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初日舞台挨拶

『世界の中心で、愛をさけぶ』『スカイ・クロラ』など、数々の名作を世に送り出してきた脚本家・伊藤ちひろが、10年かけて上梓した小説「ひとりぼっちじゃない」を、行定勲(『GO』『ナラタージュ』)の企画・プロデュースにより、自ら初監督を務め映画化され絶賛上映中です!

そして、行定勲が企画・プロデュースした映画『ひとりぼっちじゃない』が3月10日(金)、ついに全国公開!同日には都内映画館で初日舞台挨拶が行われ、主演の井口理(King Gnu)、共演の馬場ふみか、河合優実、そして伊藤ちひろ監督が登壇した。
「ひとりぼっちじゃない」初日舞台挨拶

映画「ひとりぼっちじゃない」初日舞台挨拶

日時:3月10日(金)
場所:渋谷シネクイント
登壇:井口 理、馬場ふみか、河合優実、伊藤ちひろ監督

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井口 理、馬場ふみから登壇

主人公・ススメ役の井口は映画初主演。
一生に一度の初主演映画の初日舞台挨拶の場に立って「昨日と今日、尋常ならざるワクワクと恐怖を覚えていて、この気持ちは何だろうと考えたら、1年前の撮影で発せられた言葉や表現がやっと皆さんに届いて、ずっと長い返事を待っていたような気持ちなんだと思った。本作を観た皆さんの感想を是非とも聞いてみたいです」と感慨を口にしていた。これが長編映画監督デビューの伊藤監督は「初監督作品でわからないことだらけでしたが、キャスト・スタッフの皆さんが支えてくれて、このような日を迎えることが出来て嬉しいです」と初日を迎えられた喜びを噛みしめていた。

そして、ススメが恋する謎多き女性・宮子役の馬場は、お気に入りのシーンを聞かれて「3人で宮子の部屋で川の字で寝るシーンが思い出深い。明らかにおかしな状況でもあるし、この3人の不思議な関係性が見えるシーンでもあると思う」と見どころを紹介。宮子(馬場)の友達でススメに近づく女性・蓉子役の河合は「真夏のアスファルトの上に馬場さんが寝転がっている場面。暑い状況なのに馬場さんは撮影時も表情を変えず、ひょうひょうとしていた」と振り返ると、当の馬場は「その日の気温は38度くらいあって。日焼けが怖くて撮影後に高濃度ビタミンCの点滴を打ちました(笑)」と舞台裏を明かしていた。

最近“狂気を感じたこと”

本作の「この恋は、純愛か?それとも狂気か?」というキャッチコピーにちなんで、最近“狂気を感じたこと”を発表。
井口は「サウナに行って帰ってみたら、パンツを2枚重ねで履いていた。2枚とも黒地のパンツで、自分のパンツなのか他人のパンツなのかわからず。狂気を感じました。できれば自分のパンツが下であってほしいと思った」と奇妙な実体験を告白。これに女性陣は仰天で、馬場は「朝からパンツを2枚履いていたからとかではなく?」と怪訝な表情。河合は「今でも2枚とも家にあるんですか?」と興味津々。当の井口は「その2枚のパンツは今でも家にあります。洗えば履けるかなと思って…」とまさかの返答で、女性陣を再び仰天させていた。馬場は「東京の花粉に狂気を感じた。スギ花粉が怖い」と季節柄の症状に苦しめられている模様。一方の河合は「父親が自分で自分のLINEスタンプを作っていたこと。しかも第2弾」と苦笑い。そのスタンプには『ロックに行こうぜ!』などと文字も添えられているそうで、それを聞いた井口は「怖いね…」と微笑んでいた。

「〇〇じゃない!」

また、ススメは自分自身を理解してもらいたいという思いを軸に物語が展開するが、映画のタイトルに掛けて自分の実は理解されていない部分を「〇〇じゃない!」とフリップに書いて発表。

