巧妙かつ驚きのラストで話題となりカルト的人気を誇る『エスター』。その前日譚(エピソードゼロ)を描いた最新作『エスター ファースト・キル』が、3月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開いたします。
この度、映画の公開を直前に、日本が誇る天才子役・上杉みち(ロバート秋山)が登壇する公開直前イベントが行われました!
本作の主人公イザベル・ファーマンが撮影当時23歳の年齢で10歳の子供役を演じていることから、同じ境遇のロバート秋山がなり切る6歳の上杉みちが抜擢された。当日は天才子役こと上杉みちとハリウッド女優イザベル・ファーマンがリモートにて奇跡のコラボを果たし、上杉みちの迫真の演技をイザベル・ファーマンが絶賛する場面も!?
『エスター-ファースト・キル』公開直前イベント

『エスター ファースト・キル』公開直前イベント

日時:3月28日(火) 
場所:スペースFS汐留
登壇:上杉みち(ロバート秋山)、イザベル・ファーマン(海外よりリモート参加)

映画情報どっとこむ ralph

上杉みちxイザベル・ファーマン

23歳(※本作撮影時)にして子ども役を熱演するという、そのなりきりぶりが話題沸騰中のハリウッド女優イザベル・ファーマンと、ロバート秋山が天才子役になりきって演じる6歳のキャラクター、上杉みちがリモートで対面するという奇跡のコラボが実現したこの日。

イザベルがいるロサンゼルスと日本がリモートでつながると、「今日はどうもありがとうございます。この映画を日本の皆さんに観ていただくことをすごく楽しみにしています」とあいさつしたイザベル。劇中の幼い姿とは裏腹の、その大人っぽいドレス姿に「映画のイメージと違って大人ですね。その黒いドレス、すてきです」とドギマギした様子のみちくんに対して、イザベルは「今日はみちくんがいるということで、特別にドレスアップしたのよ」と笑いながら返答。「近い距離でお話したかったな」とみちくんが残念がると、イザベルも「こんなにも遠くで悲しい。次回は来日したいですね」と語るひと幕もあった。さらにみちくんは「この映画とっても怖かった。僕には刺激が強かったけど楽しかった!僕は子供だけど怖い映画も見れるし、普通の子役ではできないことだってできるんだよ」と、映画の感想と自身の俳優としての力量をアピール!

映画を鑑賞した人たちの中から「イザベル・ファーマン演じるエスターがどうやっても子どもにしか見えない」という驚きの声が飛び交っている本作。みちくんも「何か僕と近いものを感じていて。どうやって撮影しているんだろうと思うところがいっぱいあった」と興味津々。その疑問に「今回、一番乗り越えないといけなかったことは、大人であるわたしがいかにして子どもであるエスターを演じるのか、そして信じてもらえるのかというところだった。そのためにいろいろなトリックを使っているんです」と明かしたイザベル。

「例えばわたしのまわりのキャストみんなに厚底靴なんかを履いて演じてもらいましたし、わたしが小さく見えるようになるべく中腰にしていました。それから何と言っても、みちくんのようなすばらしい子役さんが代役に入ってくれたので。ほかのアングルから撮っても、しっかりと子どものエスターになったというわけなんです。」とそのトリックの秘密を明かすと、みちくんも「そうなんだ! すごいや、そういうこともできるんだ。それは僕も思い浮かばなかった。僕は代役を使わないで、(遠近法を使って)自分が引くということをやっていたからね」とその手法に感心した様子だった。さらにイザベルは「前作をなん度も見直して声のトーンを上げたり、素晴らしいヘアメイクさんとどの様にしたら子供に見えるかを試行錯誤したわ」という努力の結果も明かした。