河合は【しっかり者じゃない!】
「ひとりぼっちじゃない」初日舞台挨拶
馬場は【ふわふわじゃない!】
「ひとりぼっちじゃない」初日舞台挨拶
井口は【二重じゃない!】
「ひとりぼっちじゃない」初日舞台挨拶
井口は「僕のことを二重と思っている人がもしかしたらいるかもしれないので、ここで訂正したい」とその理由を口にするも、観客に挙手を求めると井口の二重説を信じていたのは2人しかおらず、河合から「2人しかいない…。このお2人を裏切ったということですね」と冷静に言われてしまい、会場からは笑いが巻き起こった。
伊藤ちひろ監督【本当の特別だったんじゃない?】
「ひとりぼっちじゃない」初日舞台挨拶

最後に

伊藤監督は「緊張感のある不思議な映画だと思いますが、何度も観ていただき、ほかの人はどう思ったのか話し合ってもらえたら嬉しい」とロングランを祈願。主演の井口は「他者とのコミュニケーションは、自分の世界でしか他人を決めつけることが出来ないもの。それがこの映画の見方にも共通している。わからなくても仕方がないとも思うし、でも何度か観てもらって理解しようとするのがコミュニケーションだと思うので、是非とも前のめりに向き合って観てもらえたら嬉しいです」と呼び掛け、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。SNSでは「登場人物が皆愛おしい」、「ある種 ホラー」、「ススメのぐるぐるした感情や愚かな所って分かるし誰かと考察したくなる。もう一回見たくなる映画」と各所から絶賛の声が上がっている映画『ひとりぼっちじゃない』に、是非ご注意ください!

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『ひとりぼっちじゃない』

絶賛上映中

作品公式サイト:
http://hitoribocchijanai.com

公式サイト:
https://hitoribocchijanai.com

作品Twitter:
@hitori_movie

作品Instagram:
@susume_movie

人とうまくコミュニケーションのとれない、歯科医師のススメが恋をしたのは、マッサージ店で働く宮子。しかしながら宮子は、部屋に鍵をかけず、突如連絡が取れなくなったりする、つかみどころがない女性だった。それでも、彼女と抱き合っていると、ススメは自分を縛っている自意識から解放される気がしていた。自分でも理解できない自分を宮子は理解してくれている、ススメはそれがうれしかった。
けれど、謎の多い宮子を前に、自分は彼女のことを理解できていない、と思い悩むススメ。
ある日、宮子の友達である蓉子が、ススメに宮子の身に起きた驚きの事実を告げる。
「ひとりぼっちじゃない」

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井口 理(King Gnu)
馬場ふみか 河合優実
相島一之 高良健吾 浅香航大 長塚健斗(WONK)
じろう(シソンヌ) 盛 隆二 森下 創
千葉雅子 峯村リエ

監督・脚本:伊藤ちひろ
エグゼクティブプロデューサー:古賀俊輔 倉田奏補 吉村和文 吉永弥生
企画・プロデュース:行定 勲  原作:伊藤ちひろ「ひとりぼっちじゃない」(KADOKAWA刊)

プロデューサー:金吉唯彦 吉澤貴洋 新野安行  宣伝プロデューサー:平下敦子
撮影:大内 泰  照明:神野宏腎  録音:日下部雅也  音響効果:岡瀬晶彦(JSA)
美術:福島奈央花  装飾:遠藤善人  スタイリスト:高橋さやか  ヘアメイクデザイン:倉田明美 
ヘアメイク:吉田冬樹 編集:脇本一美  VFXスーパーバイザー:進 威志  音楽:手島 領(am8) 
劇中映像:嶌村吉祥丸 スクリプター:押田智子
助監督:木ノ本 豪  制作担当:大川哲史

製作:「ひとりぼっちじゃない」製作委員会(ザフール セカンドサイト ダイバーシティメディア ミシェルエンターテイメント)  
制作プロダクション:ザフール
企画協力:KADOKAWA
宣伝:満塁 配給:パルコ
©2023「ひとりぼっちじゃない」製作委員会

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