そしてそんな二人にあこがれる子役に向けてアドバイスを求められると、まずはみちくんが「やっぱり関係者さんとの距離感も大事だし、お金を出してくれそうな企業の社長さんとはいちおう話はしておいた方がいいよね。でもむやみやたらにいってもいいわけではなくて。この人どうなんだろうという人には近寄らないという嗅覚も大事かもね」と子役らしからぬ(?)処世術をアドバイス。続いてイザベルが「まずは自分を信じること、とにかく頑張ること、そしてまわりにいる人たちに親切にすること、そして大人になっても、子どもの心が自分の中にあるんだということを忘れないこと。それが大事だと思う」とアドバイスすると、みちくんも「そうだよね、確かに。自分の中にある子どもを引き出すことって大事だよね。僕も最初は恥ずかしかったけど、何回かやっているうちに慣れてきたからね。もういいやって思うというか」とイザベルの言葉に共感している様子だった。

そんなみちくんは“泣きの演技”を得意としていることから、実際にイザベルの前で実演してもらうことに。まずは気持ちを集中させて役に入り込んだみちくんは、「僕は三竹(正浩)監督の作品にしか出ない」と絶大なる信頼を寄せる三竹監督の「恐怖のベアー」のワンシーンを披露。「古いおもちゃに飽きたから、新しいおもちゃを買ってよ」と駄々をこねるみちくんに、怒りと悲しみの感情を抱えたクマのぬいぐるみが突如襲いかかる! という身の毛もよだつようなシーンを熱演する姿を見たイザベルも、驚嘆した表情。近くにあったクマのぬいぐるみを手にし、「もう以前のようにこのクマを見ることができなくなったわ!」と語ると、「みちくんとエスターが主演する、怖いクマが出てくる映画を一緒に作りませんか?」とオファー。

その言葉に「ああ、うれしいや。監督は三竹監督ということでいいのかな」と笑顔を見せたみちくんに対して、「日本にこんな天才子役がいて、お会いできたこともうれしいですし、クマとつながりがある同士ということもうれしかったですね」と笑顔を見せたイザベル。喜びのあまり、「僕がクマみたいなもんなんで。僕を抱きしめあげてください! I’ll Go To LA! Eat Together! Dancing Together!」とやや暴走モードになってきたみちくんの姿に、イザベルも思わず大爆笑。
 そんな爆笑に次ぐ爆笑だったイベントもいよいよ終盤。イザベルが「日本の観客の方に見ていただけることにワクワクしていますし、そのリアクションも気になるので、わたしのInstagramやTwitterなどで、こういう風に楽しんだと教えてください。今日はオンラインでしたが、この瞬間に参加できてうれしく思います」とメッセージを送ると、みちくんも「劇団えんきんほう所属の上杉みちとしても尊敬できます。こんなやり方があるんだというくらいに子どもに見えているし。絶対に観てほしいなと思いました!」と続け、さらに「LAとこんなやり取りしたのははじめてだよ。LAでもコント番組をやってみたいなぁ」と将来の夢を語るひと幕もあった。
『エスター-ファースト・キル』公開直前イベント

映画情報どっとこむ ralph

『エスター ファースト・キル』

2023年3月31日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

公式HP:
@esther/

公式Twitter:
@esther_movie

ストーリー
行方不明になってから4年―
10歳になって戻った娘・エスターは、何かがおかしい。
2007年、アメリカで暮らすオルブライト家は、4年前に6歳で行方不明となった愛娘エスターの失踪事件に今なお心を痛めていた。そんなある日、エスターが保護されたという思いがけない知らせが夫妻のもとに届く。この奇跡のような出来事を手放しで喜ぶ一家。驚くほど成長したエスターは聡明で才能も豊か。画家の父親に昔以上にべったりだった。
また、あの幸せな時が帰ってくるー。だが、母親は知っていた。この娘が別人だということを。
Orphan_mainposter_エスター-ファースト・キル

***********************************

監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:デヴィッド・コッゲシャル
原案・製作総指揮:デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック 
プロデューサー:アレックス・メイス/ハル・サドフ/イーサン・アーウィン
出演:イザベル・ファーマン ジュリア・スタイルズ ロッシフ・サザーランド マシュー・アーロン・フィンラン
(2021年/アメリカ、カナダ/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/英語、エストニア語/字幕翻訳:小寺陽子/原題:Orphan: First Kill/99分/R15+)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2021 ESTHER HOLDINGS LLC and DC ESTHER HOLDINGS, LLC. All rights reserved.
関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